琴後渚
小説などの文章を書くに当たって必要になるものだと思います。
私はそれがないのです。
自分が思っていること、考えていることを表現してくれるのに適切な言葉がないのです。
語彙を増やすためにはどうすればいいのでしょうか??
良い方法を知っている方、ぜひ教えてください。
お願いします。
もやし
他人の小説を読む方法があります。小説じゃなくても雑誌や専門書でもなんでもいいです。
語彙があった方が断然表現は有利です。 私も増やさないと……。
表現の方法にお困りのようなので、もうちょっと突っ込んだアドバイスをします。
一応、他の人もこれを読むものとして……
基本は小説なのだから、小説ですね。
次に表現したいものに、近いものが表現された書物を読む。そこに自分の考えを表現するヒントがあります。
純文学やミステリー、ファンタジーといった同ジャンルのもの。
心理的なトラウマなどの話なら、同じ題材の小説だとか、そのジャンルの医学書など。
生と死など哲学的なものも、学術書を読んでおかれると、表現が多様になります。
実際に学者が言い争いをしている問題も多く、
自分の考えを表現するのにエピソードとして置換すると裏付けのあるやり取りに……。
語彙も増えますね。
ただ、小説は一般の人が読むものなので、説明くさい癖には気をつけないと。
難しい言葉も選ばなければいけないです。
まあ、これは理想ですが、
それを除いていうなら、語彙には気にせず書くことです。
書きながら、他人の作品や新聞などを読む。これだけでも、普通に読むよりは、語彙などを意識しやすいと。
近所一 一
こちらは、お薦めの手法があります。
まず、シャーペンとメモ用紙を必ず携帯するようにしてください。
商業誌の小説【軍事絡みがお薦め】を読み、知らない単語は元より、使ったことがない単語も全てメモ用紙にピックアップします。ある程度溜まったら、ピックアップした単語をパソコン場で全て書き、今度は意味も調べます。
これを繰り返して、たまに読んだりすれば語彙も増えます。検索機能を使えば、ピックアップした類語の検索も出来ます。
電気辞書【広辞苑】と類語辞典があると、更に便利です。
黒猫
よく知っている語彙だけで自分にわかる言葉で書く、というのもひとつの解決法だと思います。自分の知らない言葉というのは、読者にもわからない言葉である可能性も、ありえるでしょうから。
自分の知っている言葉で自分の描こうとしている物事を書くことができないことのほうが、問題としては大きいのではないでしょうか。語彙を増やせば解決するというのとは、どうも違う気がしています。
日常絶対に耳にすることのなさそうな、知名度の低い言葉で表記された場面が、理解できなくて首をひねることがあります。読者としての私の語彙が不足しているということなのでしょうか(^^;?
「ありがとう」と書く代わりに「サンキュー」や「かたじけない」といった表記を使い分けたところで、意味するところに違いが出るはずもないんです。
(そのキャラクターの口癖です、とかそういうのはまた問題としては別で)
あと、別件として。
専門用語を必要とするジャンル、軍事用語やコンピュータ用語、あるいは医療用語や農作業用語などは、下調べをして嘘の用語を嘘のまま使わないよう気をつけることは、必要になると思います。
日ごろから特に興味を持っていない専門用語ならば、完璧に正しく表現することは相当に難しいことでしょうけど、間違いのないように気にしながら書くか、開き直ってな~んも気にしないかを比較すれば、前者のほうが間違いが少なくなることは確かだと思います。
琴後渚
皆さんいろいろと教えてくださってありがとうございます。
本当に勉強になります。
黒猫さま
>自分の知っている言葉で自分の描こうとしている物事を書くことができないことのほうが、問題としては大きいのではないでしょうか。
実は、私はまさにこのとおりなのです。
語彙がないから書けないのかなぁって思ってましたが……。
なるほど。まさに、目から鱗です。
氷雨
語彙は、私も自分自身、少ないかな、と思って居ます。
只、これは意味が解れば良いと云う問題ではないから又難しいです。
つまり、英語で単語だけを知っていたとして、貴方は自分の云いたい事を表現出来ますか? と云う事です。
知識としての語彙と、道具としての語彙、どちらも重要だと思います。
知識としての語彙なら、覚えるしかないでしょうが、道具としての語彙なら、まず使ってみる事が重要だと思います。
何気無く使っている言葉でも、意味を云えといわれると、説明できないものって沢山あるとおもいます。
でも、其れに意味がちゃんと解って使って居るならば、更に的確な表現が可能になる場合ってありますよね。
と、同じ悩みを持つ者として偉そうに云ってみました。
お互い、頑張ってゆきたいものです。
桔梗
読書しかないですね、語彙は。
そうだ。面白い辞書として、「類語辞典」をご紹介します。
たとえば「特異」の欄に次の語句が並んでいます。
変、奇妙、妙、珍妙、珍奇、風変わり、型破り、異体、別様、新奇、目新しい、奇抜、突飛……エトセトラ。
この辞典には、語句の類語が載っているのです。
こういうのを利用するのも一手かもしれませんね。
macはパーソナルじゃないのかよ
僕もそのくち。
テレビをみながら類語辞典、御飯を食べながら類語辞典。
中途半端な時間には雑誌がわりに読んでますw
苦悩
わたしも語彙が少なくて悩んでいます。
もっと読書しておけばよかったなぁ
理系なもので、読書には縁があまりなかったのです。
類語辞典のほかにおすすめの小説はありますか?
Oak Joe
やっぱリ広辞苑でしょう。猿蟹合戦って項までであって、中々笑える。
それから、同朋舎出版から出ている「英和ビジュアルディクショナリー分解博物館」と言うのを私は愛用しています。
前者は三島由紀夫、大江健三郎、高橋留美子推奨だけあって読み物としても秀逸。後者はあくまで私が楽しんでおると同時に、ネタに詰まったとき色々とイメージを膨らませられる本として。
いつもこの二冊は手元に置いてます。参考までに。