スレッド一覧 > 記事閲覧
本日の気付き(創作関連) 6枚目
2025/04/06 00:48
そうげん   <sougen0202@gmail.com>
https://x.com/sougen2022

スレッド1枚目 https://sakka.org/opinion/thread/index.cgi?mode=past&no=1664
スレッド2枚目 https://sakka.org/opinion/thread/index.cgi?mode=past&no=1753
スレッド3枚目 https://sakka.org/opinion/thread/index.cgi?mode=past&no=1814
スレッド4枚目 https://sakka.org/opinion/thread/index.cgi?mode=past&no=1834
スレッド5枚目 https://sakka.org/opinion/thread/index.cgi?mode=past&no=1862

スレッドも6枚目になりました。わたし自身、創作に関連すること、他ジャンルのコンテンツに関することを中心に採りあげています。余計なおしゃべりの場を提供するつもりはありません。雑談を希望される方はしかるべきSNSに場所を移すべきで、それこそ5ch(旧2ch)にでも行けばいいでしょう。創作に打ち込むと脳内が過熱しすぎて、その余波で書き手は往々にして常識から外れてしまいます。よりよく生きるためには、ときに我が身を振り返ることが必要ですよ。
maintenance
Page: [1]

菖蒲
 2025/04/06 00:51

本日の気付き(創作関連) 6枚目
◯ぷりもさんへ

私のXを見たんですね、公開情報なのでかまいません。ただ、この場でプライベートの話をするのは嫌だったので。

私は絵師ではありませんよ。造形やシュルレアリスムなどを描いていました。イラストは始めたばかりの遊びです。

それと、すみませんが、ここで雑談する気はありません。まして、そうげんを侮辱するような発言をした方々は嫌いなので、これで終わりたいと思います。夜分遅くに失礼しました。

◯金木犀さんへ

お心遣いありがとうございます。大丈夫ですよ、わりと鋼の精神なので♪

maintenance
そうげん
 2025/04/06 00:51

本日の気付き(創作関連) 6枚目
前スレッドに書いた書き込みを再掲しておきます――。

凪さんおはようございます。ラヴクラフトについての返信、ありがとうございます。

わたしがいま読んでいるのは、ご指摘の通り新潮文庫の新訳版です。
その一冊目『インスマスの影』を読んでいる途中で、あと凪さんが提示されました『狂気の山脈にて』と、『アウトサイダー』も買ってあります。ほかに創元推理文庫から出ている『ラヴクラフト全集』(1〜7)も購入済みです。ただし創元推理文庫版は「インスマウスの影」と「闇に囁くもの」のみ読んで積読してあったのです。新潮文庫版は半年前くらいに購入してあったのを時間のある時にちょっとずつ読んできておりました。
『狂気の山脈にて』の新潮文庫版を見てみました。一文目の「〜理由を教えないと、」という〈〜と〉で受けている部分がまずいなと感じました。創元推理文庫の『ラブクラフト全集(4)』に収録されてある訳文ではもうすこしうまく書かれてあります。青空文庫のものは書かれ方が硬質で、文章がかなり締まってますね。読みながら解きほぐして頭の中に展開してはじめてイメージできる印象でした。
とりあえず、新潮文庫版をゆっくり読みながら、時間があればまた創元推理文庫版を見てみようと思ってます。
青空文庫に旧版の訳文があるのを初めて知りました。有益な情報をくださり、ありがとうございました。

 2025/04/06 20:45

本日の気付き(創作関連) 6枚目
そうげんさん、わざわざこちらにもありがとうございます。
前ページで確認しておりました(笑)

仰る通りThe Creative CATさんの翻訳は、言い回しが独特でまさに、
>読みながら解きほぐして頭の中に展開してはじめてイメージできる印象でした。
なのですよ。読み解くのが難しい。しかし、そこが良い!
私のラヴクラフトとの出会いは中学生の頃でした。「アウトサイダー」を読んで心が踊りましたっけね。あの頃は、叙述トリックの古典ともいえるアンブローズ・ビアスの「アウルクリーク橋の一事件(出来事)」なんかにもはまっていました。
私の文体は、その頃の影響が強いのかもしれません。

では、
クトゥルフ神話をご堪能下さいませ。
失礼しました。

maintenance
そうげん
 2025/04/15 19:18

本日の気付き(創作関連) 6枚目
 昨日の勤務の休憩時間は、『新潮』掲載の村上春樹さんの短編を読んでいた。「武蔵境のありくい」(130枚)。

 村上さんの作品を読むのはそれこそ、『街とその不確かな壁』以来か。
 今回読んでいて思ったのは、夏帆が巻き込まれた一連の出来事は、リアルでいう所の闇バイトではないかということだった。また、アリクイがジャガーを殺すように差し向けたのは、はじめから夏帆を利用しようと考えての上の行動だったのではないかと。夏帆の過去において、モーターサイクルの男は、いったい何をしたのか。夏帆は、暴力を受けていたのか。だからこそ、夏帆は、日常に潜む暴力に対して自分の身を守ろうと身構えもするし、自分自身が他者に加害しようとすることに対し、必要以上に身構えもする。しかしそれでもアリクイの後押しもあって、状況が差し迫ったならば他責思考のままに他者の胸に包丁を突き刺すこともできてしまう。
 また夏帆は絵本作家であり、自身でも創作をしている。今回のアリクイの夫婦にしても、ジャガーにしても、夏帆の頭の中に思い描いた想像の産物であった可能性も捨てきれない。自分が本当はこうしたいという衝動を、何か後付け、理由付けするために作られたキャラクター群だったと見ることもできるのではないかと。
 また、敵対する国からの圧力を撥ね退けるために、米国の軍事力を頼みにずるく立ち回る日本の姿が戯画化されているという風に見ることもできるなと感じられた。
 今回ざっと一読しただけだったけれど、面白かった。

そうげん
 2025/05/16 21:02

本日の気付き(創作関連) 6枚目
 勤務の休憩時間は、ローダンの新刊(736巻)『古代種族の博物館』(ハヤカワ文庫SF)を読む。この時間のうちに読み終える。〈電光〉と化すアマレーナは、本当に滅びたのか。それともまだ生き残っているのか。アマレーナの変質を知ったカンタロたちは、その後、クロノパルス壁を解除することはなかった。カンタロたちが依然として銀河系の治安警察のような立ち回りをしているのはなぜなのか。物語のカギを解くためのマスターピースはまだすべてが明らかになったわけではない。ローダンたちがいう〈モノス〉は本当に存在するのか。しかし今回の前後編でこれまで謎だった部分がかなり読者の前に提示された。これまでわからないことが多すぎたためか、読後感は、かなりすっきりする。次の巻も待ち遠しい。

そうげん
 2025/05/26 07:16

本日の気付き(創作関連) 6枚目
冨永み〜なさんの朗読「雛の顔」の第1回配信を、らじるらじるの聞き逃し配信で視聴した。戦後文学のくくりになるのだろう。これからどんな風に話が展開していくのか、興味津々である。菖蒲も気にしていたけれど、外出して、乳飲み子のことを忘れて一人で帰宅する母親のうっかりは、ちょっとありえないくらいぶっ飛んでる表現だった。またつづきも聴いていこう。

そうげん
 2025/05/26 18:13

本日の気付き(創作関連) 6枚目
ローダン旧版(97巻)『ひそやかな侵略』



 ホンドロの独裁体制が敷かれているテラの植民星プロフォスでは、太陽系帝国の覇権を狙っていた。以前の巻では、ホンドロに致死性の薬物を注射されたローダンたちは、なんとか星系から逃げ出すことができた。その後、細胞活性装置の助けも借りて毒を中和し、いくつかの星を転々としたのち、なんとか地球に帰還することに成功する。この巻はそれから後の話。武力でプロフォスを弾圧すれば少なからぬ植民星が同じく独立を目して蜂起することだろう。ゆえに、現ホンドロ政権の転覆には、現地の反乱分子に呼びかけ、あくまでテラサイドは助力のみに甘んずるべきだとの判断に落ち着く。

そうげん
 2025/05/30 19:09

本日の気付き(創作関連) 6枚目
 銀河商人スプリンガーに化けたテラナーは、プロフォス人の疑いの目を掻い潜り、第六惑星に潜入することに成功した。一部は騒乱の中で銃撃を受け死亡したとプロフォスサイドに信じ込ませる。死んだはずの三人は、かつてプロフォスに潜入していたテラ側のスパイが用意した秘密の施設に潜りこみ、そこで装備を新調する。
 秘密警察のトップを呼び寄せ、ホンドロが圧政を敷くために利用している毒物の中和剤を有することをかれに説明する。みなの命を盾に取るホンドロの統治手法は、おのずと、かれへの不満を統治機構の上層部に植えつけていた。要職にある人物四人の協力を取り付け、それを手掛かりにプロフォスサイドに反乱の芽を増やしてゆく。
 いまは地下活動に専念する時期。これがいつ蜂起されるのか。楽しみに待ちたい。

そうげん
 2025/05/31 07:53

本日の気付き(創作関連) 6枚目
『鹿鼎記2』読み終わる。宮廷の牢に囚われていた沐王府の三人を救い出し、主人公は彼らに恩を売ることに成功する。手負いだった方怡を匿っている主人公は、彼女に自分の妻になれと半ば軽口をたたいていたけれど、囚われ人であった彼女の思い人を助ける折に、寛大なところを見せてやった。もう妻になれとは言わない、二人ともいずれちゃんとまた会わせてやるから、そのときには感謝してくれよと、ただそれだけでいいよということを主人公は態度に表す。(偽の)宦官として宮中に仕える表の顔と、天地会青木堂の香主としての裏の顔とを巧みに使い分け、表は皇上のおぼえめでたく、裏では江湖の英雄好漢たちに肩を並べて語り合えるような間柄。これがまだ十代の初めという年若なのだから恐れ入る。第三巻ではどんなことをしでかすのか。楽しみにしていよう。

そうげん
 2025/07/02 20:16

本日の気付き(創作関連) 6枚目
〈ムツカシイ事が言へなければ言はなくてもよい。だが、それだからといつて、通俗なものしか書けぬ理屈は何処にもない。通俗なものしか書けぬ男に、ムツカシイ事が言へぬも言ひたくもないもあつたものではない。どう考へても通俗なものしか書けぬ男は、ムツカシイ事を言ふ修行でも、先づ始めたがよかろう。それ以上の高等な人間修業(例えば小説の修行の如き)は、それから先きの話である。〉(「アシルと亀の子W」p.224 昭和5年(1930))

そうげん
 2025/07/03 14:40

本日の気付き(創作関連) 6枚目
〈我々は美を見る、醜を見る、と云う様な言い方を改めなければならない様に思う。我々は真実を見る、と言うべきだと思う。実在するものが美でもなく醜でもない、唯真実のみだ。若し我々が確実にその真を掴んだとすれば、そこには美だとか醜だとか言う比較的なものを超えた、より以上の存在を感じなければならない筈だ。/或は夫れをこそ真の意味の美と言うべきであるかもしれない〉(速水御舟「私の行く道」)

〈若し散文的精神といふものが、言語上の観念美は勿論の事、世のあらゆる造型美に誑かされない精神を指すとすれば、正宗氏の精神は正しく生れ乍らの散文精神である。氏は深刻な雑文家である。ドストエフスキイとかバルザックとかの、普通の小説概念では律し切れない茫漠たる小説には、この深刻な雑文精神が見られる。正宗氏は恐らく生れ乍らの最も散文的な小説家だ。〉(小林秀雄「文学は絵空ごとか」昭和5年)

〈正宗氏は、人生を信用していない様に小説といふものを信用してゐない。人生への懐疑が小説といふ形式で完了すると信じてゐない。自信ある作も苦心の作も自分にはない、と氏は言ふであらう。扨て、文学は絵空ごとといふ氏の感慨に、私の課さうとする意味は自ら明瞭であらう。この懐疑派がいつの間にか文学を唯一の事業としなければならなかつた運命に関して洩された実感だ。〉(小林秀雄「文学は絵空ごとか」昭和5年)

菖蒲
 2025/07/05 09:57

本日の気付き(創作関連) 6枚目
速水御舟も小林秀雄も面白いね!
速水御舟、今度貸してね〜

maintenance
そうげん
 2025/07/08 16:34

本日の気付き(創作関連) 6枚目
速水御舟の随筆を読めば、絵画も、文学も、芸術という点でつながっているんだなって感じられますね。自分の中にあるものをどのように表現するのか。売れるためとか、観衆に受け取られやすくというよりも、自分の中に何があるかを見つめることからなのかな。なぜ自分は創作をするのか。随筆を読むにつけ、速水御舟は求道の人だったんだなと感じました。菖蒲もまた読んだら感想を聞かせてね。

小林秀雄は、執筆者なら押さえておく方がよい批評家だと思ってます。二十代半ばから読みだして、もう二十年以上経っているけれど、いまなお再読して面白い。発見の多い文章群だと思ってます。

菖蒲
 2025/07/08 16:45

本日の気付き(創作関連) 6枚目
貸してくれる、のかな?

いくつか教えてくれた話だけでも、すごく面白かったから、読むのが楽しみです♪
なにごともそうだけど“なぜ自分はそうするのか・したいと思うのか”をちゃんと考えるのは大事だと思います。

小林秀雄も、じっくり読んでみたいですね。
たぶん色々思うこともあり、笑ってしまうような気もしますが(笑)

maintenance

Page: [1]

題名 スレッドをトップへソート
名前
E-Mail
URL
パスワード (記事メンテナンス用)
コメント

   クッキー保存
!※エラー対策として、送信の前にメッセージのコピーを取って下さい。

作家でごはん!