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執筆と推敲
2021/05/20 13:09
こばち

書き始めの頃に当サイトのお世話になったユーザーです。
サイト名を目指す本気の相手と話してみたいと考えスレッドを立てました。
どうぞよろしくお願いします。
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こばち
 2021/05/21 14:26

執筆と推敲
四月はきみの嘘さん
文字媒体は相手の表情も見えないし声も聞こえないので、活字の裏にある(ないかもしれない)感情に過剰反応してしまうことがあると思います。書き手は感覚が研ぎ澄まされているからこそ、お互いが一字一句に心を砕くことが大切ではないでしょうか。
一次選考・二次選考でふるい落とされない、堅実な筆力 は確かに必要です。ただ、誰でも最初からそれを持っているわけじゃないので、どうしたらそれを得られるかという話が役立つように思います。
できる人にはわからないかもしれないけれど、私自身はダメダメで、むしろどうしたらその筆力が身につくかを聞きたい。そういう話をしたいです。
公のサイトですから価値観の違う人がいるのは当たり前です。感想ひとつとっても、角度や視点が違えば相手には響かない。褒めて欲しくて出す人も、弱点を客観的に知りたい人もいるわけですから、受け手が取捨選択するか、感想者が自分で自分を納得させるか、互いに別の考え方を学ばせてもらったと考えて作品に活かすか。それも含めて鍛錬ではないでしょうか。
ベタベタとした質感の、癖がありまくる文章 というのは、改善の余地があるとも取れるし、作品の内容によっては色を持つよい文章とも取れます。ただし、ベタベタして癖があるのに個性が見えないというのは相反していると私には思えます。文章は奥が深いです。

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四月は君の嘘。
 2021/05/21 14:34

5150の文体は、
.

見るものをして「村上春樹」を連想させてしまう……

「べたべたと手垢ついて、スカした調子が鼻についてしまう、文体であり書きよう」

だと、個人的には強く思ったし、

本人の作品欄にもそう明記したんです。



純文学公募は、【村上春樹臭がするもんだらけ!!】な世界なんで、

村上春樹を連想させる「=没個性!」ってことになる。



こばちさんは、「杓子定規」な感じする。

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四月は君の嘘。
 2021/05/21 14:55

「一字一句に心砕く」ってー
.
【細かい方】ばかりに目を向け・とらわれるあまり、

「視野狭窄になってる」感じする。


ここのサイトの、「一次選考通れなくなっていた人たち」って、
みんなそうだったから。


「細かいこと」をおろそかにしてはならない。
でもそれは、
「それ以前の大きなこと:大前提がしっかりしている場合」のハナシだと思う。

大きな部分が見るからに欠陥建築・強度不足だのに、
内装〜インテリアに凝っても、本末転倒。
「中身は豪華な 欠陥建築」になるだけ。



建物の立地、建ぺい率、基礎工事、建築基準法……
そのへんを 第三者の目でチェックしてもらうのが「一次選考」じゃないかな。

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5150
 2021/05/21 15:28

執筆と推敲
>他者の視点で作品の評価を得ることはとても重要。小説は読まれてなんぼなのだから。
感想をもらって改善点を見出し自己鍛錬するという意味で、このサイトはとてもありがたいところです。あなたが本気でやっていることは感想欄のやりとりなどを見ていて感じていました。

同意します。加えていうなら、誰かに読んでもらって改善点を認識してから、その後にどうするかがとても大事だと思っているのでが、見ているとみんなそこで終わっているような人が多い気がします。感想一つにとっても、真剣に読んで真剣に感想を書いた方が、感想を書く側も面白くなってくると、5150は思っているので。特にこのサイトは作者さんの声が直接聞ける場所なので。感想ごときに真剣になるなんて馬鹿らしいと思う人もいるだろうし、そんな質のある作品はここにはないので無駄と思う人もいるかもしれませんが、でも、まああんまり外野の声を5150は耳を傾けないタイプなので。人それぞれでいいのでは。

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5150
 2021/05/21 15:41

執筆と推敲
>書き手のメンタルは執筆に大きく影響するから。

「将来は絶対作家になってやる」「これに俺の人生を賭ける」とか、
「どうせ公募出しても通過しない」「本気で書いてないから」とかどちらも、そういうのって全部書くときに影響でるような気がするんですよね。自分を奮い立たせるためには、作家になってやるという気持ちを持つことは短期的にはいいと思うですが、5150はできるだけメンタルをニュートラルに、何にも考えないように保つことにしています。その方がいいものが書けるような気がするので。あくまで、個人的な考え方にすぎず、他人を否定するものではありません。

一番は、目の前のことを真剣にやることで、雑念は消えるような気がするので。何やってんだろバカだなというのは、後でいくらでも考えることにしています笑。

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四月は君の嘘。
 2021/05/21 16:22

↓ スルーしとくから、
.




見ればイラっとくる・・気がするし、


もともと【こばちさんと、5150のルーム】なので、



ワタシへの悪口&嫌味を必ず添加〜【じゃなしに】

二人で平常運転 してクレヨン。



ワタシ【そもそも無関係】なんで。

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こばち
 2021/05/21 16:59

執筆と推敲
杓子定規ですか。笑  言葉だけだとそう見えるのかもしれないですね。
悪口を言うつもりはありません。そもそも作品は人格とは切り離すべきものという考えですし、悪口や嫌味には生産性がなく文字を打つ時間が勿体ないです。ご安心を

メンタルをニュートラルに保つ という意見に賛成です。
難しいですけどね。限られた時間をやりくりしながら創作活動をしようというのだから。
少し話を戻しますが
>作家って、一人でなんでもやれる力のある人、もしくは一人でないと何もできない人がなれるものかな、なんて前から漠然と思っていたもので。
これは違うと思いますよ。
商業なので他者と関わるスキルが必要ではないでしょうか。書いた作品がそのまま商品になるわけじゃないから、どういう人たちとどういう本を作るのか、そこで作家が担う部分と他者が担う部分のすりあわせが必要になってくる。
逆に言えば一人でなんでもやれなくていいし、一人でないと何もできない人も作家には向いていないと思います。普通の仕事同様、やるべきことをきちんとできて、逆に、できないことはできないとはっきり言えて打ち合わせができ、信用を得られる人が向いていると思います。あとはその作家さんらしさですよね。その人が書かないと読めない作品を書けること。
ジャンルの話が出ていましたが、あまり対策を練りすぎるのも逆効果だと思います。自分が読みたいもの、自分が面白いと思うもの、こういう話を読みたかったけど誰も書かないから自分が書いた。というようなものがよいのではと思います。あとは一作で終わらないことですよね。受賞後数ヶ月で受賞作以上のものが書けること。そう考えると、公募でダメだった場合もネタのストックができたと前向きになれそうです。負け惜しみとも言えるけど



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たまゆら
 2021/05/21 18:11

執筆と推敲
四月さん、正直に生きようよ。
今、四月さんに必要なのはごはんじゃないですよ。
こばちさんだと思う。

自分は四月さんをリスペクトしています。創作姿勢においてだけですけど。でもここで、自分のつくった罠の中に囚われ続けています。
中傷を気にしすぎなんです。
捨てましょう、そんな気持ち。
ついでにプライドも。

ここでお局さんになるよりプロ作家になってください。
あなたがここのスレッドに書き込んだのも縁かもしれません。
プライドをすてた勇気、きっとあなたは変わる。
捨てられる?

こばちさん、割り込み申し訳ありません。




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真弓 剛太郎
 2021/05/22 00:28

執筆と推敲
横入り、すまぬ。

5150さんが公募にチャレンジしてると聞いて嬉しく思っている。以前はそんな感じじゃなかったように思えていたからだ。
書いて応募するのは、ただ書くだけよりはずっと面白いし、自分の中身を深く覗ける。
良し悪しの塩梅も掴めるに違いない。
本気度にギアがあるとすれば、それがひとつ上がった感じになるはずだ。

もちろんメンタルを平衡に保つとしても、それとは無関係にギアは上がる。
そのことを喜んでいると言って良い。
どうかご健筆あれ。

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5150
 2021/05/22 06:24

執筆と推敲

こばちさんへ

>でも今は、続けることが、もう才能だと思うようになりました。

100パーセント同意します。

>覚悟が決まっていないだけかも。

覚悟って、必要ですよね。プラス少しの勇気があれば、なおよい。たいてい公募出している方たちは皆さん仕事していて、その合間に書いているでしょうから。仕事のストレスもあるだろうし、やる気も出ない日があるし、趣味にも時間が欲しい、家族がいるかもしれない。これら全部がすべて書かない言い訳になるし、時間は有限ですもん。そんな中でやるしかないんで、覚悟を決める。何かのせいにしない、ってことなんでしょうね。

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5150
 2021/05/22 06:37

執筆と推敲
>商業なので他者と関わるスキルが必要ではないでしょうか。書いた作品がそのまま商品になるわけじゃないから、どういう人たちとどういう本を作るのか、そこで作家が担う部分と他者が担う部分のすりあわせが必要になってくる。
逆に言えば一人でなんでもやれなくていいし、一人でないと何もできない人も作家には向いていないと思います。普通の仕事同様、やるべきことをきちんとできて、逆に、できないことはできないとはっきり言えて打ち合わせができ、信用を得られる人が向いていると思います。

2019年でしたか、小説ではないですが商業出版の企画を書いたら、それが通りそうになって、担当の方と有意義なやりとりをさせてもらったことがありました。そのときに、ああ、本ってのは、書き終わってからも、いろんな人が関わるんだなあ、と実感できました。一人で書いて終わりじゃないんだなあ、と。

こばちさんと5150では、書く作品のレベルが違うはずです。出版を検討できるレベルにすらない場合、ともかく一人で作品と向き合える力が最低限必要かな、と思ったりしています。当たり前ですけど。こばちさんの言うのは、人様に読んでもらえるようなレベルになってからの話なのではないでしょうか。

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5150
 2021/05/22 06:49

執筆と推敲
>ジャンルの話が出ていましたが、あまり対策を練りすぎるのも逆効果だと思います。自分が読みたいもの、自分が面白いと思うもの、こういう話を読みたかったけど誰も書かないから自分が書いた。というようなものがよいのではと思います。

対策を練るほど、器用ではないんですけどね。言いたかったことは、大雑把にいうと、エンタメ系と純文学系とあって、純文学を書いたつもりでエンタメみたいな書き方になったり、エンタメなのに純文学風になったりする気がして、応募先にむちゃくちゃ迷うんです。そういうののヒントが欲しくて、それがごはんに投稿していた理由の一つでもありました。

>あとは一作で終わらないことですよね。受賞後数ヶ月で受賞作以上のものが書けること。そう考えると、公募でダメだった場合もネタのストックができたと前向きになれそうです。負け惜しみとも言えるけど

一作で終わらないって、ほんとに大事なことに思えますね。二年目のジンクスじゃないですけど。バンバン活躍されているプロの作家さんって、大体二つ目か三つ目で、他の賞も獲得していますもんね。そういう人は長く続く傾向があるのではないか、と。5150が最近思っているのは、ネタのストックも大事ですが、駄作をリライトしていいものにできる力を蓄えるのもけっこう侮れないな、と感じているところです。

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5150
 2021/05/22 07:03

執筆と推敲
四月さんへ

>5150の文体は、
見るものをして「村上春樹」を連想させてしまう……
「べたべたと手垢ついて、スカした調子が鼻についてしまう、文体であり書きよう」

自分の文体を持っていないというのは、密かなコンプレックスでした。

ちなみに日程さんは、ごはん投稿当初から感想を頂けた数少ないうちの一人でありました。かなり前のことになりますが、5150さんは毎回文体を変えて、誰かの真似をしているのですが、すごく器用ですね、みたいな返答を受け取りました。自分は内心ギクンときました。大丘さんやそうげんさんのような確固とした自分のスタイルを持っていなくて、羨ましく思っていたからです。

憶測ですが、投稿していた最後の三、四ヶ月くらいは、ずっと一人称を微妙に変えながらの作品を投稿していました。作風はやや純文学寄りです。例のイタリアが舞台の作品もその一つです。

四月さんがいう、5150の文体とは、あの作品のことだけを指しているように思えるのですが。春樹っぽい表現が確かにあるのは、百も承知でした。イタリアが舞台だったので、まあいいか、みたいに思ってました。それ以外では、他にも一つ二つくらいはあったかもしれませんが、思いつかないんですよね。気づかなかっただけかもしれません。他人が読めばさらに春樹っぽいのかもしれませんけどね。

さらにその前に数作ほど出した、エンタメ寄りのは、当然ながら春樹とはかけ離れた文体なはずでしたが、おそらく四月さんはどれもまったく見向きもされなかったはずだと記憶しています。当時、5150も四月さんのことはまったく知らなかったですし。出した作品数のわりに、四月さんにはほとんど読まれていないように思っていたので。

なので、5150の文体、っていうのは、ちょっと???な、感じなんですが。

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5150
 2021/05/22 07:19

執筆と推敲
真弓 剛太郎さま、お久しぶりです。コメント頂けて本当に嬉しいです。

>5150さんが公募にチャレンジしてると聞いて嬉しく思っている。以前はそんな感じじゃなかったように思えていたからだ。
書いて応募するのは、ただ書くだけよりはずっと面白いし、自分の中身を深く覗ける

5150は作品も本人も、飄々としているので、そう見えるのかもしれません。今書きかけている長編と、もう一つくらいは長編を今年中に書きたいと思ってます。なので、今年は5150としては、例年よりもかなり気合いが入っているかもしれません。本気出して全力でやっていると、楽しいですので。訪問ありがとうございました。

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こばち
 2021/05/22 09:24

執筆と推敲
たまゆらさん はじめまして。すてきなPNですね。
割り込みなどと言わないでください。
名前は出しませんが、5150さんに限らず、話してみたい方が何人かいたのでここへ来ました。長くはいられないので、声を聞かせてもらえてよかったです。
ホテルカリフォルニアを拝見しました。後ほど感想を入れさせてもらいます。そういうのが縁ですね。縁は、つながったその後が重要と思う。互いにそれを活かせるかどうかが。言葉を交わしたことがきっかけで、互いによいものを持ち帰れたらいいですね。では、のちほど

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こばち
 2021/05/22 13:43

執筆と推敲
真弓剛太郎さん ようこそ。コメントは嬉しいです。
あなたが5150さんを応援していたように、私も書く人たちを同士として応援しています。
同じ志を持った人がいてくれるのは幸せですよね。独りじゃないと思えるし
>書いて応募するのは、ただ書くだけよりはずっと面白いし、自分の中身を深く覗ける。
現実を知るという意味でも賛成です。作品は必ず読まれる。結果がどうであっても。
そういう意味では世の中を信じてもいいんじゃないかな^^

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こばち
 2021/05/22 14:12

執筆と推敲
5150さん 企画がピックアップされたなら自信を持っていいでしょう。
>出版を検討できるレベルにすらない場合〜
「出版を検討できるレベル」はプロでも難しいので論じませんが、書き始めたばかりでも、文章が上手くなくても関係ないと思います。みな時間と気力をやりくりしながら、書く、学ぶ。下手だからこそ努力する。自分は上手いと思ったら、それがその人の到達点です。
>〜純文学を書いたつもりでエンタメみたいな書き方になったり、エンタメなのに純文学風になったりする気がして、応募先にむちゃくちゃ迷うんです。
とてもよくわかります。長編を書いていると、書き始めと書き終わりで文体が違ってしまうことすらありました。最初の構想から大きく外れて収拾不能になったり、冗長で枚数ばかりのびていったり、そんなこんなをしているうちに力尽きたり……
大きな原因は力点の置き方を知らないこととプロットを作っていないか、作りが甘いこと。根幹部分ではなく飾り部分にのみ意識が行っていることだと思います。
たとえるなら、箱とリボンが立派で中身のないプレゼントで、手に持ったときに空っぽだと見抜かれる。でも、新聞紙に包んであっても中身がよければ喜ばれる。公募を突破するのはそういう作品だと思う。私自身が、最初は外見ばかりに気を取られていました。中身の作り方を知らなかったからです。純文の賞にエンタメを送ってもダメですが、多くの新人賞はジャンルを取り払って力作を求めているので、最初に力を注ぐのは自分らしく何を書くかだと思います。クリエイターには魂があるので、数を書けば文体は整って行きますが、文体を最初に悩むのは間違いです。届かせること、響かせること、そのためにどうするかを考えれば答えは案外単純です。それに気がつくのにずいぶん時間がかかったのが私ですけど。


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5150
 2021/05/22 15:16

執筆と推敲
>大きな原因は力点の置き方を知らないこととプロットを作っていないか、作りが甘いこと。

書く前に頭だけでプロットの詳細をあらかじめ作っておき、それに従うというやり方が苦手です。たとえ短編であっても、最初に書いたプロット通りに本文が書かれたことって、ほとんどないからです。むしろ書いているときに、ふと湧き上がってくるものに従う方が、うまくいくような気がしています。なので、ある程度の構想ができたら、たとえ見切り発進でも書き始めてしまいます。

今書いているのは、そういうわけで、一度八十枚くらい書いてから、もう一度最初から全部書き直して、書いています。一稿目だと書くことだけではなく、ストーリー進行にエネルギーを少し取られてしまいますので。面倒ですが、書き直すときは、単純に文章だけに集中できるので。

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5150
 2021/05/22 15:37

執筆と推敲
>多くの新人賞はジャンルを取り払って力作を求めているので、最初に力を注ぐのは自分らしく何を書くかだと思います。

一読者としても、ジャンルの垣根を取った作品には惹かれるので、書くときもそれが理想になりますね。でも、前に書いたように、力量がないのでコントロールできないんです。慣れない車を運転して、車に動かされるような。

>数を書けば文体は整って行きますが、文体を最初に悩むのは間違いです。

文体に悩んでいたのは、ここに来て他の方の作品に触れた当初だけです。その前も今も、基本的に文体って、出てくるものだと思って放置していたからです。それより、作品でのキャラや、空気感、語り口、それに合っていることが一番大事だとずっと思っていたので、作品によって文体が変わるのは、5150にとっては普通のことだとずっと思っていました。

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風呂糸
 2021/05/22 17:41

執筆と推敲
すみません。お邪魔させてくださいね。

こんな風に小説の話ができるのは素敵ですね。
公募受賞したい、とは言えても、作家志望です、とはなかなか言えないものです。
公募で最終に残れるようになればともかく、一次予選を通過したりしなかったりでは、おこがましくて言えるものではありません。
こちらのサイトでも公募に出しながら、「趣味で書いているだけでプロ志望じゃありません」という人を時々見かけますが、本当はおこがましくて言えないだけなんじゃないかと思ったりします。
でも一度、受賞してプロになりたい、と言ってしまうと、意外と覚悟が決まるものです。覚悟が決まると今まで以上に頑張ろうという気持ちにもなるし、実際に頑張れます。

>純文学を書いたつもりでエンタメみたいな書き方になったり、エンタメなのに純文学風になったりする気がして、応募先にむちゃくちゃ迷うんです。

同じ悩みを抱えている人がいると知ってちょっと嬉しいです^^;

>一度八十枚くらい書いてから、もう一度最初から全部書き直して、

同じだw しかも書き直した何十枚を、改稿を重ねるうちに全部削ってしまったり。
村田沙耶香さんは200枚書いたところで全没にして、頭から書き直したのだとか。プロでさえそうなんだと思えば、少しは慰められるというものです^^;

公募作を書いている人はいるけれど、公募裏話を聞く(する)機会はあまりありません。お話が聞けて(読めて)良かったです。

それでは、お邪魔しました。ありがとうございました。

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こばち
 2021/05/22 20:50

執筆と推敲
真弓剛太郎さんもたしかプロットが立てられないと仰っていた気がします。笑
私も初めはプロットの役割をよくわかっていなかったです。プロット、本編、推敲、改稿、また推敲……最低でこのくらいは手を入れると思うのですが、何十枚も書いてから書き直すのはしんどい。(やったことがあるからわかります)だからプロットが重要になる。プロットは設計図です。不得手でもトライすることをオススメします。ただ、
>むしろ書いているときに、ふと湧き上がってくるものに従う方が、うまくいく
これはその通りで、私もそうします。ただし根幹は変えません。5150さんもそうだと思いますが、根幹が変わると別の作品になってしまいますから。
また文体ですが、空気感を出そうとすると変わりますよね。ただし、どんなに変えても本来5150さんが持つ色というか癖というか、そういう部分は変わらないので、安心してあれこれ試すといいですよ。悩んだり迷子になってクチャグチャになることもありますが、やり続ければ戻るので大丈夫。色々試すといいと思う。私は怖くて書けなくなったことがありましたが、泣き泣き書いているうちに直りました。笑

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こばち
 2021/05/22 21:19

執筆と推敲
風呂糸さん こんばんは
創作の裏側を話し合う機会はたしかにないですね。身近に書き手仲間がいればいいけど。
私の場合、作家目指すぜ!と公に宣言したのは父の一周忌の席でした。小説好きな父だったのです。周囲の反応はうっすーーいものでしたがw想定内だったので傷付きませんでした。ムラムラと密かな闘志を燃やしただけです。おのれ見てろよと
>でも一度、受賞してプロになりたい、と言ってしまうと、意外と覚悟が決まるものです。
まさにこれですね。いい手だと思います。
私は私が書かなくても誰も困らないということが悔しかったんです。モチベーションはそれだけでしたが、悔しさは力になります。
5150さんと同じく、書くための時間はほとんどとれず、でも他の人たちも同じですから、色々と試して早朝の一時間だけを執筆にあてました。夜は疲れて頭が働かず、書き直しになってしまうのです。
こうしてやりとりさせてもらえることはありがたいです。表現することに魅入られた者同士ですから

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真弓 剛太郎
 2021/05/23 01:17

執筆と推敲
プロットは作らなかった。

それを作ればそれに縛られるような気がした。
それに作ってしまえば、同じことをなぞるだけに堕してしまい、面白みも興味も薄れて、続きを書くのがただの作業になりそうで怖かった。
そんな作業であれば何百枚も書く前に挫折するだろう。
写経を強いられるに近いと感じた。

そんなことでは文章にタマシイが入れ込めない、そう思っておった。

それに、そうしなくてもキャラは勝手に動いてくれた。
自分でも思わないところに行き、会話し、どうかしたら考えてもいない人物を連れてきた。
そして作者が思わない世界を創り上げてくれるのだった。

ただ、それで受賞を勝ち取ることはできなかった。辿り着いても一番にはなれなかった。
充分に面白い世界なのに。

それで、プロットを試してみた。
ついこの間のことだ。
自分の我を通すことはある種のプライドだったが、しかし、それが通用しないのであれば、他の方法を探ってみるしかない。
そう思った。
ただし、忸怩たる想いを抱えてのことだ。

しぶしぶ創ったプロットではあったが、不思議にも呪いのようにそれに縛られている風には感じなかった。
それと言うのも、話は途中からプロットを離れ、同じようにキャラが話を創り始めたからだ。
そう、プロットは無視され始めた。

プロットはわたしを縛ることができないではないか。
そう、自由に書き続けることが出来た。

それではあってもなくても同じかというと、そういうことはない。
地に埋められた杭による頸木に抗い、それを引き抜いて走り出したはずなのに、自分はそれが刺さっていた場所からそう遠くない場所に着地していたからだ。
なるほどな。
そう思った。
長いそうなので一旦切ることにする。

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真弓 剛太郎
 2021/05/23 01:29

執筆と推敲
続く

プロットは自由を妨げない。
それは大まかな指針で、常に北を差すコンパスでしかない。
活かすことはできるが、それは絶えず君に指図するこのではない。

旅に必要なモノではあるが、そこに縛られる必要はない。
苦手であるとか、好きではないというものでもない。

そこにあるだけ。
そういうものだと理解した。

こないだから使用し始めた初心者の話を鵜呑みには出来まいが、騙されてみるのも一興ではなかろうか。
少なくとも作るに労力は必要はない。


まあ、どちらにせよ選択は自らが決めればよいことだ。
ただし、こういった話が出来る場は少ない。
とても有意義に感じている。

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こばち
 2021/05/23 10:51

執筆と推敲
真弓さん。そうだったんですね。
従来のやり方出ない何かを試すとき、規制されそうでためらう気持ちはよくわかります。筋を作ることでそれに添って物語を動かさなきゃならないと考えれば窮屈になるし、思考の自由度を制限されそうな気がする。たしかにそうですね。真面目なのと、そこまでのやり方で成果が出ていたのもためらわせる要因だったのだと思います。
自分もどちらかというとマイルールで突き進みたい一面があり、逆に繊細な面もあり、このように書き手仲間と話すことや、互いのやり方を教え合うことに何の意味があるのかと思っていた時期もありました。考えが変わり始めたのはこのサイトで他者と交流するようになったのがきっかけでした。
それまでは保守的だったと思う。でも、すぐに気付かされました 守るべきものなんか何もないレベルにいたことに 笑

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こばち
 2021/05/23 11:12

執筆と推敲
自分は本業もクリエイターで、クリエイターは感性勝負の仕事ですが技術も必要です。そして技術部分は教えられるし学ぶこともできる。あるときこう考えました。
作家は文芸の職人だから、次の書き手がノウハウを継承することで先人たちを越えていく。そして作家はそれ(後続の者がより素晴らしい作品を書くこと)を望むのだと。
妬ましいとか、羨ましいとか、そんな小さなことじゃないんだな。「この作品を書いたのが自分でなくて悔しい」と思えるほどの作品に出会ったら、面白かった、すごかったと素直に言える人たちなんだと。^^ 前フリが長くなったけど、プロットはそういう技術のひとつです。道具と言えばいいのかな。使いこなせば効率が上がるツールです。
プロットは文章を駆使せずに本編を書き上げるくらいのつもりで作るのがいい。これを使いこなせたら受賞後必ず役に立ちます。新しい道具のつもりで使い方を試すといいです。作者は使い手、プロットは道具。だけど、私もまだ使いこなせているとは言えないのです。汗

maintenance
5150
 2021/05/23 13:30

執筆と推敲
風呂糸さん

>村田沙耶香さんは200枚書いたところで全没にして、頭から書き直したのだとか。プロでさえそうなんだと思えば、少しは慰められるというものです^^;

うろ覚えですが、あの村上春樹でさえ、一稿目は試運転のようなものだと思っているとインタビューで言っていたはずです。一稿目だと書きたいことの深度が見えてこないから、とかなんとか言っていたような気がします。それを読んで腰を抜かしてしまいました。5150の場合は書き直した方が確実によくなる感じがするので、それが気持ちよくて、面倒ではありますがリライトをします。特に冒頭部分です。冒頭はしつこいくらいに何度もすることがありますね。

maintenance
5150
 2021/05/23 13:48

執筆と推敲
真弓 剛太郎さん

>それは大まかな指針で、常に北を差すコンパスでしかない。
活かすことはできるが、それは絶えず君に指図するこのではない。

言い得てますね。旅行でも、大まかな一日のプランは必要ですが、歩いているときに興味ある場所にふらりと立ち寄ったり、いい景色のところでぼんやりしていたりと、そういう時間こそが充実した旅の体験になるような気がします。立てた計画にみっちりすぎても、味気ないものになるのではないでしょうか。真弓 剛太郎さまの作品は、二つくらいしか読んだことがありませんが、プロットは考えそうにないタイプという印象でしたw

宮部みゆきって、非常に緻密なプロットの小説を書きますよね。でも、どこかのインタビューで、プロットは大まかに考えるだけに留めています、と答えて、インタビューアーに突っ込まれていました。そんなわけねえだろ。ミステリーの複雑なプロットを、頭の中だけでできるわけがないと詰問され、オドオドしていたという。それから自分も居直りましたwww

maintenance
5150
 2021/05/23 14:10

執筆と推敲
こばちさん

今回は、ここへ招待いただきありがとうございました。みなさま方の現場での生々しい、貴重な声が聞けたので、大変興味深く読ませていただきました。やる気が出てきましたし。それぞれに面白いのでなんなら、他の方々の意見をもっと多く聞いてみたいものですが。

プロットを作成できていれば理想なんですが、細部の整合をあらかじめ考えるのは難しいんですよね。前述の真弓剛太郎さんと似てるかな。その点、こばちさんはけっこう丁寧にされてそうですね。職人さんっぽい書き方というか。章ごとに細かく区切っているのかな。そこまでしないと、逆に役に立たなそうですが。他の方はどうされているんでしょう???

maintenance
こばち
 2021/05/23 18:09

執筆と推敲
いえ こちらこそ。私も色々な人と話したいです。
(伝言板で名指ししてしまったのが拙かったのかも)無礼に腹を立てることなく来てくださって感謝しています。
執筆作業は反応がないので孤独ですよね。成果が見えないと特に、自分は時間を無駄にしているんじゃないかと思ったり、がんばる方向が間違っているんじゃないかと不安になったり……だから、こうやって同じ道を目指す人と話せるとありがたいです。
私のプロットは何パターンかあり、書きたい方向が定まっているときほど簡単になります。真弓さんの言うように細かく限定しない方が膨らむからで、数行で企画を通すこともありますが、それは芯がしっかりしているからで、宮部先生の場合はこのパターンかもしれないですね。キャラに任せておいてもよい方向へ行くと確信が持てるときは細かく作る必要はない。受け手にもそれは伝わるので、大まかでGOサインの出るプロットは秀作ということですね。
ただ、新作を検討する場合は細かいプロットを立てます。アイデアは捨ててもいいので、実際に書く予行演習という感じで終わりまでトレースする感じでしょうか。そうやってイメージを膨らませていくのです。やり方については、まとめてから書き込みますね。

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