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「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
2021/03/12 12:06
ルイ・ミモカ

本能寺の変は日本史における永遠の謎。

だからこそ、想像力が膨らむテーマだ。

そこで、これまでにない斬新な切り口から、「本能寺の変」という日本史最大のミステリーを題材にした小説を書いてみたい!

通説としては、明智光秀のクーデターということになっていると思うのだが……。

違う角度から、何かが見えて来ないだろうか?

真犯人は他にいる?

そんなことを、この頃、一人で考えている。
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青木 航
 2021/03/13 20:45

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
 まあ、通説のひとつなので、何が直接の動機か良く分からないと言うのが、実際のところなのでしょうね。

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ルイ・ミモカ
 2021/03/13 21:30

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
>信長と言う人の最大の特徴は、この時代の人では絶対に考えられない発想ですね。

比叡山攻めについてはどう思われますか?

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青木 航
 2021/03/13 22:01

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
 当時の比叡山初め大寺院は大名並みの武力とそれに加えて権力も有していたので、潰さなければ統一なんて出来なかった。
 ただ、普通の人間は恐れて潰すことまで考えず、味方に付ける事によって天下統一の道を探ろうとしていた。
 本願寺、長島一揆、一向宗。宗教勢力を
恐れず、潰さなければならないと思っていたのは信長だけで、信長がそれをやったから秀吉や家康はその分楽が出来たと言う訳です。
 だから、信長の感覚は当時の人と全く違うと言いました。

 それ以前に宗教勢力を排除しようとしたのは桓武天皇で、弓削道鏡のような者が現れるほど肥大化した奈良仏教勢力の力を断ち切る為遷都し、奈良の寺院を新都に移転することを禁じました。

 そして、奈良仏教の旧勢力に批判的だった最澄をして新しい宗教の聖地として開かせたのが比叡山。その比叡山も800年も経たずして一大宗教勢力となって朝廷をも脅かすようになってしまった訳です。

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青木 航
 2021/03/13 22:12

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
 武力的にも権威としても、宗教勢力をそのままにしたり、手を組んだりしたら、天下統一なんて絶対に出来なかったと言うことは非常に重大な事実なのですが、注目している人は少ないです。

 信長の残酷さなどに話が矮小化されてしまっています。

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ルイ・ミモカ
 2021/03/13 22:24

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
宗教の力は強いですね。

身分の上下関係なく人の心に浸透して行くものなのでしょうね。

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ルイ・ミモカ
 2021/03/13 22:35

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
当時の状況を考えると、
軍事的な力、権威的な力、宗教的な力など、
様々な要因が複雑に絡み合っているみたいですね。
ある意味、カオスめいているような気がしますね。
そんな中で、一つの道筋を作ってそれをまっすぐに進んだ信長って天才というか超人という感じがしますね。
「天下布武」というのは、そういうカオスめいた状況の中で、何をすべきかをはっきりと見定めたことなのでしょうね。その時点で偉業だと思います。
ゴールに向かって進むべき一つの道筋を作ったこと自体がそもそもすごいというか。
他にも強い武将はたくさんいたと思うのですが、信長のビジョンと比べると、やはり旧来の武士の行動の枠組みから抜け出す発想はなかなか生まれて来なかったのかなっていう気がしてきました。
そういう意味では信長はやはり突出した人物だったのかなと思えて来ました。
また、そういうゴールに向かってひたすら進む信長のやり方からすると、やはり、天下統一の次にも新しいゴールを設定しないわけには行かなかったのかなという風にも思えます。すると、やっぱり海外出兵っていうシナリオは避けられなかったのかな。
そういう信長のやり方と光秀のやり方がどこかで衝突したのかもしれませんね。

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青木 航
 2021/03/13 22:59

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
 ルイス・フロイスの記録に、
「信長は地球が丸いことを理解した」
と有るそうですが、私は現代人だから理解出来るが、もし当時生まれていたら絶対に理解出来ないと思いますよ。

 そう、思いません?

 反対に、今でもそれを認めなかったり、進化論を否定する人が現存しますよね。神を信じているからと言うのがその理由だそうです。

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ルイ・ミモカ
 2021/03/13 23:43

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
信長以外にも西洋の思想を理解した人っていたんでしょうかね?

江戸時代くらいになると天文学とかやる人もいたんじゃないかなと思うんですが。

室町後期で西洋科学を理解するセンスと頭脳を持っていたのは信長だけだったのでしょうか?

秀吉も頭いいから理解してたんじゃないかしら。

海外に進出するってのを本気で考えたのは信長、秀吉だと思うんだけど、この海外まで視野に入れてるビジョンていうのは、やっぱり、視野が世界規模なんでしょうね。
徳川幕府が内向きになったっていうことは、信長のそのビジョンに共鳴しない派もあったってことなんでしょうかね。

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ルイ・ミモカ
 2021/03/13 23:57

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
信長、秀吉はある意味、ぶっ飛んでる天才肌なんでしょうね。
だから、思考を抑える枠組みってものがなくて、
どんどん新しい地平へ向かって突進していくのかも。

家康は地道な秀才タイプなのかな。
光秀もこっちかな。
あんまりぶっ飛んだことするタイプじゃなくて、
前例に沿った安定志向みたいなところがあるのかもしれない。

そうすると、信長・秀吉タイプと、家康・光秀タイプはある意味正反対の路線なのかな。
実際、信長VS光秀、秀吉VS家康の構図になってしまったし。
これは、革新派VS反動派という構図になるのかな。

本能寺の変も革新派の信長に対する反動派の光秀のクーデターっていう見方も出来るのかしら。
信長が日本のシステムを根底から変革しようとしていたのを阻止しようとした派があって、その実働部隊が明智軍だったってことなのかな。

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ルイ・ミモカ
 2021/03/14 00:21

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
信長は古いものを容赦なくばさばさ切り捨てて行くところがあって、もう過去の栄光とか全く評価に入れていなくて、
現在と将来性の評価だけするところがあって、
何をして来たかではなくこれから何が出来るかだけにしか興味がなくて、
でも、光秀は年齢的にももうこれ以上は無理みたいなところがあって、そうなると信長は切り捨てて行くわけだけど、
光秀はもう自分は年齢的にこれ以上活躍するのは難しいから過去の功績を評価してくれませんかねって思うんだけど、
信長は過去のことは評価に入れなくて、これから何が出来るかだけを評価しているから、そうすると、次々と新しい若い世代が台頭して来る中で、織田家内部でのパイの分け合いとかになって来ると、明智家は先細りしていくだけっていう状況になって、そういう暗澹とした雰囲気が明智家家臣にも共有されていって、
光秀はそういう信長に対して、そんな過去の功績を無視する評価の仕方で今後もやっていくつもりですか、それ間違ってますよっていう抗議の気持ちがあって、
そういう思いが本能寺の変につながったのかな。
その辺が、革新派と保守派の対立になるというか、
古いものは切り捨てて新しい世代に軸を移して行くタイプと、これまで積み上げてきたものを評価して、そういう実績に対して権威を与えてほしいというタイプの対立が生じて、全面的な対決になってくるのかな。
光秀はこれまでの実績が明智家の権威になることを期待していたのに、信長がこれまでの功績を全部なかったことのようにしようとしたから光秀だけじゃなくて明智家の一族がそろって逆切れしたっていう感じなのかな。
つまりこれは、光秀を足蹴にしたとか、家康の前で恥をかかせたとかっていうそういう個人的レベルの話じゃなくて、大きな政治的レベルでの革新派と反動派の確執があって、それが本能寺の変を起こしたんじゃないかな。

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青木 航
 2021/03/14 10:15

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
 もう、ルイミモカ様の中でイメージが動き始めているようなので、これ以上私が口出しする必要は無いようです。

 ただ、家康は保守的でその結果、徳川幕府は鎖国したと言う単純なことでは無いと思うんです。

 あと、最後に補足しておきたいのは、信長が地球が丸いことを理解したと言う事に付いてです。

 地球儀でも見せて説明すれば、他の人でもある程度の理解は仕掛けると思います。
 ただ、引力と上下の観念、これからは抜け出せないとおもうんですね。
 現代人でも感覚としては上は上であり下は下であって、それ以外の何ものでもないんですね。ところが実際は、下とは地球のちゅうしんに向かう方向であって、上とはその対極に他ならない訳です。
 当然『地球の反対側で、何故海の水は溢れないんだ。船や人が何故『下』に落ちないんだと言う疑問が湧きます。
 上下と言う観念を変える事は至難と思われます。
 水平線、地平線の説明をしたり、磁石を使って鉄屑を引き付けて見せる。しかし、それが地球の裏側で水が溢れもせず、人や船が落ちないことと同じ原理だと理解出来るでしょうか?
 上下と言う概念を変える事が出来なければ、絶対に理解出来ないことですよね。
 そして、上下の概念を変える為には、まず引力を理解する必要があるし、我々は地球と言う物の上で生きていると言うことを理解しなければならないでしょう。

 矢張、信長を単なる革新的な天才とするよりも、タイムトリッパーにしたいですね。

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ルイ・ミモカ
 2021/03/14 11:11

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
いろいろこの時代のことについて調べてみてふと気づいたことがあったのですが、
おね様戦国最強説という学説を唱えることは可能でしょうか?

というのは、戦国の真の勝者はおね様であり、歴史はおね様を中心に回っているように見えるからです。

・母親の反対を押し切ってまだ身分の低かった秀吉と結婚。
・おね様と結婚して以降の秀吉は突如快進撃を開始する。
・おね様の人脈がすごい。前田利家の妻まつと親友。後の関ケ原合戦において決定的なキーパーソンとなる小早川秀秋、加藤清正、福島正則を実の子のように養い、彼らの精神的要となる。まるで未来を予測していたかのような人脈形成。あるいは、おね様を中心にした系で歴史が回ったと言うべきか。
・おね様の個人的ライバルがことごとく滅亡している。
・信長とも仲が良かった。信長の天下統一もおね様効果?
・本能寺の変の時もいち早く危険を察知した行動で、一族を守っている。これが後の秀吉の行動にかなりプラスになったと思われる。
・豊臣側の中心的存在だったのに、豊臣家滅亡後も家康から大切にされて大名並みの扱いを受けている。
・おね様が味方についたことで東軍が勝利した。

おね様が愛情を注いだ人たちが、猛烈な勢いで出世して勝ち組になっている。
秀吉を天下人にし、家康を天下人にし……
おね様が戦国時代の真の大将軍に見えて来た。

鎌倉時代で言えば北条政子的な存在?

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青木 航
 2021/03/14 12:11

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
面白いですね。

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ルイ・ミモカ
 2021/03/14 12:26

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
やっぱりこういう戦乱に時代でも、
情で結ばれた関係っていうのは強いんでしょうかね。

戦略で結ばれただけの同盟関係とか仲間関係って、
自分の利益にならなかったらすぐに破棄されちゃいますものね。

そういう利害を超えた関係を育てたおね様が、
最強の軍事力に守られて、
最後まで勝ち残ったってことなのかもしれませんね。

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ルイ・ミモカ
 2021/03/14 13:28

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
実は記録が残っていないだけで、
当時の人々も科学的な思考が身についてなんてこともあったりするんですかね。

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ルイ・ミモカ
 2021/03/14 14:11

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
タイムスリップだとしたら、何世紀くらい先からやって来たんでしょうか?

それとも、1万2千年前の超古代文明からっていう可能性も考えられるんでしょうか。

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青木 航
 2021/03/14 17:48

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
 現代からです。清洲に住む歴史オタクの高校生が主人公。
 そんなラノベっぽい設定考えた事は有るんですが、所詮、私にラノベは書けないのでやめました。

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ルイ・ミモカ
 2021/03/14 18:59

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
ラノベって、内容の深みよりも、その場面場面が面白いことを求められているジャンルなのかなって、最近思います。

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ルイ・ミモカ
 2021/03/14 19:53

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
私は、自分が歴史小説のような、学問的な知識を土台にしたジャンルを書く時って、つい事実の羅列になりがちだなって反省してしまいます。

歴史っていうジャンル自体が、いかに多くの事実を作者が知っているかっていうその知識の上に成り立つものであるから、
どうしても書く側も知識の方に気を使いがちになってしまうのでしょうかね?

でも、それで内容が歴史の教科書みたいになってしまうと、小説が読みたいという読者には少し違和感を与えてしまったりすることになるんでしょうかね?

小説にとって大事なのは、やっぱり登場人物の心や行動を生き生きと描くことなのかなって最近思います。
その登場人物の心と行動の絡み合いで物語を展開させていけば、単なる事実の羅列以上のものになっていくのかなっていう気がしています。

確かに知識は大事なのですが、かといって歴史的な知識を露骨に披露するのではなく、それはあくまで背景として扱って、登場人物が笑ったり泣いたり楽しんだり悲しんだりするといった、日常的で誰もが共感出来るような姿を生き生きと描くようなそんな書き方を心がけたいなと思っています。

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青木 航
 2021/03/14 20:24

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
 ひょっとして、現在連載中の『坂東の風』、或いは、前作『竜の軌跡』を含めての評と言う事でしょうか?

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ルイ・ミモカ
 2021/03/14 21:48

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
いえ、
その作品についての評というわけではなく、
私自身歴史小説を書こうとした時に、
歴史上で何が起こったかという事実の羅列になりがちなところがあったのですが、
歴史を題材にしたプロの作品などをいろいろ読んでみると、
私がたまたま読んだそのいくつかの作品の中では、人物の行動とか心情などが前面に描かれているように感じられた点が印象的だったので、
テーマは何であれ、
そういう人物の心情とか行動を生き生きと描くと、
小説として読みやすくなるのかな、と個人的に思ったもので。

個人的な感想なのですが、「坂東の風」は、人物同士のセリフのやりとりなどがあって、話の展開にほどよいリズムや躍動感のようなものを感じました。

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青木 航
 2021/03/14 22:52

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
 人気無いんですよね。
だから、ネガティブ全部当てはまってるような気がして。別に、真剣には思って無いですけどね。

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ルイ・ミモカ
 2021/03/14 23:07

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
私は個人的に「坂東の風」のような作品は好きです。

文章も美しく整っていますし、
会話の内容も面白かったので、
私の中の歴史好きの部分がくすぐられました。

私なんて中途半端な知識しかないので、
青木さんのように歴史に深い造詣をお持ちの方を尊敬します。

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青木 航
 2021/03/14 23:31

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
 近代経済学=数理経済学の知識すごいですね。

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ルイ・ミモカ
 2021/03/15 07:25

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
>近代経済学=数理経済学の知識すごいですね。

経済学?

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青木 航
 2021/03/15 09:44

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
加茂ミイル=ルイ・ミモカではないんですか?
https://sakka.org/opinion/thread/index.cgi?mode=view&no=1724

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ルイ・ミモカ
 2021/03/15 16:20

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
知識というか、思いつきで方程式を作ってみたのですが、
経済学のことよく知らないのに、
ちょっと背伸びしてしまったかもしれません。

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青木 航
 2021/03/15 17:41

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
 そうだったんですか。それを知ったら太郎さんぶち切れるんじゃないですかね。

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ルイ・ミモカ
 2021/03/15 19:11

「本能寺の変」をテーマにした小説を書いてみたい
まあ、オリジナルの理論ですね。

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みたらい
 2021/03/17 20:51

政教分離、マジ大事!
文章技スレで、自作自演かマルチセルか知らないが、サプライサム理論の否定がリンリンウルフ過ぎて、引いた…!

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