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哲学って面白いですよね
2020/08/21 18:14
加茂ミイル

実存主義
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加茂ミイル
 2020/08/22 09:09

哲学って面白いですよね
実存には3つのステージがある。

美的実存・倫理的実存・宗教的実存。

加茂ミイル
 2020/08/22 09:20

哲学って面白いですよね
人間とは何か

キルケゴールによれば、

人間=精神=自己=自己自身に対する関係

人間も、精神も、自己も、自己自身に対する「関係」である。

自己とは、他者との関係ではなく、自己自身との関係である。

<私の考え>

自己自身との関係の在り方が自己ということのようだ。

簡単に言えば、自分が自分自身を見つめる視線のことだろうか。

自我みたいなものか?

加茂ミイル
 2020/08/22 09:32

哲学って面白いですよね
キルケゴールの着眼点は、
我々が自己として一つに考えているものを、
自己と自己自身に分けて考えているところだろうか。

自己自身との関係が自己ということのようだ。

つまり、自己は「関係」であると。

自己自身との関係であると。

だから、それは、物や器官ではなく、働きとか状態なのだろう。

不変で不動なものではなく、常に動的で緊張状態を保っているのだろう。

「人間は綜合である」と言っているので、
この自己自身に対する対立と緊張状態がアウフヘーベンされたものが人間ということなのだろう。
たぶん。

加茂ミイル
 2020/08/22 17:03

哲学って面白いですよね
絶望には二つの形態がある。
以下、自分なりの解釈。

1、自分で自己の在り方を決定している場合。この場合、もし自分に絶望してしまうような事態に陥ったたら、その状態の自己自身から逃げることを選択する。

2、他人が自己の在り方を決定している場合。この場合は、自分に絶望しても、自分の意思でそこから逃げられない。自分の意思が及ばない、他人の力が自分の在り方を決定づけているからである。

ぷーでる
 2020/08/22 14:26

哲学って面白いですよね
加茂さんは、勉強熱心なんですね。そこまで考えた事もありませんでした。(汗)

加茂ミイル
 2020/08/22 16:31

哲学って面白いですよね
ぷーでる様。

ありがとうございます。

ヘーゲルは客観的真理、つまり、人類全体にとっての真理を追求したが、
キルケゴールは主観的真理、つまり個人にとっての真理を追究したのだと思います。

加茂ミイル
 2020/08/22 17:01

哲学って面白いですよね
絶望とは、先ほど述べた自己自身に対する関係が自己の中で分裂することである。

人間を自己(自己自身に関係しているところの、その関係)として作ったのは神である。

人間は最初、神と関係する存在だったが、その関係から距離を置く
ことによって、人間は自己自身と関係する存在になる。

その瞬間から、人間は自己自身との関係に自分で責任を負うことになる。

絶望状態は外からやって来るのではなく、自分の内側の、自己自身との関係性から来る。 
目眩を起こした時に外的な異変を感じるように、絶望においては自己自身に対する関係性の崩壊によって、精神が揺さぶられているのである。

加茂ミイル
 2020/08/22 17:20

哲学って面白いですよね
絶望とは、外からやって来て自分に襲い掛かるものではない。

自分の、自己自身との関係の在り方によって、常に作り出しているものである。

キルケゴールは、「自ら病を招く」と表現している。
つまり、体に例えれば、病気になるような不適切な生活や行為をしたような感じで、精神において、絶望に陥るような自己自身との関係を作り上げたということなのだろう。

ただ、病気の方はいったん病にかかったら、それを治すために人は病の原因を排除するように努力して回復に向かうのだけれども、精神の絶望については、絶望に陥って以降も、その絶望状態を常に自分で作り上げている。

加茂ミイル
 2020/08/22 17:33

哲学って面白いですよね
絶望とは、「永遠者」との関係を放棄することである。
つまり、永遠者と正しい関係を結べていないことが精神の絶望なのである。

人間は、その関係を自分の意思でいったん放棄しようと試みることは出来る。
しかし、永遠者は常に自分と何らかの形で関係していて、それを人間の側から放棄することは不可能なのである。

だから、ある瞬間に永遠者との関係を放棄したと思っても、次の瞬間にはやはり永遠者と関係している。
そこで、またその関係を放棄しようとするというその行為が、常に自分から絶望を招き寄せている行為になる。

加茂ミイル
 2020/08/22 17:45

哲学って面白いですよね
有名なキルケゴールの言葉「死に至る病」の意味は次のようなものだと私は解釈する。

人間は死を恐れる。
それは人生の終局を意味するからである。
だが、キリスト者にとって、肉体的な死は本当の意味の死ではないく、永遠につながる一つのきっかけである。
本当の死は肉体的な死ではなく、精神の死である。
それは、精神が希望を失うことである。

「死に至る病」とは、人が希望を失った状態のまま生き続けることである。
死んだほうが楽なのに死ぬことも出来ずに、死ねば楽になれるという希望すら失った状態で生き続けなければならないということが、死に至る病である。
絶望は、死に至る病である。

おそらく、キルケゴールは、肉体的に死ぬよりも希望を失った状態で生きることの方がはるかに恐ろしく、人間にとって本当の意味での死だと考えたのであろう。

加茂ミイル
 2020/08/23 01:29

哲学って面白いですよね
当時、ヘーゲルの弁証法が世の中に注目されていた

加茂ミイル
 2020/08/23 01:30

哲学って面白いですよね
それに対し、キルケゴールは主観的な哲学を提唱した

加茂ミイル
 2020/08/23 01:51

哲学って面白いですよね
あれかこれかである

加茂ミイル
 2020/08/23 01:50

哲学って面白いですよね
キルケゴール哲学をよりよく理解するには、キリスト教信仰についての予備知識がある程度あった方がいいのかもしれない

加茂ミイル
 2020/08/23 01:50

哲学って面白いですよね
実存主義って面白いですよね

加茂ミイル
 2020/08/23 01:31

哲学って面白いですよね
実存主義哲学の研究に専念することにします

ぷーでる
 2020/08/23 19:19

哲学って面白いですよね
加茂さんは、小説家より、学者を目指された方が良さそうですね。

加茂ミイル
 2020/08/24 22:27

哲学って面白いですよね
よく言われた。

でも、学問あんまり好きじゃない。

加茂ミイル
 2020/08/28 17:17

哲学って面白いですよね
もう一度基礎から学び直すことにしました。

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