友達がいないから人間性に問題があるということではない

よく友達がいない人間は寂しいと思われたり、馬鹿にされたりしますが、本当にどうしても友達って必要なものなんでしょうか？

たとえば、人間にもレベルがあって、１から５まであるとします。

世の中のほとんどの人間はレベル２か３に属しているとします。

レベル２か３の人たち同士なら、同じようなレベルだから簡単に友達になれるかもしれません。
おそらくこの世界の人口のほとんどはレベル２から３くらいに属しているんじゃないでしょうか。

でもレベル５の人間がレベル２か３の人間と友達になるのは難しいと思います。
レベル２，３の人がレベル１の人と友達になろうとすると、きっとレベル２，３の人たちはレベル１の人をいじめたりすんじゃないでしょうか。
５と２、３はそれよりもっと開きがあるのにも関わらず、５の方が遠慮して、思いやって、そっと距離を置いているという構図ではないでしょうか。

そういうわけで、５の人間が世の中のほとんどの人間と友達になるのが難しい、同じレベルで会話できる人が見つからないのだから、友達がいないからといって人間性を疑われるのはちょっとひどいと思うんです。

具体的には、２，３レベルの人たちっていうのは、世の中の常識を疑わず、流行にとらわれて生きたりするものですが、５の人間は、常識にも流行にもとらわれず、自分の頭で考えて結論を出してしまうから、２，３の人たちからしたら、変人、異常者、あるいは変態に見えたりもすることでしょう。付き合いにくいと思います。

たとえば５の人がうまい具合にピエロになって、距離を置いて崇められたら、タレントになれるかもしれませんが、やはり、対等に付き合うのは双方にとってしんどいと思います。

レベル５の人にとって、レベル２，３の人と一緒に遊んだり会話をするのは精神的にかなり苦痛だと思います。
そういうことを察してあげられたら、レベル５の人間に友達がいないからと言って、責めることは出来ないと思います。