一面の銀世界。それでもなお、ちらちら舞っているというよりもボトボトって感じに落ちてゆく雪。ひと時の休憩もなく雪を降らす厚い灰色の雲を見る限りでは、まだ止みそうにない。積もった校庭で、のん気にはしゃぎまくっている三組の奴等に冷たいまなざしを向けた。自分も本当は一緒に雪合戦でもしたいけど、周りの状況を見てると、授業を抜け出す勇気なんてまるでない。
目を瞑り、静かな教室で耳を澄ましてみた。文字を書くときの、緊張感あふれる音。テストで問題が難しすぎてなかなか解けないでいるときに、カリカリって音が四方から聞こえてくると焦りで胸が熱くなり、不安で押しつぶされそうにもなったりするけど、誰かの咳払いや荒い鼻息、鼻水啜り、ダルそうなあくびなど何か拍子抜けしそうな音が混じると、張り詰めた気持ちが不思議と和んできたりするんだけど、だしぬけにオナラまでされたらそれはもうおかしくておかしくて、もちろん笑うわけにもいかないから必死にこらえて、それでテストに集中できなくなっちゃう、なんて考えるのは一旦中断して、黒板の上に掛かっている時計をさっと見てみると、まだ、終了時刻まであと二十分ぐらいもある。まあ、今日は午前中だけだし、この時間を乗り切れば早く帰れるからいっかぁ。とは言え、暇で暇でしょうがない。みんな一生懸命に取り組んでいる大学の一般入試対策の演習を開始からおよそ五分でぱっぱっと適当に答え、机の上で腕を組んでその上に頭を乗せ、うつむいてこのまま寝ていようと思ったけど、たいして眠くもなかったので、また起き上がって、すぐ真横の窓を見つめたり、くだらないことをふと考えてみたりして、気分を紛らわせようとしても、やっぱり暇で暇で暇だ。
「なぁ」
教卓で座って本を読んでいた担任の先生が突然教室を出ていったとたん、中田の囁き声がした。
「ん、何?」と小声で言い、周りを気にしながら首だけ後ろに向いた。
「まださぁ、これからの人には悪いんだけど、もう進路先も決まってる俺らにとっちゃ正直だりぃんだよなぁこうゆうの。いっそ、俺らも校庭に行っちゃわない?」
コイツも一緒のこと考えてんじゃん。
「ダメだってそれは。みんな試験のことに必死で、もうすげぇイライラしてんだろうから、遊んでるとこなんか見られたら……」
「雪だるまにされちゃったり?」
何故か嬉しそうに口を弛める。
「いや、それは絶対ないけど、刺激するようなことはあんまり言わないほうがいいよ。来週からはもう、学校にもそんなに行かなくてもよくなるんだからさ、今はとにかく我慢だって」
「だよな」
卒業式まで残りわずか。でも、なんだ、このこみ上げてくる感情は。ついに、ここまできてしまったんだと思ったら、ふと記憶を絞り出してみたくなって、机に突っ伏した。
長かったようで、やっぱり短すぎた高校生活。すでに高校一年の冬頃から、就職することに決めていたので、進学のことは何も考えずにのんびりと充実した日々を送れた。
クラブでは中学のときと同様、野球部に入った。常にレギュラーとして、汗水流しながら練習に励んだ。強豪校ではなかったけど、三年生の夏、甲子園への出場をかけた地方大会で、我が高校としては初めてのベスト8まで勝ち残った。6番バッターだった自分もヒットを何本か打ったし、ホームランも一本決めれたし、チームの勝利に貢献できたのだった。
「なぁ亮」中田がまたぼそっと訊いてくる。「あの子とは結局、どうなっちゃったのよ?」
体勢はそのままで、「さぁ、わかんない……」
あの子――四組の森田明美とは高校二年の春からずっと付き合っていた。何度かデートを重ね、映画や遊園地、地元の花火大会にも一緒に行った。彼女のことを想いながら作った曲を、文化祭の有志発表でギターを弾きながら歌ったりもした。何より、修学旅行で行った京都の鮮やかな夜景を見ながらキスを交わしたのが素敵な思い出となっているけど、ついこの前から急によそよそしい態度になって、会っても軽く挨拶されるだけで、メールをしても返事が一向になく、だんだんと疎遠になりつつある。
まあ、そんなことは置いといて、やっぱり高校で印象深いのが、放課後に中田やいろんな友達らとただ喋っているだけのぐだっとしたあの時間。その話題にしたってたいしたことじゃなく、すごく馬鹿らしいなのに、ただペラペラと喋っているのが楽しくて楽しくて、空が暗くなって帰らなきゃいけない時間になるといつも寂しい思いをしたりして……。
そんな、自分にとっては本当に有意義な青春を送ることができた。思い残すこともないし、悔いも何もない。だけども、なんだ、この切ないような胸苦しさは。
また次への新たな道に対しての期待とは相反する感情が交錯する。あと、もうすぐで、当たり前の日々が消えてしまう。これまで、当たり前のように制服を着て、当たり前のように登校して、当たり前のように教室に入って席につき、当たり前のように授業を受けるという当たり前だったこと。何十人の生徒が集まって、同じ場所で同じ授業を受けて、みんなで掃除もして、一丸となって文化祭の劇に取り組んだりとか、男女そろって球技大会のバレーで頑張ったりとか、そんなことがもう、本当になくなってしまう。そりゃそうだ。始まりがあれば、終わりだってある。時間は止まってくれない。過去に戻ることなんてできやしない。頭の中でぐるぐると回り続ける思い出を、懐かしそうに、唇も噛み締めながら、ただじっと見つめることしかできないんだ。
卒業すれば、自分はみんなよりも一足先に社会に放り込まれる。それはつまり、大人になるってことなんだろうか。まだ酒も飲んでじゃダメだし、タバコだって吸っちゃダメだし、選挙権さえもないのに大人になるって言われても、全く実感が湧かない。成人式を迎えて初めて大人になるんだったら、この十八歳からの二年間というものはいったい何なんだろう。社会人として働いているのにまだ子供と言うには幼すぎる気もするし、それに結婚や車の運転もできちゃうし、なんとも中途半端な時期だ。逆に、進学するみんなだって、二十歳になってもまだ学生の人がほとんどだから大人ってゆう自覚はあんまりないんだろうなって思える。じゃあ、いったいいくつになったら大人になるんだろうか。外見じゃなく、中身がたくましくなってからが大人ってこと? 少なくとも、新社会人になる自分のほうが現在の二十歳の大学生よりも大人って感じもするけど、とにかく、働き始めたら始めたでやっぱし大変そうだし、それまでにない多くの行動の自由が手に入っても、遊ぶ時間というか、自由に過ごせる時間というものはほとんどなくなってしまうんだろう。幼稚園、小学校、中学校、そして高校と、学校の規則や勉強などに縛られていたとはいえ、自由な時間がたっぷりあった。規制の範囲内であれば好きに遊べたし、趣味に没頭したり、働かなくても親からお金をもらえたりして、自分を面倒見てくれる周りに甘えながら好きなことが何でもできた。いや、大学のほうがもっと自由に何でもできるんだろうけど、自分にはもはや関係のないことだ。本当のところ、大学にはすごく行きたかったんだけど、家庭での事情により、就職せざるをえなかった。働くということもまだどんなものかわからないし、責任感もあって、正直不安でしょうがない。でも、いずれはみんなだって食うために働くことになるんだから、どんな境遇でも頑張っていくしかないと自分に言い聞かせられるうちはまだまだ大丈夫だってことだろう。
でもなぁ、なかなか踏ん切りってゆうのがつかないんだよなぁ。あっちは、いったいどんな世界なんだろう。とてつもなく新鮮で、華やかな感じもするけど、とても今のままでは想像できないほど汚らわしくて醜い有様をこれでもかと見せつけられるんだろうなぁ。自分が実際に働く職場にしろ、そこから発する不快な雰囲気に耐え切れずに逃げ出したくなっても、逃げたらその後どのようにして生きていくのか皆目見当がつかなければ、やっぱり我慢して働くしかなく、いろんなものを吸収していきながら体と心を懸命に慣らし、ここで存在するのが当たり前のように感じてくれば、それが大人としての成長にもつながるってことなんだろうけど……にしても、社会人にさせるために、鼓舞しながら強引にあっちの世界へと引っ張ろうとするけれど、学生という甘い身分から外れるのが惜しいから何とかして逃れようと、無理とはわかっていても悪あがきしている自分が何とも儚く感じる。人生って、本当に甘くはないんだなぁ。
上体を起こして窓を眺めた。いずれはこの降り続ける雪も止んで、それに伴い積もっている雪もすっかり溶けてなくなってしまう。ぽかぽかと暖かい季節がやって来るのはもう近い。その頃にはすでに卒業式を終えて、「学生」と「学校」を完全に卒業してしまった自分がいるだろう。
校庭で積もる雪を、今度は睨むように見つめた。
頼む、まだ溶けないでくれ。春よ、まだ、まだ来るんじゃない。
「うわぁ、またひどくなってきたなぁ。帰れるかこりゃ」
不安そうに窓を眺める中田。
「大丈夫だって。もし帰れなくなっても、学校で寝泊まりってのも悪くないしさ」
吹雪のような荒れた空に、思わずほくそえんだ。
二回目の投稿になります。
前作ではたくさんのコメントをいただきありがとうございました。
今回の作品では、卒業式が間近に迫り、社会人という新たな道に対する期待や不安と同時に、まだまだ学生でいたい気持ちもあるという心の葛藤みたいなものを表現しています。それがちゃんと伝わっているかどうか知りたく存じます。
どんなことでも結構ですので、忌憚のないご批評をよろしくお願い致します。
なお (07/30 13:09)
拝読させて頂きました。
当方、主人公とほぼ同じ境遇(お金無くて大学行けないから就職)でした。
一点だけ違うのは、何社も面接落ちまくって卒業後、拒み続けていた
親のコネでブラック会社に就職してしまった事です。
扱き下ろされた末、年の瀬最中に突如首を切られたのは、良い思い出です(笑)
まあ、それは横に置いといて……
私は、卒業までずっと就職したい一心でしたが、
すんなり就職が決まっていれば、きっと主人公と同じ気持ちになるんじゃないかと思います。(就職決まったクラスメイトはそんな感じでしたよ)
葛藤部分は、雪が良い演出をしていると思いました。
以上、稚拙ながら感想でした。
07/30 16:08
拝読しました。
こういうシチュエーション、けっこう好きです。思わず感情移入……、いや、う~ん、語り手の立ち位置なんですけど、卒業を控えた高校生って立場に今イチ入り込めてない気もします。
回想や現在進行形の部分はは良いのですが、例えば、
>まだ酒も飲んでじゃダメだし、タバコだって吸っちゃダメだし、選挙権さえもないのに(以下、十数行)
など、大人一歩手前の学生がリアルにこんな風に考えるのかなとか。ちょっと説明が過ぎるような。
社会に出た自分を想像する個所なども、もっと具体的な材料……、例えば一足先に社会に出ている先輩のこととか、就職活動の際のあれこれなどを書いて頂ければ如何かなと。
雪の使い方は私も良かったと思います。
07/30 22:33
こんにちは。
作品読ませていただきました。
進路が決まったけどまだ学校に通っているという、なんとも言えないフワフワ感が
漂ってきました。私は高校、大学と受験の合格発表は卒業後だったので、主人公の
ような気持ちにはなったことがないんですが(内定出た後に大学行くってのはまた
ちょっと高校とは雰囲気が違う気がしまして)、妙な高揚感、それからモラトリア
ムへの未練、そして新生活への憧れや不安が入り混じった感じが出ていました。
前回の作品も読ませていただいた私めですが、今回は珍しく文章で気になるところ
がありました。
冒頭部分ですが、
「テストで問題が難しすぎてなかなか解けないでいるときに、~以下略~まだ、終了時
刻まであと二十分ぐらいもある。」
この一文がとても長いと思いました。流し読みだと多分気づかないのですが、冒頭
って結構真面目に読むのでなおさら気になりました。
会話文が入ってくると、流れるようにスムーズに読めました!
あと上でコメントされてる緑川様と似ていることになるかもしれませんが、後半部分
「とても今のままでは想像できないほど汚らわしくて醜い有様をこれでもかと~」
という働くことへの不安を綴っているところ、これは高校生の思想というよりは
現実に働いて酸いも甘いも噛み分けた大人の言葉という感じがしました。自分が就職
する頃(大学生でしたが)を思い出したのですが、多分ここまでドス黒い感じでは
将来の労働社会を危惧してなかったと思うのです。人によりかもしれないですけど。
もちろんこの主人公は進学をあきらめるという行為があった上での就職なので、少し
もやもや感は強いかとは思いますが……。
以上、拙い感想でした。
07/30 23:13
千川 冬馬 様
今作も読んでくださってありがとうございました。
>当方、主人公とほぼ同じ境遇(お金無くて大学行けないから就職)でした。
そうなんですか。ちなみに私は、就職せずに普通に大学に行った者なので、主人公の境遇とは全く違います(汗)。でもいつも思うのですが、なんで大学は学費が高いんでしょうかね。もっと誰もが入学しやすいようにしてもらいたいものです。
高校卒業して就職する人の心境というのはきっとこういうものだろうと想像して描いたので、多少違和感を覚える箇所もあるかと思っていたのですが、
>すんなり就職が決まっていれば、きっと主人公と同じ気持ちになるんじゃないかと思います。(就職決まったクラスメイトはそんな感じでしたよ)
このように言っていただいて、正直ほっとしました。
でも、お金が無いから大学に行けないという
>葛藤部分は、雪が良い演出をしていると思いました。
実は「雪」をまずテーマにし、そこからこの話に発展していったのでそう言っていただけて嬉しいです。
本当にありがとうございました!
07/31 10:17
緑川 様
はじめまして。拙作を読んでくださってありがとうございました。
>思わず感情移入……、いや、う~ん、語り手の立ち位置なんですけど、卒業を控えた高校生って立場に今イチ入り込めてない気もします。
あぁ、恐れていたことが……。でも、ご指摘嬉しいです。
>例えば、
>まだ酒も飲んでじゃダメだし、タバコだって吸っちゃダメだし、選挙権さえもないのに(以下、十数行)
>など、大人一歩手前の学生がリアルにこんな風に考えるのかなとか。ちょっと説明が過ぎるような。
そうですよね。冷静に考えてみればこれはちょっとおかしいですよね。
もし自分が主人公の立場になって考えてみても、就職の不安は思いますけど、選挙権といったことなんかは絶対考えないと思います。酒などは隠れて飲めますし(コラコラ)。
要素をあれやこれやと詰め込んだのが原因ですね。反省しております。
>社会に出た自分を想像する個所なども、もっと具体的な材料……、例えば一足先に社会に出ている先輩のこととか、就職活動の際のあれこれなどを書いて頂ければ如何かなと。
なるほど。たしかにそのほうがより現実味が増しそうですもんね。また、実際に高卒で就職した人に聞いてみるのもいいかもしれませんね。
>雪の使い方は私も良かったと思います。
嬉しいです。素直に喜びます。
とても参考になりました。本当にありがとうございました!
07/31 10:31
たつひこ 様
今作も読んでくださってありがとうございました。
>進路が決まったけどまだ学校に通っているという、なんとも言えないフワフワ感が漂ってきました。
そう言っていただけて嬉しいです。
>私は高校、大学と受験の合格発表は卒業後だったので、主人公の
ような気持ちにはなったことがないんですが(内定出た後に大学行くってのはまた
ちょっと高校とは雰囲気が違う気がしまして)、妙な高揚感、それからモラトリア
ムへの未練、そして新生活への憧れや不安が入り混じった感じが出ていました。
ちなみに私は、推薦入試で早いこと合格したので少し主人公に似たような気持ちになってた感はあります。私の友達もたつひこ様と同じように卒業後に合格発表だったのであの頃は正直気まずくて、でも友達が合格したときは本当に良かったと二人で抱き合って喜んだのを覚えております。
ともあれ、そういった感情が伝わったようでほっとしております。
>前回の作品も読ませていただいた私めですが、今回は珍しく文章で気になるところがありました。
前作はおよそ三ヶ月ぐらい時間かけてじっくり書いたものですが、今作は一週間と短かったためあまり推敲しきれてませんでした(汗)。
>冒頭部分ですが、
「テストで問題が難しすぎてなかなか解けないでいるときに、~以下略~まだ、終了時刻まであと二十分ぐらいもある。」
この一文がとても長いと思いました
そうですね。「~けど」が二つある時点で文章としてはおかしいですもんね。反省。
>あと上でコメントされてる緑川様と似ていることになるかもしれませんが、後半部分「とても今のままでは想像できないほど汚らわしくて醜い有様をこれでもかと~」という働くことへの不安を綴っているところ、これは高校生の思想というよりは現実に働いて酸いも甘いも噛み分けた大人の言葉という感じがしました。
緑川様からもご指摘がありましたが、まだまだリアリティに欠けていたと思います。高校生でもこんなことを思う人も中にはいるかもしれませんが、普通は思いませんもんね。もっと高卒で就職した人を調べてから、書き直してみたいと思います。
>自分が就職する頃(大学生でしたが)を思い出したのですが、多分ここまでドス黒い感じでは将来の労働社会を危惧してなかったと思うのです。
私も大学卒業して就職するときはそこまで考えませんでしたが、高校生だとまだ幼いので大人の世界に対する不安はおそらく強いだろうと思っていたのですが……うーん、実際のところどうなんでしょうね。
やはり自分で調べてみるのが一番かもと思いました。頑張ります。
とても参考になりました。本当にありがとうございました!
07/31 11:02
なお 様
「失いたくないものほど、あっさりと溶けちゃうんだ」拝読させていただきました。
>卒業式が間近に迫り、社会人という新たな道に対する期待や不安と同時に、まだまだ学生でいたい気持ちもあるという心の葛藤みたいなものを表現しています。それがちゃんと伝わっているかどうか知りたく存じます。
しっかりと伝わっていたと思いますよ。
>「大丈夫だって。もし帰れなくなっても、学校で寝泊まりってのも悪くないしさ」
学校から離れたくない主人公の気持ちが切ないですねえ。
雪に青春(学生)時代を投影するという視点も、ありがちと言えばありがちですが、凄く自然に読むことができました。
しかし、この作品を「小説」ととらえた場合、もう少し物語性が欲しかった気がします。
主人公の心の中にある卒業を控えた様々な期待、不安の「羅列」のような印象を受けました。(ある意味、卒業文集のような)
野球部、文化祭、彼女、中田、あるいは就職への不安・・・どこかに纏わる主人公の思いを軸に、他の要素も盛り込んだ物語であったら、もっと主人公に感情移入できたかな、とも思いました。
文章も非常に安定して読みやすかったです。
次回作も読んでみたいです。
ありがとうございました。
08/01 08:24
なりたか 様
はじめまして。拙作を読んでくださってありがとうございました。
>しっかりと伝わっていたと思いますよ。
本当に安心しました。
>学校から離れたくない主人公の気持ちが切ないですねえ。
切ない感じも伝わったようでよかったです。
>雪に青春(学生)時代を投影するという視点も、ありがちと言えばありがちですが、凄く自然に読むことができました。
やはりありがちでしたか(汗)。でも、自然に読んでいただけたようでやはり安心した気持ちになりました。
>しかし、この作品を「小説」ととらえた場合、もう少し物語性が欲しかった気がします。
>主人公の心の中にある卒業を控えた様々な期待、不安の「羅列」のような印象を受けました。(ある意味、卒業文集のような)
>野球部、文化祭、彼女、中田、あるいは就職への不安・・・どこかに纏わる主人公の思いを軸に、他の要素も盛り込んだ物語であったら、もっと主人公に感情移入できたかな、とも思いました。
これはほんとなるほどなと思いました。不安要素や思い出ばかりただそのまま述べてるだけではなんの説得力もありませんですもんね。あれやこれやといろんな要素を入れるよりも、どれか一つに的を定めたほうがいいかもしれませんね。全体的に主人公の「告白調」なのもよけいにそう感じられてしまうのかもしれません。
はい、また推敲のさいに考えてみたいと思います。
とても参考になりました。本当にありがとうざいました。
次回作もぜひよろしくお願い致します。
08/01 11:46
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