作家でごはん!鍛練場

『串田カツ江でございます!』

串田カツ江著

串田カツ江という架空の主人公が織りなす人間模様をドラマっぽいタッチで描いてみたいと思いました。

「このあと、イケメン登場!」
 というふれこみに惑わされて、チャンネルを変えられずにいた欲深な私。本当は大好きなグルメ番組を視聴する予定だった木曜の午後8時。今日はわさび醤油がけの松坂牛ステーキを紹介する企画だった。
 テレビの電源をつけた時、たまたま画面に表示された裏番組のイケメン企画のテロップに引き留められて、私はチャンネルを変えられなかった。食欲が性欲に負けたのだ。それは、何だかとてもいやらしいことに思えて、自己嫌悪がよぎった。性欲は、どうしてこんなにも支配的で、絶対的ですらあるのだろう?
 その番組の冒頭で、イケメンとされるその男性の顔はモザイクで完全にかくされていたものの、首筋の輪郭はそこそこかっこよさげに見えた。そのイケメンが登場する瞬間まで30分ほど待たされたあげく、ようやくその男性がテレビ画面いっぱいに映し出された瞬間、怒りとも失望ともつかない落胆にかられるのであった。
 私の表情はコンクリートのように固まり、うめき声すら混じる深い溜息は黒ずんだ排気ガスのように重々しいのであった。
「どこがイケメンだよ?」
 私はテレビ画面に向かって毒づく。しかし、悪いのは目の前にある50型の4Kハイビジョンテレビではさらさらない(いや、もしかしたらハイビジョンの高画質のせいかもしれない。アナログ時代なら曖昧に出来た細かい粗さえ、テクノロジーは赤裸々に映し出してしまうから)。悪いのは、きっとこの番組を作った製作者側であり、それを放映したテレビ局なのだ。罪を憎んで人を憎まずが私のモットーだが、しかし、誰かの意思によって生み出された罪ならば、その意思の持主が責任を負うべきなのだ。だが、一番悪いのは、イケメンという言葉に惑わされて、性欲とロマンスをかきたてられずにいられなかった生身の私自身なのだと思う。
 そういえば、イケメンが登場すると予告された番組で私が本当にイケメンと思える人物を目にしたことが一度もない。もちろん、イケメンの基準は人それぞれ異なるだろうから、私がどんなにそいつはイケメンじゃないと叫んでも、100万人の女性たちがイケメンだと認めてしまったら、私は太刀打ち出来ない。だが、スタジオの反応を見ると、やはりあまり受けが良くなかったようだ。どうして製作者側はそんな平凡な男性に安易にイケメンの称号を与えてしまうのだろう? オオカミ少年と同じではないか。そのうちイケメンと言われても誰も反応しなくなるのではないか。
 近頃、イケメンという言葉が濫用されすぎの感がある。昔のテレビでも、こんなにも、この後ハンサム登場とか、美青年登場、みたいな企画が乱立していただろうか? イケメンという言葉はハンサムや美青年という言葉に比べて使いやすいのだろうか? 確かにハンサムという言葉に比べるとイケメンの方がどことなく軽い感じはするが……実際のところどうなのだろう? よく分からない。
もちろん、イケメンという言葉で宣伝すれば、必ず興味を魅かれ、何度でも罠にかかる人間がいるというも事実である。
 そして、自分もその一人であるのは、とても悲しいことであった。
 私は、「最近のテレビはつまらない」と感じる派であるが、つい先日、80年代に私が毎週見て楽しんでいたとある高視聴率番組のVTRを目にすることがあった。子供の頃自分があれだけ楽しんでいたのだから、きっと今のテレビ番組とはくらべものもないほど出来がいいだろうと期待して見たのだが、見終わってみると、何とも言えない虚しさが残った。あまり面白くなかったのである。むしろ、最近のバラエティ番組の方が、まだ知的な感じさえした。ということは、テレビ番組の質が下がったというよりも、私自身に変化が起きて、テレビ番組を楽しめなくなったということかもしれなかった。
 私は自分とテレビの関係性がよく分からなくなり、もうテレビに多くを期待するのはやめようかなという気分になっていた 

 テレビという誘惑から離れ、私は市のカルチャーセンターで絵画教室に通うようになった。
 カルチャーセンターが提供する様々な習い事の中でも特に絵画教室を選んだの理由は、私の食に対する限りのない欲を疑似的に満たすことであった。
 つまり、食べたいけれども手が届かない超高級料理を、リアルな絵に描き、それを見つめることで食べた気分になろうというもくろみである。
 ある日、私は週一回その教室が開催されている市のカルチャーセンターに向かう途中、駅前の広場で感動的な光景を目にした。
 5人の小学生くらいの少女たちが、首から箱をぶらさげて、明るい声で募金を呼び掛けているのである。
 何の募金かはよく分からなかったものの、私はつい胸が高揚して、財布から千円札を取り出し、箱の投入口にそっと差し入れた。
 少女は、とても嬉しそうな笑顔を浮かべて、「ありがとうございました」と大きな声でお辞儀をした。他の4人の少女たちもそれに続いて、礼の言葉を述べた。
 何てかわいらしいのでしょう!
 私は逆にこちらがお礼を言いたくなるほどに、ウキウキした気分にさせてもらった。
 カルチャーセンターはその場所からすぐの所にあった。
 10名ほどが参加する絵画教室だった。だいたいが50歳以上の生徒たちはその日、60代の男性のヌードを描く課題を与えられたのであった。
 その白髪の堀の深い顔をした男性は、日々アスレチッククラブで鍛えているということで、60代とは思えないほど逞しい健康的な体つきだった。だが、染みだらけの老いた皮膚と比較すると、その筋肉隆々とした体つきが、本来の年齢にそぐわないまでの男らしさを強調しようとあがいているようで、過度に好色的な感じさえして、私はある種の性的な嫌悪感を覚えた。だが、生徒の中には本気でその男性に恋をする女性もいた。性欲は永遠に17歳のままなのかもしれない。
 授業中、床に尻をつけ、左手で床を突き、左足をまっすぐに伸ばし、右足を折り曲げた格好で、右腕を内側に回し、生徒たちに背中半分を見せるような姿勢になっているその男は、しょっちゅう講師にぶつぶつと何か語り掛けていた。
「先生……そろそろいいですか?」
 と男が物憂げに顔を歪ませて講師の方に呟く。
「ダメよ。ダメ、ダメ」
「もう我慢の限界です」
「大問題になるわ。こらえてちょうだい」
 そう講師に静止されると、男は眉をしかめ、悩まし気にうなだれるのである。サウナで暑さをこらえているような表情だった。
 授業が終わった後、数人の生徒たちが井戸端会議でその時の様子を不審がり、講師に詰め寄って、男性の不可解な行動について尋ねた。講師が言うには、男性はあの時、自分の陰部をさらけ出したくてたまらなかったのだそうだ。それを聞いて、海千山千の素振りであっけらかんと笑う者もいたが、顔を真っ青にしてぶるぶる震え出すデリーケートな者もいた。
「でも、あの人は、決して悪い人じゃないよ。市職員として、長年、この街の発展に貢献した人なの。分かってあげて」
 と講師は男を擁護し、生徒たちの同情を誘おうとしていた。

 カルチャーセンターからの帰り道、私は駅前の広場を歩いていた。
 あの募金活動をしていた少女たちの面影がまだそこに残っているようだった。この世界で、その部分だけは汚れていないように見えた。
 あの瞬間はまるでドラマの1シーンのように、鮮明な色合いで心に刻まれている。
 その余韻を楽しもうとするかのように、私は彼女たちが立っていた場所に近づいて行った。
 すると、地面に何か小さな物体が落ちているのが見えた。
 急いで近寄ると、可愛らしいうさぎの形をした財布だった。
 私はそれを拾い、周囲を見渡した。
 人ごみであふれていたが、少女たちの姿はどこにもなかった。
 この人ごみの中で、誰からも盗まれていなかったことに驚いた。
 いや、違う、と私は考え直した。
 盗もうとする者がいなかったのではなく、おそらく、彼女たちがここを去ってからそれほど時間が経っていないのだ。
 私は駆け足になって、彼女たちの行方を捜した。
 一時間ほど駅周辺を探し回って、ようやく彼女たちを見つけた。マンション駐車場の一角で、彼女たちは輪を作り、互いに顔を突き合わせながら何かコソコソと会話をしていた。
 四方を囲む高層マンションに昼間の日光さえ遮られ、アスファルトの焦げた臭いのするその灰色の空間は何となく彼女たちには不釣り合いな光景に見えた。
「ねえ、あなたたち」
 と私は声をかけた。
 少女たちは振り向いた。しかし、どこか違和感を覚えた。表情が、小学生というよりは中学生、いや、高校生のそれに見えたのだ。目の錯覚だろうか、真っ赤な口紅を塗っているようにさえ見えた。
「これ、落とさなかった?」
 私は彼女たちにうさぎの財布を差し出した。
 すると、一人の少女が駆け出して来て、奪うように私の手からその財布をつかんだ。あの、私が寄付を入れた箱を持っていた、お人形さんのように綺麗な顔をした少女である。
「人の財布に手をつけてんじゃねえよ、クソババア!」
 そう叫んで、少女は、仲間のもとへ戻って行った。私は唖然としながら、心臓が凍り付くような思いがした。
 私は混乱の極みにあった。泣きだしたくもなかった。四方の高層ビルが音もなく崩壊していくような幻影に襲われた。
「私はそれを拾ったのよ。あなたたちの誰かが落としたみたいだから」
 私は彼女たちに私が善意でここまで来たことを知ってほしくて、そう説明した。すると、
「うっせーな、とっとと消えろよ。醜いクソババアに用なんかねえんだよ。あんまりごちゃごちゃうるせーとぶっ飛ばすぞ、マジで」
 そんな答えが返って来た。最初、育ちのいい私には、それが日本語だということが分からなくて、解読するまでに10秒以上かかった。その意味を知って、私はますますパニックになった。
 私の心に浮かんだのは、怒りや悲しみを通り越して、純粋な恐怖だった。これまでの人生で一度も経験したことのない、混じりけのない恐怖だった。
 彼女の言う通り、一秒も早くこの場から立ち去ることを促す警告音が心の中でめまいのように鳴り響いた。仲間の少女の一人が、ポケットから折り畳み式のナイフを取り出した。私は全速力でその場から駆け出した。
 どうやって家に帰り付いたのか覚えていない。
 気がついた時には、私は椅子に座り、真っ白なキャンバスを見つめていた。
 私は半泣きになりながら、日常を取り戻そうと必死になっていた。
 私は努めて、今自分が食べたいものを頭に思い浮かべようとした。
「松坂牛ステーキがいいわね。ソースはわさび醤油で」
 私は鉛筆を手に取り、デッサンに取り掛かった。心がちくちくと痛んだ。今日受けた屈辱と恐怖と失望は、死ぬまで消えないかもしれない。
「この世に、本当に美しいものなどないんだわ」
 私の手は震えて、上手く絵を描けなかった。それでもどうにか、ゆっくりでも筆を進めた。筆を止めたら、発狂して、泣き叫んでしまいそうだったから。
 最初、ステーキを描くつもりが、気が付けば一人の小さな少女の顔を描いていた。
 それは、駅前で募金をした時に私に見せたあの少女の笑顔だった。
 あの天使のような笑顔が偽善の産物だなんて、やっぱり思いたくなかった。この世の全てを信じられなくなってしまう。
 あの子は、そう、利用されていたんだ。騙されていたんだ。他の仲間たちに。そう思いたかった。
 私に見せたあの笑顔こそが本当の彼女の姿で、駐車場で見た彼女は、悪魔か何かが見せた幻覚だったのだ。そう、自分に思い込ませようとしていた。
 私はいつまでも天使の映像だけを記憶に留めようと、あの時の映像を今描いているのかもしれない。その天使の絵を目に焼き付けて、駐車場で起きた、あの忌まわしい出来事の記憶を消し去ろうとしているのかもしれない。
 私は3時間ほど時間をかけて、ようやく絵を完成させた。その間、私は無我夢中で、朦朧とした意識の中で何とか手を動かしていた。書いている間の記憶も断片的でぼんやりとしていて、どのような過程で自分がその絵を描き上げたのか定かではなかった。ただ、その夢遊状態のさなかで、絵画教室でモデルとなったあの60代の老人の、自分の陰部を見せたい願望にかられて懊悩に歪んでいる表情が、私は実際にそれを見てはいないものの、それがまざまざと瞼の裏に浮かんで来て、恐ろしくもあり、切なくもあった。
 深夜12時、壁掛け時計のチャイム音を耳にして、ようやく正気を取り戻した私は、完成した絵を見て驚いた。
 あの不良少女が、無垢な天使のように可愛らしく描かれていたことに驚いたのではない。
 その少女の唇が青白く塗り潰され、まるで死人のように血の気を失っていたことに、驚いたのである。

串田カツ江でございます! ©串田カツ江

執筆の狙い

串田カツ江という架空の主人公が織りなす人間模様をドラマっぽいタッチで描いてみたいと思いました。

串田カツ江

118.19.12.19

感想と意見

虎徹

串田カツ江様初めまして。
読ませて頂きました。

表題から某国民的アニメを連想しながらどんなドラマが展開するのだろうと思いきや、いきなり『性欲』と、真逆の内容でウケました。

マンション駐車場での少女達のくだりは現実味に欠けましたが、ドラマとして面白く読めました。
文章も流れがよくお上手でオチが良かったと思います。

2017-11-13 00:30

223.25.160.24

偏差値45

>食欲が性欲に負けたのだ。
楽しそうで何よりです。

>「最近のテレビはつまらない」
娯楽が多様化したからね。

>性欲は永遠に17歳のままなのかもしれない。
どんだけ~。

>男性はあの時、自分の陰部をさらけ出したくてたまらなかったのだそうだ。
普通に変態さんですね。

>「人の財布に手をつけてんじゃねえよ、クソババア!」
ショッキングな言葉ですね。ちょっと信じられないですね。

読みやすい、分かりやす、けど、共感はできない。
女性の性欲は理解できなからね。
最初の掴みはいいと思いますが、最後のオチはよく分からない。

2017-11-13 01:53

219.182.80.182

ペンニードル

串田カツ江 様 はじめまして。

前半のイケメン談議は退屈でした。

>> つまり、食べたいけれども手が届かない超高級料理を、リアルな絵に描き、それを見つめることで食べた気分になろうというもくろみである。
表現には願望が伴う。この一文の為に編まれた物語なのかなと感じました。

個人的には予期せぬリンチ未遂で憔悴したカツ江、朦朧としながら帰宅したその手にはビニール袋を携えていて欲しいです(о´∀`о)
松坂牛ステーキ弁当でもはいっていて欲しい。

2017-11-13 02:19

59.128.82.6

thor

読ませて頂きました。

とても面白かったです。次々と頭に流れ込んでくるその光景に、半ば首を傾げながら楽しませて頂きました。

いくつか引っ掛かった言葉がありましたが、ほぼ脳内補完してスルーしました。テンポも良くて良かったです。

>男は眉をしかめ

眉はひそめるもの、顔はしかめるものと僕はずっと認識しているのですが、眉をしかめる、という言葉は正しいのでしょうか。
某小説(市販されている小説で、個人的に好きな作品です)の中でも【眉をしかめ】とあったのですが、やはり首を傾げます。
しかめっ面とはいいますが、しかめ眉とか聞いた事ないので。でも、顔をひそめるという言葉は見ないのに、【眉をしかめ】という言葉はたまに見るんですよね。
漢字にするとどちらも同じなので、そこから転じて誤用しているのだと僕は勝手に思っているのですが……。

と、そんなしょうもない事しか気にならないくらい、楽しく読ませて頂きました。

最後のオチはなんとなくですが怖かったです。いや、凄くホラ-でした。

今後も執筆、頑張って下さい。

2017-11-13 02:31

183.76.67.30

ちゃんすか

読ませていただきました。

タイトル、冒頭から引き込まれ、
主人公がどんな一日を送るのかと気になり一気に読んでしまいました。

食欲を取るか、性欲を取るか、(極端に言えば、ですね)主人公への共感性もさることながら、すらすらと読みやすくて面白かったです。
相方に「松潤が出ると固まるよね」と言われたのを思い出しました。
私もイケメン大好きです(笑)

募金の少女達は、小遣い稼ぎと称して頭を下げていた、ということでしょうか?
善意の裏切りって腹立たしいと感じました。
騙されるのも悪いんですが……、やるせない。

サ○エさんといい、エレ○テルの小技といい、読者を楽しませるのが上手いなぁと思いました。

ちょっと気になったのは、『海千山千の素振りであっけらかんと笑う者』です。
私も笑ってしまうタイプの人間ですが、なにか違う例え方がなかったのかな、と思いました。

主人公にとっては少しショックな出来事ですが、楽しく読めました。
ありがとうございました。

2017-11-13 09:45

60.40.55.52

イソベ@読者

育ちのいい私 ←女子校育ち?
カツ江さんが少女にひと目惚れして失恋した話、だと思ったんですけど(違ったらすみません)
サラッと書いてありますけど駆け足で一時間探し回るとかも、なかなかできないことだと思いますし。親切心だけで一時間は……いや~私にはできない(汗)。どんだけ善人なんだって話で。
同性……自覚ナシで50代まで? と思って、そうだとしたらすごく悲しいです。まさに破壊的な悲しみと絶望です。

>悪いのは、きっとこの番組を作った製作者側であり、それを放映したテレビ局なのだ。罪を憎んで人を憎まずが私のモットーだが、しかし、誰かの意思によって生み出された罪ならば、その意思の持主が責任を負うべきなのだ。だが、一番悪いのは、イケメンという言葉に惑わされて、性欲とロマンスをかきたてられずにいられなかった生身の私自身なのだと思う。
↑一番悪いのは私? 出てきたのがイケメンじゃなかっただけでそこまで考えるのかと最初は面白いと思ったのですが、
少女の件でもカツ江さんは最終的に一番悪いのは自分だと思って自分を責めてしまうのでしょうか?(つらい)

2017-11-13 19:18

14.8.73.32

串田カツエ

虎徹様初めまして。

串田カツエでございます。

>性欲

フロイト的には、夢の内容物は全て性的な意味合いを含んでいるらしいです。
性的な願望が形を変えて、夢のストーリーが作られるらしいです。

そういわれてもピンとこない人も多いでしょうね。
だからこそ、精神分析が必要らしいのです。

この現実世界もそれと同じなのでしょうね。
あらゆるものが性的な願望が形を変えて今ある姿を取っているのだと思います。

叱咤頂きました事を胸に筆を磨く所存です。重ねて御礼申し上げます。
季節の変わり目ゆえ、何卒ご自愛下さい。

2017-11-13 23:04

118.19.12.19

串田カツエ

偏差値45様、感想ありがとうございます。

最後のオチは駐車場で見た不良少女の赤い口紅との対照として唇を青白くしてみました。
そこにどんな意味があるかというと、
おそらく、少女は堕天使ということなのでしょうね。

赤い口紅に少女の罪を暗示させながらも、
その力強い色にはカツ江の少女に対する激しい何らかの想いが投影されているのかもしれません。
青い唇で少女の唇からその生命力が消えたのは、
カツ江の少女に対する直接的な失望も意味しながらも、
カツエの自分自身に対するある種の喪失感を意味しているのかもしれません。

叱咤頂きました事を胸に筆を磨く所存です。重ねて御礼申し上げます。
季節の変わり目ゆえ、何卒ご自愛下さい。

2017-11-13 23:10

118.19.12.19

串田カツエ

ペンニードル様、感想ありがとうございます。

>朦朧としながら帰宅したその手にはビニール袋を携えていて欲しいです(о´∀`о)
>松坂牛ステーキ弁当でもはいっていて欲しい。

それも面白い行動ですね。

でも、買えない身分だからこそ、絵で代理させようとしているわけで。

松坂牛ってめっちゃ高いですよね。
デパ地下で生肉半額で一人前2000円で買ったことあります。
定価は4000円かよ。
料理できないので、電子レンジで温めて食べました。
食感がふわっと柔らかくて、獣っぽい臭みがなく、おいしかったです。

朦朧としながら帰宅したその手にはビニール袋を携えていて欲しいです(о´∀`о)
松坂牛ステーキ弁当でもはいっていて欲しい。

2017-11-13 23:14

118.19.12.19

串田カツエ

thor様感想ありがとうございます。

眉をしかめる、は私は普通に使っていました。
でも、語源を考えると、おかしいのでしょうかね。
顔をしかめるとは言いますね。
眉を顰めるも言いますね。
そう考えると、何だかおかしい気がしますね。
でも、顰めるというのは何となく片方だけぴくっと動いているような印象があります。自分的には。
眉間に皺が寄るくらいなのは、自分的にはしかめるかなあなんて思っています。
眉間に皺が寄ると、顔全体がしかめるから、
そのつながりで眉をしかめるになったのかなあなんて。
まあ、大勢が使っていればいつの間にかそれも正しい用法になるのかもしれませんね。
未だに役不足の意味が分からなくなりますが。
語源は大切ですね。

2017-11-13 23:18

118.19.12.19

串田カツエ

ちゃんすか様感想ありがとうございます。

イケメンという言葉には魔力がありますね。
どうしてでしょう?
そこにもやはり性的な力が働いているからだと思います。
このあとイクメン登場! と言われても、カツ江はまったく意に介さなかったでしょう。
しかし、クがケに変わっだけで、もう身動きできなくなったのです。
イケメンが彼女をそうしたのではありません。
イケメンという言葉が彼女の想像力に限りないパワーを与えたのです。
そもそも恋というのは想像の産物なのです。
イクメンというのは、その行動範囲は分かり切っているので想像力を掻き立てません。
しかしイケメンというのは、一体何をする者なのか?
想像力をかきたてられずにはいられないのです。
想像の区域は私の学説によれば、性欲が縦横無尽に駆け回るスペースなのです。
それはある意味とても恐ろしい時空なのです。

2017-11-13 23:27

118.19.12.19

串田カツエ

イソベ様感想ありがとうございます。

カツ江に同性愛的嗜好があったのかどうか?
それは読者様の判断に委ねます。
しかし、仮にそうだったとしても、カツ江本人はそのことに気付いていなかったでしょう。

ただ、カツ江の無意識下に不良少女の唇の真っ赤な色が刻まれたことだけは確かです。
それは彼女にとっても明確な記憶としてではなく、、
それが口紅の色だったのか、それとも少女の生まれ持ったものなのか、
あくまでもそんな気がしたところに、
カツ江と少女の関係性の謎が隠されているのです。

カツ江の中で少女はいまだつかみどころのない存在で、
いとおしいと同時にこれ以上ない恐怖の対象でもあるのです。

そして、カツ江はいったい少女の何に自分があんなにまで魅かれたのか、
その答えを求めれば求めるほど苦しむことになるでしょう。

2017-11-13 23:33

118.19.12.19

串田カツエ

>つまり、食べたいけれども手が届かない超高級料理を、リアルな絵に描き、それを見つめることで食べた気分になろうというもくろみである。

という目的がカツ江にはありましたが、

>最初、ステーキを描くつもりが、気が付けば一人の小さな少女の顔を描いていた。

という行為が無意識に行われたという点に、カツ江の同性愛的嗜好が示唆されているのかもしれません。

少女の唇を青く塗りつぶしたのは、ある意味少女に対する死姦的な行為だったかもしれません。

あるいは、自分が少女を愛しているという無意識下の衝動を、否定しようとする行為だったのかもしれません。

2017-11-13 23:54

118.19.12.19

怒髪、天が抜く

んー、んー、はじめまして?
とりま採点しま~す。

各10点満点
内容 4
論理 2
空気 9
表現 4
発想 6

原点要素
内容 
オチ…なんで殺さないの?インパクトに問題あり マイナス4(ここでかいよ!)
現実を書きながら現実性が低い マイナス1
論理
一貫性…加点2
伏線…無い。もしくは読み解けない。マイナス3
展開…部分の展開が甘く、それぞれに論理的繫がりが見受けられない。 マイナス3(why?が多い)
テーマ…主張(作者の考え方、思想)もテーマ(この文章が何を言いたいか)も見受けられない マイナス4(ここでかい!小説の意味が問われるから!)
テンポ…加点1
空気
大きな減点はない。ただ、パーツ毎の空気の遷り変りもみられない。マイナス1
表現
芸術性…直喩が多く、考えさせられる言葉がない。 但し減点はない。
定義…筆者自身が言葉を定義しておらず、突き詰めた表現がない。 マイナス1
語彙力…無し。文章に「育ちがいい」とか論外。マイナス2
また、作者の意図を凝縮した言葉もない!マイナス2
発想
内容の独創性…加点2
言葉の独創性…無し。マイナス2
描写…性を使う小説が最近多すぎる。陳腐。マイナス1
意外性…無し マイナス1
比喩…金持ち≒松阪牛など陳腐な発送に基づく表現がみられる。見直されたし。マイナス2

総評
読めるし、私の小説と比べれば上手い。

2017-11-17 18:44

49.239.65.150

串田カツ江

怒髪、天が抜くさん感想ありがとうございます。

採点方式分かりやすいです。

50点満点で25点ですね。

なかなかの高得点ですね。

5段階評価でいえば2.5点でしょうか。

これだけもらえれば十分です。

>文章に「育ちがいい」とか論外。

ユーモアのつもりでした。
ごめんなさい。

2017-11-17 20:25

118.19.14.36

野良猫

タイトルがムカつきました。

2017-11-18 01:33

60.37.162.93

ご利用のブラウザの言語モードを「日本語(ja, ja-JP)」に設定して頂くことで書き込みが可能です(テクニカルサポート)。

:
:
:
3,000字以内