作家でごはん!鍛練場

『謎の美少女の芸能界事件簿』

ナチュラル著

別のサイトにも投稿させて頂いた事がありますが、あまり感想頂けず。どの程度受け入れられるのか・改善や要望を教えて頂きたいと思います

夢ヶ崎 夕理(ユウリ)
163㎝ 16歳
芸能プロダクション「イリュージョン」から
渋谷の街を一人で歩いているところをスカウトされた。

瞳が大きくて色白で可愛い美少女だがさびしげな表情をする。
不可思議な雰囲気を持っており清楚であるがあまり笑わない。
夕理をスカウトしたところ驚くほど歌が上手いのでソロでデビューする予定であったが
夕理はしゃべるのが苦手でTVやステージでの受け答えに不安を持った事務所がユニットを
組んでデビューすることを考えた。
そこへ明るくてしゃべり好きで楽器が得意な夏樹(ナツキ)と留奈(ルナ)を加入させ
3人のユニット「ル・レーヴ」を結成する。
(ユニット名はフランス語であり日本語で「夢」)
それぞれ名前を漢字からカタカナにする。
リーダーは一番年上のナツキ(20歳)
ちなみにルナは19歳

デビュー曲
デコレーション
(詞の内容:貴方がいないとどんなに綺麗に着飾っても心は寂しい)

伸びのある声と独特の声質で歌い上げる。

ユウリの衣装は白と青色を基調としたタータンチェックのミニスカートにジャケットとネクタイ

デビュー曲はジワジワとヒットしてCDランキング3位まで上昇した。
ユウリの可愛らしさに潜める不可思議な雰囲気とレベルの高い歌唱力で一躍人気歌手になった。

セカンドシングル「スキャン」を発表
前作と違ってアップテンポでノリの良い曲である
事務所はセカンドシングル「スキャン」を1位にさせるため
コピー機のCMにタイアップさせた。
新曲の宣伝に歌番組はもちろんのことバラエティ番組にも「ル・レーヴ」を積極的に出演させた。

その一つに人気芸人コンビ「ジキルとハイド」が司会するバラエティ番組にゲストとして出演することが決まった。
その企画にグラビアアイドル対お笑い芸人の格闘技大会が行われることになっていた。

ナツキ「なんで格闘技大会のゲストに出演するの?」
マネージャー本郷「まだまだ知名度がないからねえ」「知名度をアップさせなきゃ」
ルナ「でも歌わないんでしょ?」
マネージャー本郷「まあ~今回はね」
ナツキとルナは何故この番組に出演するのか不満であった。
ナツキ「ユウリは、どう思う?」
ユウリ「・・・・歌いたいけど・・」
ユウリも不満らしかった。

-井野貴代-
170㎝ 60㎏ 
ムチムチなボディが自慢である。
井野は歌手になりたくて何度何度もオーディションを受けたが落選を繰り返した。
それでもなんとか芸能界に入りたくて自慢のボディを生かしてグラビア系の事務所に入るが人気はなかった。
TVに出演することもなく知名度が低かったが今回この企画に参加することになった。
グラビアアイドルとはいえ格闘技することを敬遠するものが多く数会わせで井野に出演依頼が来たのである。

井野「このチャンスをいかさなきゃ」
格闘技大会で勝利して少しでも知名度を上げたい一心で大手の大都女子プロレス団体へ体験入門をして試合に備えた。

バラエティ番組の格闘技大会が始まった。
当然録画放送である。
ホールを貸し切ってあり普通のプロレス会場と変わりなかった。
入場者もかなり多い。
放送席にアナウンス役のジキルと解説者が座っている。
ジキルの横にゲストの「ル・レーヴ」の3人が座った。
レフリー役にハイドが務めるようである。
ゲストの「ル・レーヴ」が紹介され歓声が上がる。

グラビアアイドルの5人とお笑い芸人(女子)の5人も紹介された。
盛り上げる為にハイドがマット上でパフォーマンスをする。

5人対5人の対決で3勝したほうが勝ち
井野貴代は中堅だった。
ルールはプロレスのルールとあまり変わらないが相手の両肩を1秒以上マットにつけるたらフォールになる。

ハイドの芸人弄り等の前置きが長くやっと試合が始まったが素人通しの対決だったので技を掛けるものが少なく
組み合うだけのダラダラとした試合が続いた。

井野貴代の出番が来た。
気合いを入れてリングに上がる。
相手は体格がいい芸人の「雪だるま」(女芸人の芸名)であった。
盛り上げるためリング上で雪だるまが井野に平手打ちをする。
パア~ン!
井野がこの平手打ちに切れて雪だるまに殴り返すがかわされてしまう。
井野「この~野郎~!!」
井野は我を忘れて雪だるまに組み付く。
ここでゴングが鳴った。
井野は組み合って投げようとするが技が決まらない。
雪だるまが押し倒し二人供マット上を転がり回る。
井野は髪を振り乱し雪だまるを押さえ込もうとするが雪だまるも井野の髪を引っ張り跳ね返した。
雪だるまが井野の上になり自分の腕で井野の喉もとにチョークスリーパーを掛ける。
井野は両足をジタバタしてもがき苦しむが跳ね返すことができない。
そして井野はマットを叩いてギプアップした。
井野「ハア~ハア~ハア~」
井野は涙目になって仰向けのまま暫く動けなかった。
その時だった。
「キャハハ」
笑い声が聞こえた。
ユウリが座っている方向からである。

笑っているのはナツキであった。
あまりにも退屈な試合が続きナツキとルナがお喋りをして笑っていたのである。
マイクが近いので音声をひろったのだ。
ナツキとルナは井野の試合を見ていなかった。

井野はこの笑い声に反応した。
井野はヨロヨロと立ちあがりトップロープを両手で摑んでリング下の放送席を見ると
ナツキがルナの方を見てまだ笑っていた。

カッコいい衣装を着て放送席でチヤホヤされているル・レーヴの3人を見て
井野は怒りが込み上げてきた。
何度も何度もオーディションに落ちて今では水着姿でマット上で転がり回り
最後にはだらしなく仰向けで倒れている自分がみじめに思えてきたのである。

段々と今までの悔しい気持ちが込み上げてきて涙も溢れ出てくる。
負けたことの悔しさも重なり笑われたことをきっかけにとうとうブチ切れたのである。

井野「おい!お前!」「何が可笑しいんだ!」
ナツキを指さした。
ナツキ「え!」
いきなり怒鳴られたのでキョトンとするナツキ
井野「そんなに可笑しいならお前がやってみろ!」
ナツキ「え?え?」「なに?」「どうしたの?」
ナツキは、事態がわからなくてルナに聞いた。
ルナ「え?」「わかんないよ・・・」
ナツキとルナは二人でユウリを見る。
ユウリ「・・・・」

この悪い雰囲気にナツキの隣にいるジキルが割ってはいる。
ジキル「おお~っと~!」「リング上から放送席に向かって井野が吠えている~~!」
   「負けたのがよほど悔しいのか!」

レフリー役のハイドも後ろから井野の肩を叩き下がれ下がれとジェスチャーをする。
そして井野の頭を小突く。
井野「うるっせえ~~!!」
井野はハイドを突き飛ばしハイドがマット上で転がり回る。
ハイド「こわ~~」「なんやねん」
ハイドが雪だるまに「お前止めてこい!」
雪だるまが井野に近づき「負けた奴はさっさと降りろよ」
井野の後ろから左腕を掴む。
井野は振り向きざま雪だるまの顔にパンチを入れた。
ちょうど顎にヒットしたため雪だるまが顔を押さえてうずくまる。
「いって~~!!」「ぎゃ~血がでてる~~!」「ぎゃ~~」
雪だるまはリングから降りてわめきながら控え室に戻っていった。

リングにスタッフが数人上がって井野を説得してリング下に降ろそうとするが
井野は泣きじゃくり暴れまくって手のつけられない状態になっていた。
観客からもブーイングが飛ぶ
「早く引っ込めろ~~」「終わったんだろ~~」
中には面白がっている者もいた。
「やれやれ~~」
このままだと収拾が付かなくなる。
ジキル「アイツ・・こんなに強かったのか・・」
ジキルが隣にいた元プロレスラーの解説者に「アイツをとめてもらっていいですか」
とお願いする。

すると・・・ユウリが席から立ち上がり「私が行くよ」

ジキル「え?」「え~~!!」
ジキルがその言葉を聞いて驚きながらユウリを見る。
ナツキ「ユ・・ユウリ?」
ルナ「行かなくていいよ!」
ナツキとルナも立ち上がりユウリを引き留める。

ユウリは「・・・行ってくるね」とナツキとルナの顔を見て微笑んだ。
ユウリの珍しい笑顔を見るとナツキとルナはそれ以上何も言えなかった。
ユウリはリングの青コーナーの階段の方向へ歩き出す。
ジキル「ほんまに行くの?」

今日のユウリは黄色と白色のツートンカラーのミニスカートと
ブラウスの上からジャケットを着てネクタイをしていた。

ユウリは階段を上がりスカートを両手で押さえながら内股でロープを跨いでリングの中に入った。

リング上では井野とスタッフが揉み合いになっている。
リングに上がったユウリを見て観客がざわめく。
「ユウリがリングにいるぞ」「まじかよ!」

スタッフもユウリに気づき慌てふためく。
スタッフ「ダ・・ダメだよ~あがってきちゃ~」「あぶないからこっちに来て」
井野もユウリに気づく。
まさかユウリがリングに上がってくるとは思っていなかったのか・・井野が急に大人しくなった。

そこへマネージャー本郷がリングに入ってきた。
「さあさあ~こんな奴を相手にしないで」
「トップスターのユウリがこんな場所にいたら汚れてしまう。」
このマネージャー本郷の言葉を聞いて井野が再び切れた。
井野「ふざけるんじゃないよ!」
マネージャー本郷に飛びかかろうとする。
それをスタッフがとめる。
また揉み合いになったが
ユウリが井野の近くまで行き「私が試合をするよ」「それでいいよね」
井野はビックリしたが「・・う・・うん」
ユウリの目を見て頷いた。

スタッフとマネージャー本郷が必死でとめるが二人はリングから降りようとしない。
録画番組とはいえ時間が限られている。

焦っていたスタッフが「ユウリちゃん」「このままだとまずいから着替えてきたほうがいいよ。」
ひとまず着替えを理由にリングから降りさせようというのだ。
リングから離れて落ち着けば試合はしないだろう思っていた。
ユウリ「このままでいいよ」
スタッフ「え!」「それはまずいよ~」
ユウリの言葉にスタッフは混乱した。

プロデューサーとマネージャー本郷が話し合いをする。
マネージャー本郷は企画の中止を求めた。
しかしプロデューサーは「二人がやるって言ってるんだから試合をさせよう。」
「この部分は編集でカットするから」

やっとユウリ対井野の試合をすることが決まった。

マネージャー本郷が井野に「お前!」「ユウリに何かあったら唯では済まないからな!」
そう言うとリングから降りる。

長時間待たされている観客が騒ぎ出した。
「いつまでかかるんだよ~~!!」「井野~~ひっこめ~~!」
「なんかユウリと井野が試合するらしいよ!」「ユウリが?」「やめさせろ~」
ユウリのファンが多かったが・・・・・
「ユウリがマット上でヒイヒイ言ってるのも見てみたいな」
「スカートの中身も見えるぜ」こころよくないことを言う観客もいる。

そして・・・ある観客から「いのぶたかよ!!」
一際大きな声だった。
その声に観客から笑い声が響く。

井野はその言葉に幼少の頃を思いだした。
井野「・・・ブタカヨ・・」
井野は小さい頃太っていたのでブタカヨって言われていたのだ。
井野「誰だよ!」「今言った奴は!」
井野が観客席に向かって怒鳴る。

スタッフ「いいかげんにしろ!」
井野の後ろから左腕を掴んだ。
井野はその左腕を振りほどこうと腕を振り上げ体を旋回させた。

バシッ!

井野の振り上げた拳に何かがあたった。

井野が目線を下げると
ユウリが顔を押さえながら両膝を付いてしゃがみ込んでいる。
ちょうど裏拳を打つような動作で井野の拳がユウリの頬にあたったのだ。
スタッフが青ざめユウリを取り囲む。
ユウリの白かった頬が赤く腫れピンク色の唇からうっすらと血が滲んでいた。
スタッフが叫ぶ「救護班を呼べ!」
スタッフ「救急車は呼ばなくていいですか!」「警察は?」
スタッフがパニックになっている。

観客もどよめく。
「ユウリが殴られたって!!」「ええ~~!!」
ナツキとルナもリングに上がる。
リング上では大人数が集まり大騒ぎになっていた。
ユウリ「大丈夫だよ。」
そう言うと立ち上がって井野に近づいた。

ユウリ「試合できるよ」
そこには頬が赤く腫れ唇から血が滲んでいる顔がある。
井野「もう・・・いいよ・・」
そう言うと井野はリングから降りて控え室まで走って行った。
そして控え室で号泣した。

ユウリもナツキ達に支えられて手当を受けるため医務室まで歩いて行く。
ナツキ「ユウリが自身たっぷりでリングに行くから強いのかなと思ったよ。」
ルナ「そうそう」「アイツを投げ飛ばすんじゃないかと思った。」
ユウリ「そんな力ないよ。」
ルナ「ホントにその格好で試合するつもりだったの?」
ナツキ「スカートが捲れれば男は喜ぶけどね。」
ユウリは顔を赤くして俯いた。

この3人を後ろからジッと見ている人物がいた。
「流石だな」そうつぶやくとニヤリと笑った。

この騒ぎでこの後の試合も中止になり格闘技大会が放送されることはなかった。

しかしこの事件は、ほんの序章に過ぎなかった。

セカンドシングル「スキャン」が週間CD売上ランキングで1位を取りその後も売れ行きは好調で
瞬く間にル・レーヴはトップスターへと駆け上がった。

―事務所―

マネージャー本郷「今度の日曜日にジェットランドの野外ステージでイリュージョンフェスタを開催することは知っているよね」
ナツキ「知ってるよ。」
マネージャー本郷「ル・レーヴも出演することになったから」
ナツキ「えっ!!」「そうなの?」
ルナ「今度の日曜日は月刊誌の撮影じゃなかった?」
マネージャー本郷「それは今度新曲を出すからその時に特集を組んで貰うことになった。」
マネージャー本郷「ル・レーヴの人気が凄いんでこっちを優先してほしくてね。」
マネージャー本郷「デコレーションとスキャンの2曲を歌うことになっているから。」

ル・レーヴの3人は急遽、野外ステージに出演することが決まった。

―TVの楽屋―

ナツキ「フェスタには出演しないって言っていたのに・・・」
ルナ「急な話だよね。」
ナツキ「ジェットランドって名前のとおりジェットコースターが多いんだよね。」
ルナ「そうそう」「ステージの横を通るんだよ。」
ルナ「衣装はどうするの?」
ナツキ「何も聞いてないけど」「いつもの衣装でいいのかな~。」
ルナ「ユウリはジェットランドには行ったことあるの?」
ユウリ「行ったことないよ」
ナツキ「珍しいね」「女の子には人気なのに」
ユウリ「・・・」

ループコースター、ドラゴンコースター、メガコースター等多種多様のジェットコースターの
アトラクションがある遊園地。

最大の目玉はマジカルツインコースター。

―マジカルツインコースター―

野外ステージを挟んで両側にある左右対称の二つのコースター。
ステージから向かって右側をマジカルR(ライト)、左側をマジカルL(レフト)と呼ばれている。
RとLの二つのコースターが同時にスタートする。ゆっくりとレールを昇り頂上から同時に
勢いよく発射してシンメトリーに動く。
二つのコースターはステージの真横を通過してステージの裏側で接近して駆け抜ける。
接近時にRとLのお互いが良く見えるのでRとLの両方から手を振ったりピースサインを
して楽しでいる人が多い。
RとLの二つのコースターの接近時の写真撮影のサービスが受けられる。
RとLに友達同士で別々に乗ってカメラに向かってピースサイン等のポーズをとったりして
携帯の待ち受け画面等に利用する人が多く特に女子中高生やカップル等に人気がある。
夜には二つのコースターに照明が点きホタルが舞っているように見えて幻想的である。
このステージではマジックショーが開催されることが多くこのツインコースターをショーの
仕掛けに利用する。両方のコースターのレールに装置をセットして二つのコースターが
通過するとその装置が起動して両側からドライアイスの煙が発生したり花火が鳴ったり
する演出によく使われる。

((((((ゴオ~~~ッ!!((((ゴオ~~~ッ!!
((((キャア~ッ!!((((ワア~~~ッ!!

「ル・レーヴ」の3人はフェスタ開演前のリハーサルのためステージの控え室にいた。

控え室の窓からツインコースターが一番接近するところが見える。
楽しそうに騒いでいるツインコースターの方をユウリは寂しそうな表情でジッと見ていた。

ナツキ「あれ、ぶつかりそうで怖いんだよね。」
ルナ「そう?」「私はスリルがあって好きだな。」
ナツキ「私はダメだな~怖くて乗れない。」
ユウリ「・・・・」
今日のユウリは何故か元気がない。

ナツキがユウリに近づき「今度、一緒に乗ろうか。」と声を掛ける。
ユウリ「・・うん。」「・・・そうだね。」
少し表情がやわらいだが、また寂しいそうな表情に戻りコースターの方を見ている。
コースターを見ているというよりその先の遠くを見ている感じだった。

ナツキ((ユウリ・・・そういえば・・学校はどうしたんだろう・・))
   ((ルナのことは大学を休学中だとか、ミスコンで準優勝したとか、帰国子女だとか
    いろいろ知っているけど・・・))
   ((ユウリのことは・・・何も知らない・・・))

リハーサルが終わり控え室に戻ってくると
マネージャー本郷がいた。

本郷「今日はこの衣装を着て貰うよ」
そこには衣装が準備されていた。
ナツキはチェック柄のショートパンツに青色と白色のツートンカラーのジャケット。
ルナもチェック柄のショートパンツに緑色と白色のツートンカラーのジャケット。
二人の衣装はいつもとあまり変わりなかったが
ユウリの衣装はオレンジ色のミニのワンピースだった。

ナツキ「ユウリだけ全然衣装が違うじゃない。」
ルナ「誰かのと間違えたんじゃないの」
本郷「これでいいんだよ。」「この衣装のほうが今日の照明に鮮やかに映えるんだよ。」
ナツキ「だって・・これユウリには・・・」
全く似合わないと言おうとしたが元気がないユウリの前では言えなかった。

本郷「君たちは一番最後だから夜の9時くらいになりそうかな」
「それじゃあ」本郷はそれだけ言うと控え室から出て行った。
ナツキ「ちょっと!」
ナツキがユウリの衣装を変えて貰おうとマネージャーを引き留めようとしたが
本郷はそそくさと出て行きいなくなってしまった。

今日の舞台装置や照明等はブレインムービー株式会社(略してブレイン社)が手がけていた。
そこの社員の田口と佐藤はツインコースターに仕掛けの装置をセットする役目だった。

ツインコースターのレールに装置をセットしたり回線にコードを繋いたりするが、
田口は回線が多く複雑な方のR側を担当していた。
回線が少ない方のL側を佐藤が担当している。

田口と佐藤は開演前の装置やコードの点検をして装置の取り付けを行っていた。
タレントが登場する度に仕掛けが変わるので装置を取り替えなくてはならない。
入念な準備と短時間での取り替えが要求されるが、何故か新人の田口が回線が複雑な方の
Rの担当になっていた。

佐藤「そっちの準備は終わったのか。」
田口「いや~回線が複雑で・・・」「まだ時間が掛かりそうです・・・。」
佐藤「急げよ。」「開演まで時間がないぞ。」「その前にテストもあるからな。」

佐藤がステージの方に消えていくと

田口「なんで俺がこっちを担当するんだよ・・・」「仕事の合間にあやねを見たかったのに・・」
コースターのレールの上で田口は愚痴をこぼしていた。

開演は午後6時からであるがツインコースターはステージの仕掛けに利用されるため
午後4時には人の乗り入れが禁止されていた。

午後6時
イリュージョンフェスタ開演。

マジカルツインコースターがスタートする。
頂上まで昇るとコースターに照明が付く。
ツインコースターが発射し二つのコースターがステージの横を通り過ぎる。
((((ゴオ~~~ッ
仕掛けが作動する。
花火が鳴り特殊効果の照明が付いてドライアイスの煙がステージを覆い尽くす。
その煙の中からスパンコールのタイトミニの衣装を着た北泉あやねが登場する。
色鮮やかなレーザー光線が北泉あやねを照らし出す。

―北泉あやね―

イリュージョンの看板歌手である。
2年連続でダイヤモンドディスク賞を受賞。
数々のCDがヒットし3曲連続でミリオンセラーになる。
カリスマ性を持った歌手でありファッション界のリーダー的存在でもある。
今日のフェスタも彼女が中心の構成になっている。
マスコミでは彼女を宣伝するためのフェスタだと言われている。

ステージでは北泉あやねが何度も衣装を変えて曲を歌い観客を喜ばせていた。

「ル・レーヴ」の3人は着替えとメイクが終わり控え室で出番を待っていた。

ルナ「北泉あやねか~。」「今日はあやねのファンばっかりだよね。」

「ル・レーヴ」の出演は急遽決まったことにより出演することの告知が遅れ
「ル・レーヴ」のファンはあまり来ていなかった。

ナツキ「しょうがないよ。」
それよりもナツキはユウリのことが心配だった。
ユウリの衣装は昔のアイドルが着るようなヒラヒラした感じで可愛いがユウリには全く似合っていなかった。

ナツキの心配をよそにいつものユウリの顔に戻っていた。

午後8時40分

「ル・レーヴ」の出番が来て3人はスタンバイする。

ツインコースターが発射し二つのコースターがステージの横を通り過ぎる。
((((ゴオ~~~ッ
仕掛けが起動する。

真っ暗な暗闇の中にステージの背景が急に明るくになり
ユウリのシルエットが映しだされ綺麗なボディラインが浮かびあがる。
体の線が柔らかく妙に色っぽい。
光と影を強調したイリュミネーションがオレンジ色の衣装に映える。
演奏が始まり伸びのある声と独特の声質で歌い上げ光と影のイリュミネーションの中、
妖しく艶やかな独特の世界観を作り出す。

後ろで演奏しているナツキは驚いていた。
ナツキ((・・・マネージャーの言うことはホントだったんだ・・・))
   ((ユウリ・・・ホントに16歳の女の子なの・・・))
ユウリの表現力にあらためて驚いていた。

デビュー曲の「デコレーション」が歌い終わり
「スキャン」の演奏が始まる。
乗りの良い曲なのでユウリの表情もやわらぎ「デコレーション」の時とは
違う雰囲気で楽しさを表現する。

順調に進んでいたステージだったが・・・事態が急変する。

「スキャン」を歌い始めて直ぐにユウリに異変が起こった。
歌うのを急に止めたのだ。
表情も硬くなっている。
ついには両手も下げてしまった。

ナツキ((・・・ユウリ・・どうしたの?))
ルナ((・・・ユウリ・・))
ナツキとルナはしばらく演奏を続けていたが
ユウリの異変にナツキとルナも楽器を弾くのをやめてしまう。

観客もざわめく
「どうしたんだ?」「何があったの?」
「なんだ!なんだ!」

音響が止まって静かになり観客がざわめく声だけ聞こえてくる。

午後8時40分
((((ゴオ~~~ッ

ステージの横をツインコースターが通り過ぎて行く。
ブレイン社の田口は最後の仕掛けの装置の準備に入っていた。
9時にフェスタが閉幕するのでその時に花火が上がる仕掛けの装置だった。
回線を繋ぎ直すためコードの確認をする。
コードを外して装置を交換するためRのレールの上で作業する。

田口「ハア~ハア~。」「これが最後の装置だあ~~。」「やっと終わる~~。」
複雑な回線を繋ぎ時間内に装置を交換する作業が終わるため胸をなでおろしていた。
9時に閉幕するので最後のコースターが動くまで18分近くある。

田口「ハア~あやねの歌が全然わからなかった・・・・」
必死で作業していたため音響が耳に入ってこなかったのである。
(((~~~♪~~♪
これが最後で安心したのかル・レーヴの曲が耳に入ってくる。

田口「スキャンか~。」「ふんふん~♪。」
緊張がほぐれ鼻歌を歌いながらレールの上で作業していた。
田口「うん?」「演奏が止まった・・・?」「どうしたんだろ?」

レールの上で立ち上がり急に静かになったステージの方に顔を向けようとしたが
逆の方に違和感を感じた。
田口「・・・音がする・・」「なんだ・・」

((((ゴオ~~~ッ

真っ暗闇の中からRのコースターが目の前に迫ってきていた。

((((ゴオ~~~ッ

田口「うわあああああ~~~~~!!!!」

ユウリはステージの真ん中でたたずんでいた。

音響が止まっている静かなステージに
((((ゴオ~~~ッ
ツインコースターが通り過ぎる音が聞こえてくる。

コースターが通り過ぎるとL側の方から強い風が吹いてきた。

~~~ササアァ~ッ

ステージ上に風が舞い込んでくる。

ユウリ「・・・・・・」
ユウリはスカートを両手で押さえた。
ナツキとルナにも風があたる。
ナツキ「なに?このカゼ・・・」
ルナ「ちょ・・ちょっと・・・」
3人の髪がみだれる。

風がやむとユウリは何事もなかったように口元までマイクを上げて歌いだした。

~~♪~~♪

ナツキとルナは慌てて楽器を弾き始める。

「スキャン」は2コーラスの予定だったがユウリが途中で歌うのを止めたのでワンコーラスで終わる。
歌い終わるとユウリは観客に向かって深々とおじぎをした。

3人がステージをはけると袖口にマネージャー本郷がいた。

パシッ!

本郷はユウリの頬を軽く平手で叩いた。
ナツキ「あっ!」「叩かなくてもいいじゃない!」
本郷「ナツキは黙ってろ!」
   「ユウリ。お前はプロ失格だ!」「途中で歌うのを止めるなんてどういうことなんだ!!」
ユウリ「・・すいません・・・」
本郷「なんで歌うのを止めた!」「スカートが捲れそうだったからか!!」
ユウリ「い・・・はい・・」
本郷「ステージに立って歌い出したら裸になってでも止めるな。」
ユウリ「・・・はい」

本郷「ったく。」「大事な商売道具だからこれくらいにしとくが、今度同じことをやったら叩きだすぞ!!」

本郷は怒号を浴びせその場から立ち去ってしまった。

ナツキ「なによ。」「急に柄が悪くなって!」
ルナ「私たちのこと商売道具だって・・」「あきれたわ・・」
ユウリ「・・ごめんなさい・・」
ナツキ「気にしなくていいのよ。」

――――

ステージ上には北泉あやねが登場して観客に向かって挨拶をしていた。

あやね「みんな~~。今日は来てくれてありがとう。」
「楽しんでくれたかな~~。」
「でも一人だけ歌うのを止めた人がいたみたいでぇ~。」
「気分が悪いよねぇ~。」
「私がお詫びに最後に歌うね。」
「私はどんなことがあっても歌は止めないからね。」

――――

ステージの袖口で聞いていた3人
ナツキ「あんなこと言わなくても・・」
ルナ「こっちが気分が悪くなるわよ」
ユウリ「私が悪いからいいの・・・」

「あの・・・」
後ろから誰かが声を掛けてきた。
ナツキ「え?」
田口「あの・・・」
コースターで作業していた田口である。

ナツキ「何か・・?」
ルナ「・・だれ?」

田口「ブレイン社の田口と言います。」「あの・・・お礼を言いたくて・・」

ナツキ「・・え?」

田口「コースターのレールに回線を繋いだり装置を交換していたんですが・・・」
   「9時に動くはずだったコースターがスキャンの途中で動き始めて・・・それで・・・危うくコースターに轢かれそうなって・・・」

ナツキ「・・そ・・そうなの?」

田口「音響が止まったからコースターの音に気付いたんです。」  「・・で・・慌ててレールから降りてフェンスの外に出たんですよ。」
   「スキャンの演奏が止まらなければコースターに気付かずに轢かれていたかもしれないんです・・・。」
   「それで・・・お礼を言いたくて・・・」

ナツキ「・・・ユウリ・・・あんた・・」
ナツキとルナは((まさか・・))という表情でユウリの顔を見る。
ユウリ「・・・・」

田口「あの・・ありがとうございました。」
   「・・でもRに取り付ける装置が壊れてしまったから・・・」
   「この後の花火がダメになってしまったんですよね・・・。」

―――――

ステージ上では北泉あやねがピンク色のミニドレスで歌っている。

この時、ツインコースターがレールの頂上から滑り出していた。


どおぉ~ん☆

突然爆発音がした。
「きゃあ~!!」
ステージから悲鳴が聞こえる。

ナツキ「キャッ!!!」
ルナ「キャッ!!」
ナツキとルナも爆発音に声をあげてしゃがみ込む。
ナツキ「・・・なに?なに?」
ルナ「やだあ~~」
ルナは半べそになっている。
恐る恐る立ちあがって袖口からステージを覗き込む。

北泉あやねがステージ上で倒れ込んでいる。
ピンク色のミニスカートが捲れ上がり黒色の派手な下着が露出していた。
「・・た・・たすけて・・・」
あやねは両手で頭を抱え込んで震えていた。

観客もパニックになっていた。
「うわあ~~!!」「どうしたんだ!!」「何があったんだ!!」

スタッフも慌てて北泉あやねに駆け付けるとユウリがあやねの傍へいち早く駆け付けていた。

どうやら花火が暴発したらしくあやねに向かって花火の破片が飛んできたらしい。
あやねは咄嗟に倒れこんで避けたが恐怖で震えあがって動けなくなっていた。

ユウリがあやねの体に覆いかぶさっている。
ユウリ「・・・大丈夫だから。」
あやねに声を掛ける。
あやね「・・う・・うん・・・」
怯えた様子で返事をする。

あやねは暴発の瞬間、身体が凍り付いたように動けなかった。
その瞬間、いつの間にかユウリがあやねの傍まで来ていた。
咄嗟にあやねに抱きつき身を挺した。
庇うように覆いかぶさって飛んでくる破片を避けたのである。

救急車、消防隊員、警察が駆け付けて野外ステージは大混乱になっている。
幸いにも怪我人はいなかった。
北泉あやねも精神的ショックは大きかったが怪我はなかった。

警察と消防隊員が現場付近を捜査したところRのコースターの中で気を失っている一人の男性が発見された。
この男性はRのレールで作業していたブレイン社の田口本人だった。
ル・レーヴの3人に声を掛けてきた田口と名乗る人物は全くの別人であった。
その男はもう消えていなくなっていた。

―――――

関係者全員に事情が聴かれる。

警察「・・・それで?」
田口「コースターを避けようと思って・・・・」
   「レールの上からバランスを崩して頭から下に落ちたと思ったんですが・・・」
   「それから先は覚えていません・・・・・。」

警察「・・・その男の特徴は?」
ナツキ「作業帽を深々と被っていたいたし・・・顔はあんまり・・・」
警察「・・・で・・どういう格好をしていた?」
ナツキ「作業着を着ていてネームプレートにも田口って書いてあったから・・・」
ルナ「誰だって本人だと思うわよ。」
警察「・・・君はなにか気づかなかった?」
ユウリ「・・・私も別に・・・」

ユウリは田口と名乗っていた男の言動がおかしいことから本人ではないことは薄々気付いていたがあやねを助けることを優先した。

L側のコースターの作業員佐藤が事情を聴かれている。

佐藤「田口とは携帯電話で連絡を取り合っていたんですが・・・」
   「スキャンの途中でドライアイスの煙が出てこないから田口に電話をしたんですよ。」
   「そしたらアイツ『取り付けが間に合いませんでした。』って言うもんだから・・・。」
   「怒鳴りつけてやりましたよ。」
   「最後の花火の時はアイツ『準備完了です』。って携帯で言ってたんですが・・・。」
  
どうやら途中から佐藤は田口と名乗る男と話をしていたらしいが佐藤は気づいていなかった・・・らしい?

そしてスキャンの時にドライアイスの煙が出てくる仕掛けが用意されていてコースターが通過することは
予定に入っていたがそれを新人で慣れない田口が忘れてコースターに轢かれそうになったのではないか・・・
と佐藤は説明した。

こうして3人が初めて出演した野外ステージは幕を閉じた。

――――――――

3人と本郷がホテルに戻ったのは深夜1時をまわっていた。

ナツキとルナはユウリの不可思議な行動には一切触れなかった。

ナツキ「ああ~お腹空いた~。」「お昼から何にも食べてないよ。」
ルナ「お腹も空いているけど・・・眠たい・・」
ナツキとルナが部屋に入っていく。

ユウリも部屋に入ろうとすると・・・
本郷がユウリに近づき耳元で囁いた。
「・・・下着が見えていたよ。」
ユウリ「!?」

あやねと一緒に倒れ込んだときユウリのスカートも一瞬だけ捲れ上がっていた。
しかし全員が爆発に気をとられユウリがあやねと一緒に倒れ込んだのを誰にも
見られていないと思っていたが・・・本郷だけには見られていた。

滅多に顔色を変えないユウリが本郷を睨み付ける。

本郷「ククク。」「冗談だよ。」「そういう顔もするんだな。」

本郷は何食わぬ顔で立ち去って行った。

ユウリ「・・・・」
立ち去る本郷の後ろ姿を見詰めるユウリ・・・。
この時、本郷の手の平で踊らされているような・・・そんな気がしてならなかった。
そして巨大な権が働き始めているのも感じ始めていたが・・・この後、度重なる事件に
翻弄されることをユウリは知る由もなかった。

――――――――

その後、野外ステージで花火の暴発が報道され警察の発表は次の内容だった。

「鑑識の結果、事故原因は作業員のミスにより発火装置の回線が間違って取り付けられそれにより花火が暴発したのではないか。」
「作業員田口はコースターが来るのを見落として咄嗟に避けようとしたが偶然にもそのままコースターの中に入ったのではないか。」
「田口と名乗っていた男は事情を聴くため探しているが今回の暴発事故とは関係がないと思われる。」

謎を多く残したままこの事件は事故と判断された。

――第1部終了――

《第2部の予告》

ユウリの経歴が解き明かされるに従って今までに起こった事件の真相が明らかにされていく・・・?

(感想により続編考えていきたいと思います。最後までありがとうございます)

謎の美少女の芸能界事件簿 ©ナチュラル

執筆の狙い

別のサイトにも投稿させて頂いた事がありますが、あまり感想頂けず。どの程度受け入れられるのか・改善や要望を教えて頂きたいと思います

ナチュラル

182.251.243.49

感想と意見

November Rain

UP後、即レス入れてますけど・・貼ってた訳ではございません(汗)
『エレメンタリー シーズン3』一挙放送を見ていて・・途中で止めて、犯人の「動機」推察中なんだな。
(ホームズとゆーより、エラリー・クイーン『オランダ靴の謎』みたいな事件だな。だからまあ、犯行動機も「血縁」なんだろうなー。ぶつぶつ)



作品の中身は見てないんですが・・
これを別サイトに掲載しても感想がつかなった理由ならば、一目瞭然でした。

文章の【書式】(原稿全体の記載方法、体裁)が、見るからに明らかに悪すぎる!! んです。

ラノベの推理もんか新潮文庫nexあたりの売れてるシリーズを1冊買って、
【そこに記載されている書式、文書の体裁】と、自作原稿のそれとを照らし合わせれば、一発理解できると思うんですが、

小説は普通、「鉤括弧でくくった台詞」の前にキャラ名を明記して、本文の「流れ」やページの「字面」を阻害はしませんし、
(((((   ))))) ← ってな二重三重括弧使用は、紙面全体が「バカっぽく見える」(=バカっぽくしか見えない)んで、

読もうって気が削がれる。
それでも別サイトで真面目に感想書いてくれた人はいらしたんですね??

なら、その方の奇特さと親切心に「正しく感謝」して、

全面的に「書式」直してください。

文庫本載っている状態なんですが、

2017-11-11 20:53

219.100.86.89

November Rain

>文庫本載っている状態なんですが、

↑ すいません。。

入力途中、削ったり直したりして出た切れっ端を、しばしば消し忘れて、最下にくっつけたまんま上げてしまうのは、ワタシの悪い癖。。


せっかくなんで、表記? でもう1個言うと、

固有名詞『ル・レーヴ』を、「台詞と同じ鉤括弧内記載」で作中に出されると、それだけで「筆力低そう、文章スキルなさそうに見える」(そうとしか見えない)んで、激しく損。。

小説本文中の「固有名詞の記載方法」には【原則がある】んで、どのレーベルの文庫本・どんな作家でも(同人誌作家さんでも)「そこはきちんと守っている」から。

2017-11-11 21:05

219.100.86.89

ナチュラル

November Rain様

早速のご指摘ありがとうございます。
文体など、ご指摘頂きました通り、本などを購入し再度勉強させて頂きます。

2017-11-11 21:05

182.251.243.49

ペンニードル

ナチュラル様 はじめまして
ト書きされているのであくまでも小説としてではなく脚本として読ませていただきました。


つまらなかったです(^_^;)


読み終えて、
ログラインがわかりませんでした。セントラルクエスチョンが提示されませんでした。物語内部に皮肉がありませんでした。導入部に印象がありませんでした。物語終了部にクリフハンガーがありませんでした。

まずはこの物語を100文字でまとめた際、魅力的かどうか煮詰めてみるといいと感じました。
完結まで作品を引っ張る主人公が解かなければいけない謎を読者に示してあげるといいと思いました。”〇〇なのに!〇〇しなきゃいけなくなっちゃったぁ!”みたいな皮肉な状況設定をすると良いと感じました。

謎を謎のまま終わらせるのではなく、第2章導入事件を匂わせる一文で終わらせるといいかもです。

2017-11-11 21:28

39.110.185.153

偏差値45

>井野はハイドを突き飛ばしハイドがマット上で転がり回る。
ちょっと……。洗練されていない。

>すると・・・ユウリが席から立ち上がり「私が行くよ」
この展開は面白い。

>この3人を後ろからジッと見ている人物がいた。
「流石だな」そうつぶやくとニヤリと笑った。

何か含みを持たせているね。

>マネージャー本郷「それは今度新曲を出すからその時に特集を組んで貰うことになった。」
>マネージャー本郷「ル・レーヴの人気が凄いんでこっちを優先してほしくてね。」
>マネージャー本郷「デコレーションとスキャンの2曲を歌うことになっているから。」
まあ、言いたいことは分かるけど、ちょっと有り得ない表現かな。

>ナツキ「珍しいね」「女の子には人気なのに」
うーん。女の子が女の子という言葉を使用するのかな。よく分からない。

>コースター
分かるけれども、ジェットコースターとちゃんと書いた方が親切かも。

>ミニのワンピースだった。
ちょっと誤解を招く表現かも。

>本郷「君たちは一番最後だから夜の9時くらいになりそうかな」
遊園地みたいだけども、こんな時間までやっているのかな。
仮にやっているとしても、お客さんの数は少ないと思う。

>開演は午後6時からであるがツインコースターはステージの仕掛けに利用されるため
>午後4時には人の乗り入れが禁止されていた。
通常営業よりもイベントを優先するのは、ちょっと納得がいかない。

>北泉あやね
ネーミング・・・演歌っぽい感じがする。

>ファッション界のリーダー的存在でもある。
ミスリードするかもしれない。

>「ル・レーヴ」の3人は着替えとメイクが終わり控え室で出番を待っていた。
ここに来て、なんでカッコになっているんだろう? と不思議に思うw

>ルナ「北泉あやねか~。」「今日はあやねのファンばっかりだよね。」
ちょっとどんなカッコの意味なのか、理解できない。

>後ろで演奏しているナツキは驚いていた。
ここに来て、何かのバンドなのか、と思う。

>本郷はユウリの頬を軽く平手で叩いた。
>ナツキ「あっ!」「叩かなくてもいいじゃない!」
>本郷「ナツキは黙ってろ!」
   「ユウリ。お前はプロ失格だ!」「途中で歌うのを止めるなんてどういうことなんだ!!」
すごいなw 星一徹並みにすごいキャラだw

>本郷「ステージに立って歌い出したら裸になってでも止めるな。」
面白い。鬼だな。

>「でも一人だけ歌うのを止めた人がいたみたいでぇ~。」
>「気分が悪いよねぇ~。」
素晴らしい。悪役ぶりがいいです。

> 田口「音響が止まったからコースターの音に気付いたんです。」  「・・で・・慌ててレールから降りてフェンスの外に出たんですよ。」
   「スキャンの演奏が止まらなければコースターに気付かずに轢かれていたかもしれないんです・・・。」
ちょっと状況説明がうまくいっていない気がしますね。それとも読解力がない為か。
演奏がとまる。→回避できた。という内容だが、それと同時に『風が起きるといわです』、ジェットコースターは通過している事を意味する。
もちろん、LとRがあるので異なるジェットコースターなのかもしれない。ちょっと状況が把握できないですね。

>そして巨大な権が働き始めているのも感じ始めていたが・
脱字かな。

全体としては「惜しい」です。少なくても前半は面白いです。
個人的には、なかなか光るものがあると感じました。
ラフダイヤモンです。才能があると思います。

2017-11-11 23:06

219.182.80.182

ご利用のブラウザの言語モードを「日本語(ja, ja-JP)」に設定して頂くことで書き込みが可能です(テクニカルサポート)。

:
:
:
3,000字以内