作家でごはん!鍛練場

『言魂』

コンロ著

短編小説を書く訓練として、投稿させていただきました。
読んで穏やかな気持ちになる、一方で先が気になって読み進めてしまうような作品を目指しています。
どうぞよろしくお願いします。

ねえ、言魂って知ってる? 言葉には魂が宿っていうあれ。現実主義の私はもちろん全然信じてないんだけど、言魂はあるって言ってるやつがいるんだ。ほら、噂をしたらやってきた。研究室のドアをノックもせず、あいつが入ってくる。
「龍之介ちーっす」
私が声をかけるけど、あいつは周りに見えない防音の壁でも張っているのだろうか。私のことなんか気にもとめず、ドアから椅子まで、まるで自分の部屋にいるかのように、悠々と歩を進める。
「おい、聞いてんのか」
少し語気を強めてみる。すると、ようやく私という存在に気付き、こちらを向く。
「ああ、いたのか」
いたのか、じゃないだろ。まず、謝れ。
そう心の中で思いながらも、気持ちを鎮める。こいつに怒ったって無駄だ。体力の浪費だ。
「いたよ」
すると、あいつはこちらをすっと見据えてこう言う。
「いや、なんだ。すまん」
ふうむ。変なやつ。龍之介には、こういうところがある。まるで、こちらの気持ちを見透かしているみたい。
この文学部英文学科研究室にいるのは、私といけすかない龍之介の二人。正直、こいつは英文学科でも蚊帳の外的な存在。まあ、本人も自らそれを望んでるって感じだけど。話を聞いてもらうにはちょうどいい相手かもね。
私は、目の前にあるお菓子の箱を見つめる。これは、私が東京に行ったお土産に買ってきたもので、ふわふわのスポンジ生地にカスタードクリームが入った、よくあるタイプのお土産。正直、東京じゃなくても買えるっちゃ買える。
だが、したいのは、全国のお土産が似たり寄ったりで、オリジナリティがなくなっているが、差別化を図るにはどうしたらいいかというような議論ではない。
ちょうどいい、こいつも暇に違いない。ちょっと付き合ってもらおうかな。
「ねえ、龍之介。ちょっと聞いて欲しいことがあるんだけど」
あいつは、読んでいるペーパーバックから一ミリも視線を動かすことなく、「ん」とだけ返事した。腹がたつが、とりあえず聞いていることは分かったので、続ける。どうせ、私は誰かにちょっと聞いてもらいたいだけだしね。
「私、お土産を買ってきたのよ」
「お前が、俺に?」
ペーパーバックで顔が見えないが、きっと怪訝そうな表情をしていると思う。私とこいつはそういう仲だ。特段親しいとかそういうわけではない。
「いや、龍之介にじゃなくて、学科の皆にね」
と、あいつは机の上に置いてあるお土産を、何を考えるでもなく見ている風だった。
「で、お土産を買ってきたんだけどさ」
「なるほどな、皆が全然喜んでくれないと」
なんで分かった。まさか、読心術?
そこまで思考が回って、以前龍之介の口から聞いた言魂というワードが、頭に引っかかる。私の魂が口から出てた? そう頭の中で言葉にして、何だが馬鹿らしくなる。まさか、ね。
まあ、面白いわ。付き合ってやろうじゃないの。
「そうなの。それで何か問題があるのかなってね、思ってたのよ」
「お土産自体に問題があるんじゃないのか? 例えば、どこでも買えそうだからとか」
確かに、それは思ったけど、でも。
「それはないかな。雪ちゃんは食い意地だけは張ってるし、食べ物なら何でも喜ぶはず」
そうだ。間違いない。うんうん。私は強くうなづく。
「ひどいな。それを本心で言ってるのがまたひどい」
「ちょ、ちょっとだけ冗談よ?」
「さいで」
くう。なんだか、気持ちを読まれてるみたいで癪に触る。
私はイライラした気持ちを抑えようと、考えをお土産に戻す。
「お土産が不味かったのかな」
「ん」
龍之介が右の掌を上に向けて、こちらに差し出している。
「何よ」
龍之介が何を言わんとしているかは分かったけど、ちょっと気にくわないので素直には応じないでみた。
「一つ欲しい」
なぜか、こういうところは素直なんだよね。
その素直さに免じて、一つ渡してあげる。
「普通に美味いぞこれ」
あいつは、口の中いっぱいにお菓子を押し込んだもんだから、ほっぺたが膨らんでリスみたいになっている。目に生気が感じられないので、可愛くはないけど。
「問題がお菓子事態にないとすると、受け取る側の問題か」
「何よ、受け取る側の問題って」
龍之介の考えについていけていない自分がいた。だって私頭悪いもん。ちょっと顔がむすっとしてしまったかもしれない。そんな私のためか、龍之介は、例えばと具体例を挙げる。
「雪ちゃんとやらはお腹が空いていなかったとか。そのお菓子が苦手だったとか」
雪ちゃんとやらって。同じ学科の同級生だよ? どんだけ他人との関わりが薄いのよ。
口にしかけて、やめる。そう、こいつのことだから仕方がないのだ。むしろこれが自然で、こうでなけければおかしい。雪が降るかもしれない。だからそれには触れないで、本筋の話をする。こやつの私情に介入する気もないからね。
「雪ちゃんは食べ物なら何でも食べるんだってば。それに、さっき鏡先輩が来たから、先輩にも渡したけど、同じような反応だったよ」
研究室に一つある掛け時計は、夜の7時5分前を指していた。先輩が来たのは五限終わりの6時過ぎだから、さすがにお腹がいっぱいということはないだろう。お菓子もそんなに大きいわけではない。
先輩には喜んで欲しかったのに。
「先輩がそのお菓子を好きじゃなかった可能性は?」
「それは絶対ない」
私は自信満々で、右手を握り拳にして親指を突き立てる。私がこれほど確信に満ちることも珍しい。でも、こればかりは確実だ。
「さいで」
なんだよ。呆れたような顔しやがって。私の言葉から何を読み取った。
「なら、お土産を渡した人との関係に問題があるかだな」
痛い視線を感じる。見ると、龍之介はペーパーバックの上部から顔を半分だして、その生気のない二つの目で私をじーっと見ていた。
「ないわよ」
むかつくやつ。蛇のように睨み返してやった。
問題なんて絶対ない。ないと信じたい。ないのだろうか? だめだ、心配になってきた。ないない。
「雪ちゃんは仲良しよ。……先輩も」
そう自分に言い聞かせるように言うと、龍之介が私の方を真っ直ぐに見て口を開いた。さっきの私を疑うような目とは違う。どこか、一本筋の通った瞳だ。
「ならば、残る選択肢は一つしかない」

どういうわけか、私は芝居を打たされていた。龍之介が研究室のドアをノックし、開ける。
「おう、お疲れ華」
あいつがこんな笑顔ができるとは知らなかった。というか、偉そうに片手を挙げて先輩を演じているつもりだろうか。なんかイラっとする。先輩はこんないけすかない男には似ても似つかない。
ふつふつと煮えたぎる気持ちを抑え、芝居に集中する。演技などしたくもないが、これで先輩に喜んで貰えるヒントが得られるならやるしかない。あと、雪ちゃんにも。
「お疲れ様です、先輩」
うぇっ。こいつに向かってこんな愛想を振りまいてる自分を客観的に想像すると、悪寒が走る。相手は先輩だ。今自分が話しかけているのは先輩なんだ。頑張れ、私。
こいつは、先輩。先輩、先輩。目を強く擦る。よし、目が霞んで先輩に見えてきた。輪郭だけになれば、ほぼ先輩だ。
先輩にお土産を食べて、喜んで欲しいの。
「せんぱーい!お土産買ってきたんでぜひ食べてくださいっ」

「うん。なるほどな」
龍之介は先輩を演じる前の、あの生気のない龍之介に戻っていた。その虚ろな目で、私の顔を覗き込む。
じろじろ見るな。
「なによ」
そう言うと、あいつはため息を一つ、小さく吐く。
だから、なんなのよ。
「お前、自分で気づかないのか」
「わからない」
全くわからない。これは本心だ。その気持ちが龍之介にも通じたのか、龍之介が、口数の少ない龍之介が説明を始める。
「言葉っていうのは、文字通りそのまま相手に伝わるわけではない。それはいいよな?」
「……」
「はぁ」
盛大なため息。やっぱり腹立つな。
「じゃあ、例えば、俺がこの部屋に入ってきて、『ああ、暑いなあ』って言ったらどうする?」
無視。黙り込んで、窓の外に視線をやる私。
「おい、どうするって聞いてるんだが」
「何もしない」
というか、何もしたくない。こいつのために体を動かすのが、体力の無駄だ。
「何もしたくないって、普通だったら何をするんだ?」
普通だったら、それは……。というか、心読まれてる!? いや、もういいわ。気にしていたらキリがない。
「普通だったら、窓を開けるかな」
龍之介はうんと頷く。自分の考えを確信している感じ。
「なぜ窓を開ける?」
「なんでって、それは」
あれ。それは、なんだろう? なんで私は窓を開けるんだろう。言われてるのは、この部屋が暑いってことだけなのに。不思議だなあ。
「なぜ窓を開けるか。それは、窓を開けると部屋が涼しくなる、ってことを知っているからじゃないか?」
「あ」
盲点を突かれたようで、驚きの声が出てしまう。なんだか悔しい。龍之介のくせに。
でも、確かにそうだ。もし、窓を開けたら涼しい風が吹き込んでくることを知らなければ、開けようとは思わない。もし、35度を超えるような猛暑日にそう言われれば、きっとエアコンをつけるだろう。それは、エアコンが窓を開けるよりも格段に部屋を涼しくすることができると知っているからだ。
つまり、言葉がどのように伝わるかは……。
「そう、つまり言葉の意味は、伝える方と伝えられる方が何を知っているかという共有情報に左右される」
なんだか、腑に落ちる感覚。ふう、ああすっきりしたあ。これで、今日はゆっくり眠れ……。
「ないよ!」
「何がないんだ」
ごもっともな反応である。
「言葉が文字通りの意味で伝わるとは限らないってのはわかった。でもそれが、この問題となんの関係があるってのよ」
死んだ魚の目がこちらを見ている。そして、わざとらしく大きなため息を一つ吐く。
こいつはため息しか吐けんのか。はぁ、と私の口からため息が漏れた。なるほど、あいつもこういう気持ちか。よくわかった。
「まだわからんのか」
すいません。そうなりますよね。さっきまでの威勢はどこへやら、なんだか弱気になってくる。
「お前はな、相手にお土産を食べることを強要してるんだよ」
「私は、ぜひ食べて、としか言ってない」
龍之介が眉をひそめる。うわ、イラっとしてる。語気が荒くなっているのがわかる。
「だから、言葉の意味は文字通り伝わるわけじゃないって言ってるだろ。お前があんなに身を乗り出して、目を爛々と輝かせてああ言ったら、食べろって命令されているのと同じだ。それにお前の性格からして、断ってもどうせ勧めてくるってのが目に見えてる。お前の挙動と性格が共有情報になって、命令の意味が発言の意味になっているんだよ」
「でも、そんなの、相手が私の性格を知ってるとは限らないじゃない」
「いや、絶対に相手にはそう伝わってる。俺には分かるんだ。言魂って言葉があるだろ? 俺には言魂が見える」
龍之介の発言はやけに自信を帯びていた。いつもの死んだ魚の目ではない。鋭く私の心を射るような目だ。
言魂ね。前にも龍之介が言っていたのは、覚えている。信じてはいないけど。でも、もしかして……。いや、信じない、信じない。そんなオカルトめいたもの、この世に存在してたまるか。
頭をぶんぶんと振る。
それに、と龍之介は付け加える。
「それに、お前によれば、先輩とも雪ちゃんとやらとも仲良しなんだろ? お前の性格はよく知ってるはずだ。そうじゃないのか?」
黙り込む。そうだと思っている。そうだと信じたい。それ故に、龍之介に言いくるめられるようで癪に触るけど、仲良くないかもしれないとは口にしたくなかった。そんな自信を持てない部分も含めて、腹が立った。たぶん、自分に対して、腹を立てていた。
「しっかし、もったいないよな。黙って渡しとけば、こんなに美味しいのに。うん、うまい」
嫌味なやつ。確かに私のやり方が悪かったかもしれないけど、そんな強調して言わなくてもいいじゃん。てか、勝手に食うな。
と、龍之介は不意に席を立つ。
「じゃあ、俺は行くよ。こんな時間だしな」
時刻は8時近くになっていた。さっきまでオレンジがかっていた窓の外は、既に真っ暗になっていた。
「これは、貰って行くぜ」
そう言った龍之介の手には、個別包装されたお菓子が。
「おい、ちゃっかり持ってくなよ」
そう声をかけたころには、ドアは閉まっていた。
まあ、いいか。話を聞いて貰ったお礼ってことで。

「華、これ美味しいじゃん。また買ってきてよ」
そう言ったのは、同じ学科の同い年の綾子。龍之介が出て言った後、入れ替わりで入ってきたのだ。
「あ、ありがとう」
素直に喜ぶ彼女の姿に驚く。私はただ座っていて、彼女がお菓子を貰っていいかと訊いてきたから、首を縦に振っただけだ。
「だれだっけ、今出て行った男子。えーと、龍太郎? わかんないけど、美味しいって言ってるのが聞こえちゃったんだよね。あの人が美味しいっていうくらいだから美味しいんだろうなって」
どんだけ、影薄いのよあいつ。同級生にすら認知されてないんだけど。
でも、あいつのおかげで喜んでもらえたような気がして、なんだか気に入らない。というか。
「あいつが言うんだからって、あいつ、そんなに美食家だったっけ?」
「え? ああ、違う違う。あの人、世の中の全てのものに関心なさそうじゃない。そんな人が感想を言うんだからって意味よ」
同感。
手柄を取られたのは癪だが、理由が理由だったので、許そうという気持ちが湧いてくる。
言魂、ね。あいつの言うように、言魂って本当にあるのかな? もしかしたら、あるのかもしれない。ただ、にわかに信じることはできないな。でも。
「綾子が喜んでくれて嬉しいよ。買ってきてよかった」
そう口にすると、驚くほど自然と笑顔になった。
そう。言魂があるかないかはわからない。でも、あると思って過ごすのも悪くないと、そう思えた。

言魂 ©コンロ

執筆の狙い

短編小説を書く訓練として、投稿させていただきました。
読んで穏やかな気持ちになる、一方で先が気になって読み進めてしまうような作品を目指しています。
どうぞよろしくお願いします。

コンロ

119.104.80.133

感想と意見

ペンニードル

コンロ様はじめまして。

面白かったです。この路線で話を展開出来れば短編集として長編に出来そうですね。

もしかしたらご存知かもしれませんが、ミルトン・エリクソンの現代催眠を読み込んで物語に活かすといいかも。

暑いなぁ、と言いながらネクタイを緩める動作を行う事で、”他者に窓を開けさせる”という催眠をかける。

というのも確か彼の著書にあったはず。

起伏に乏しいが他者を操る少年と、感情豊かで操られ易い少女の凸凹コンビが学内の生徒の悩みを言霊と称した現代催眠の知識と技術で解決してゆくというのはライトな層にウケが良さそうです^ ^

2017-11-09 04:33

39.110.185.153

November Rain

冗長。

この内容(で短編小説)なら、紙幅を「半分の量」まで削りこめてしまうんで、削りこんだ方が「全体に締まって、意味も伝わりやすくなっていい」と思う。

現状だと、「あんまり冗長すぎて、かえってぼやける」。
『東京ばな奈』なんだろうなー・・な菓子の説明とその周辺描写? に一体何文字費やすんだ?? って様相で、
肝心の【言霊】の記載が不丁寧〜不足に映り、読後感が「もやっと」してしまう。


人物配置と人間関係の提示? が終始ごちゃついてるせいで、「読者の推察まかせ」になってるのも、そう。
「重要な手がかり」とゆーか「読み解く鍵」がきちんと配置されていれば、読者は「すとんと腑に落ちる、すっきり納得できる」んだけど、
だらだら冗長な割に、それがキチンと入っていない。


個人的には、
【文学部英文科の研究室】って、完全に未知な世界で・・「いったい毎日どんな事やってんだろう??」って、そこに一番の興味があったんだけど、そこは完全スルーだった。
(ハナシの本筋に関係ないんで、それはそれで致し方ない事なんですが〜)

『東京ばな奈』はマジどうでもいいんだけど、それが登場した瞬間に、「ええ〜〜〜・・?!」だったのは・・
ワタシは自分の大学が東京ど真ん中だったから。。

まあ、家族は現在京都に住んで、そっちの大学に通ってんで、「大学は日本全国にある」のは分かっちゃいるんだけど、
それでも〜、
冒頭、特に断り書きがない場合、なんとなくー「東京にある大学」を想定して読んでしまうんで、
「東京みやげ」が飛び出す前に、【どこにある、どんな大学なのか】は、ちゃんと書いといて欲しい。
(そんなに文字数使わない事だから)

2017-11-09 12:33

219.100.86.89

コンロ

>ペンニードル様

はじめまして。

嬉しいお言葉をありがとうございます。
励みになります。

恥ずかしながら、その著書については存じ上げておりませんでした。
さっそく参考に手にとってみたいと思います。
情報提供をありがとうございます。

催眠によって操るというアイデアは、確かに面白そうですね。
私一人では考えつかなかったと思います。
ありがたく頂戴いたします。

拙作を読んでいただきまして、ありがとうございました。

2017-11-09 12:35

160.26.18.94

コンロ

>November Rain 様

コメントをありがとうございます。

冗長ですか。
試行錯誤して、削れる部分を削ってみます。
貴重なご指摘ありがとうございます。

人物関係の提示がごちゃついている、というのは恥ずかしながら、自覚できておりません。
時間をおいて、一読者の視点に立って、読み直してみたいと思います。

伏線の提示が甘いというのは、私も感じておりました。
考えてみます。

その他ご指摘いただいた部分は、様々な読者を想定できていなかったことが原因ですね。
これも、今一度読者の視点に立って、読み直してみたいと思います。

拙作を読んでいただき、ありがとうございました。

2017-11-09 12:54

160.26.18.94

イソベ@読者

面白いんですけどたしかにモヤッとしますね。ツッコミどころはありますが、一番は「推測の域を出てない」ところでしょうか。

探偵役の人は先輩に「こういうことで合ってますか?」と訊かないとですね。先輩の思いは違うかもしれない。体調悪かったとか。この日ゲリピーで、なんとかおさまって大学に出てきたけど後輩にそんなこと言えず顔で笑って心で泣いてやんわり断る先輩――に大穴狙いで賭ける(違う)。すみません。失礼しました。

2017-11-10 01:04

14.8.73.32

藤光

読ませていただきました。

とても読みやすい文章が好印象です。私の語りが軽快。するする読めて最後まで読まされてしまいました。読ませる文章っていうのは、付け焼き刃でどうこうなるものではないですから、一種の才能のようなものじゃないでしょうか。うらやましい。

内容に関しては、言魂がいまいち分かりませんでした。龍之介は種明かししてくれませんし。読み手にしてみれば、もやもやっとしたまま作品が終わってしまった――ってな感じでした。

2017-11-10 07:58

182.251.255.40

コンロ

>イソベ@読者 様

ご指摘をありがとうございます。
また、面白いとの感想、大変励みになります。

推測の域を出ない。確かにそうですね。
読者の方からしたら、すっきりしないですね。
精進します。

拙作を読んでいただき、ありがとうございました。


>藤光 様

読みやすい文章というお褒めの言葉、大変嬉しく思います。
私自身、意識して取り組んでいた部分ですので、自信になります。
さらに面白く読めるよう勉強していきたいと思います。

藤光さん含め、皆さんからご指摘いただいたように、読後感という部分で詰めが甘かったと痛感しております。
自分の未熟な部分に気付くことができました。ありがとうございます。

拙作を読んでいただき、ありがとうございました。

2017-11-10 15:45

119.104.81.118

カジ・りん坊

 なんかいまいちシックリとこない。
 冒頭『ねえ、言魂って知ってる』と始まり『言葉には魂が宿っているいう』と解説が入り『言魂はあるって言ってるやつがいる。ほらやってきた』と進み「龍之介ちーっす」と声を掛けた(言葉を掛けた)のに『ああ、いたのか』って、これで本当に『言葉には魂が宿っているっていうやつ』なの?って思っちゃう。

 そのくせ『俺には言魂が見える』って、言魂は見えるけど人は見えないのかよ!って感じだった。都合が良すぎる。話ありきで物語が進んでいる。

 しかも、冒頭『言魂って知ってる』ってきて『それについて詳しそうな人物が現れて』それじゃそのことに関して話が続くのかな?と思えば『話を聞いてもらうにはちょうどいい』と言っておきながら『お土産を買ってきたんだけど皆が全然喜んでくれない』って、言魂と全然関係ないじゃん!驚いた。

 それでも話を進めていき強引に『言魂』を持ってきて、これならいっそのこと『東京みやげ』とかのタイトルにしたほうが良さそうだと思いました。

 言魂について書かれている分量よりも、東京みやげについて書かれている分量のほうが多そうです。

 何について書きたいのか?それを書くことで何を言いたいのか?もう少し考えてみてはいかがでしょうか?


 

2017-11-10 17:44

124.110.104.4

コンロ

> カジ・りん坊 様

有意義なご指摘ありがとうございます。

読み手にそう思われてしまうということは、人物の描写、そして言魂についての描写が、十分でなかったのですね。
読み手の側に立って書くということが、まだまだ足りていないと痛感しました。

何について書きたいか、何を伝えたいか、それを読み手に感じてもらうにはどのように書いたらいいか。
精進したいと思います。

拙作を読んでいただき、ありがとうございました。

2017-11-14 11:53

126.236.202.181

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