作家でごはん!鍛練場

『変態』

偏差値45著

思想的なものはありません。前回、登場人物が多かったので人数を減らしました。今まで一人称だったから、今回はエセ三人称ということで挑戦。けど、これだったら一人称の方が良かったかもと思ったりして。

 坂巻は一人で大学の文化祭を堪能していた。特別興味があったものはない。暇つぶしであると断言しても良かった。キャンパスでは焼きそば屋、たこ焼き屋、おでん屋、うどん屋などの模擬店が立ち並ぶ。無名のロックバンドを聴きながら体育館へと向かった。合唱部が歌っていた。その後、美術部の油絵や書道部の草書を見つめた。どれも素晴らしい音楽、芸術なのだが、やはりプロの領域ではない。ふと視線の先には『占い鑑定料無料』の看板があった。折りたたみ式の長机に色白ぽっちゃりの女子大生が座っていた。坂巻に向かって無言の歓迎の表情を浮かべた。坂巻は一度メガネを中指で押し上げて彼女に近づいた。
「いらっしゃいませ」                       
 女子大生は手前にある椅子を手で示した。
「どうも」
 坂巻は軽い気持ちで椅子に腰をかける。
「占い研究部、二年の小高弥生です」
「お願いします」
「こちらに用紙があるので名前と生年月日、それと学部学科、住所をお願いします」
「え? 住所もですか」
「はい、決まりですから」
「決まりではしょうがないですよね」
「占いたいことは何ですか?」
「そうね……」坂巻は天井を見あげて少し考えた。
「じゃ、僕が何を占うか、占ってくれるかい?」
 ……
「それは恋愛です」弥生はきっぱりと答えた。
「じゃあ、それでお願いします」坂巻は頭を垂れた。
「これは最悪ね」
 女子大生は即答した。
「はぁ?」
「とんでもない女と付き合うことになるわ」
「そうですか」
「残念ながら、でも大丈夫、二週間で別れるから」
「ほう、それは良かったです」
「ちなみに私はどんな女性とお付き合いするのでしょうか?」
「そうね。ぽっちゃり体系です。色白でキノコのようなヘアースタイルです」
 それは弥生のそのものであった。
「具体的ですね」
「はい、プロですから」
「個人的にはスレンダータイプが好みなんですけど」
「あり得ないです。そんな選択はないです。そんな選択をしたら、坂巻くんは……」
「どうなるんですか」
「……死にます」
「それではしょうがないですよね。スレンダータイプの女性はあきらめます」
「それで何時、その女性の方に会えるのですか」
「もうすでに会っているのです」
「うーん、記憶がないですね」
 坂巻はロダンの『考える人』のようなポーズをした。
「ヒント、あなたの目の前にいる女性です」
「…え?……あぁあぁあーーー、ああ? あれ?」
 坂巻の視線は右斜め四十五度を見つめた。
「第二ヒント、今、あなたと話をしている人です」
「あなただったのですか。僕の恋人になる人は?」
 坂巻は真面目な顔をして質問をした。
「そうです。これこそが運命の出会いだったのです」
「なんか違うような気が……」坂巻は頭をかいた。
「そ、そんなことはありません。これは神様の御導きなのです。運命宿命大本命です」
「そうですか。神様の御導きでは是非もない。あなたとお付き合いします。よろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします」
 ……ということで付き合いが始まったのであった。

 二人は常に一緒だった。通学時に雨が降っていたら相合傘である。ランチの時はべったりとくっついて異常なバカップルのオーラを放っていた。図書館では二人仲良くお勉強。とても楽しい日々だった。
 しかし、出会った日から二週間が過ぎ去ったある日を境にぱったりと弥生の顔を見かけなくなった。電話しても出ない。メールも返信がない。どうやら授業も受けていないようだ。心配になったので坂巻は弥生の住むアパートを訪ねることにしたのだ。ところが、呼び鈴を鳴らしても返事がない。ノックをしても反応がない。あきらめて帰ろうとした。
 その瞬間、何かドアの向こうから音がしたような気がした。坂巻はドアに耳を近づけた。
 誰か人がいる。いや、動物かもしれない。あえて言えば豚であろうか。坂巻はドアノブに手を掛けてゆっくりと廻した。なんと施錠はしていなかったのだ。
 そしてカップルの仲という親近感からドアを開き住居に入り込んだ。
「ぐわーーーー、ぐわーーーー、ぐわーーー」イビキであった。
 まるで怪獣の鳴き声だった。
 坂巻はベッドで寝ている弥生に声を掛けようと思った。
 けど躊躇した。なぜなら弥生の部屋があまりにも汚かった為だ。
 まるでゴミ捨て場そのものであった。流し台には汚れた食器で溢れ異臭を放っていた。
何気なく坂巻は冷蔵庫を開けてみた。賞味期限が過ぎた食料が腐敗している。そしてもう一度部屋を見渡せば、ブラジャー、スカート、ジャージ、靴下などがあちらこちらに点在している。そして動物のような体臭が弥生の身体から漂っていた。
 おまけに弥生から、

 「ぷぅーーーーーーぅ」という体内ガスを排出する音がした。

 百年の恋も一時に冷める。うーん、これは……と思った。
 何も見ていなかった事にしょう。ここはスルーだ。
 坂巻は音を出さないようにゆっくりと出入り口へと足を進めた。
「みーたーなー? みたよねー?」弥生の低い声だ。
「え?」坂巻は振り返った。
 そこにはまるでホラー映画に出てくる幽霊であった。
「うっ!」息が漏れた。坂巻は恐怖を感じた。
「ごめん、もう付き合えない。さようなら。ごめんなさい」
 坂巻は全速力で逃げ出した。
「待ってぇーー」その声は坂巻には届いていた。しかし無視するしかなかった。
 弥生は髪の毛を振り乱しながら坂巻を追い駆けた。坂巻は懸命に走った。弥生は坂巻が逃げて行く背中を眺めるしか出来なかった。こうして二人の関係が終わった。
 その後、弥生から坂巻へメールがあった。しかし、それは直ぐに消去された。
 
 弥生と別れて一か月後。坂巻はアルバイトを始めることにした。サークルに入っていたわけでもなく、それ程勉強に熱心であったわけでもなかったからだ。彼が選んだアルバイトはコンビニエンスストア。時間帯は深夜で時給は悪くはない。夜十時から始めて翌朝の六時に終わる。仕事はレジ打ち、商品の検品・陳列、そして掃除だ。働くことに苦痛はな
かった。三日もあれば仕事は充分覚えられた。
 そんなことよりも坂巻を夢中にさせたのは、先輩アルバイトの上野あかりだ。髪の毛を後ろで一つに束ねて清潔感があった。この近くの短期大学の学生だ。
「もう仕事は慣れた?」あかりは尋ねた。
「おかげ様です」
「じゃあ、次から一人でも(バイトは)出来るね?」
「大丈夫だと思います。これもあかりさんの教え方が上手かったからですよ」
「褒めてもらっても何もあげるものはないよ」
 あかりはそう言って微笑んだ。
「そう言えば、アルバイトの募集まだやっている様ですね?」
 坂巻は自動ドアに張り付いた募集のポスターを見つめた。
「何でなんだろうね。折角教えてもすぐ辞めてしまう子が多いのよ」
「大丈夫です。僕は辞めませんから」
「そう? それは嬉しいわ。さぁ、ドリンクの補充をお願いするわ」
「了解です」

 そんなある日。坂巻はあかりをデートに誘ってみた。それはあかりには彼氏が居ないことを知っていたからだ。あかりは心地よく承諾した。
 駅前のファースドフード店の手前の時計台の下、そこが待合場所であった。
「待った?」あかりの声だ。
「全然」
 二人が向かった先は映画館。取り立てて興味のある映画はなかったが、坂巻の恋愛経験値は限りなくゼロに等しかった。映画館しか思い浮かばなかった。もちろん、弥生のことを忘れたわけではない。けれど忘れたい過去ではあった。
 その後でカラオケ店に行って二人で熱唱をした。時間にして三時間だ。あかりの歌はまるでプロの歌手と遜色がなかった。歌に感情が込められていた。人を感動させる歌とはこの様なものだと坂巻は実感する。それとは対照的に坂巻の歌は調子はずれで音痴の部類であったので流石のあかりも苦笑するしかなかった。
「坂巻くん、今日はとても楽しかったよ。ありがと」
「僕も楽しかったよ」
「お礼がしたいの」
「え? 何もいらない」
「いいのよ。気にしないで。坂巻くん、瞳を閉じて」
「うん、これでいいかい?」
「いいわよ」
 あかりは坂巻の頬にキスをした。
「もう目を開いてもいいかい?」
「いいわ」
「何をしたの?」
「キスよ」
 あかりは甘い声でそう告げた。
「え? 本当に? ラッキー。人生で今日が一番嬉しい日になったよ。ありがと。あかりさん。僕はこの日を一生忘れないよ」
「あらまあ、大袈裟ね」
 それから、あかりは「この後、用事があるの」と言って二人は別れた。
 ふと気づけば坂巻のスマートフォンにメールが送信されていた。差出人は弥生であった。本当にしつこいと思った。別れた後にメールを送り続いていたからだ。もちろん、弥生からのメールは消去した。それからあかりからメールの着信があった。
『今日はありがとう。明日、お気に入りのカフェ・アーモンドでお茶しませんか。時間は夕方の五時でいいいかな?』
『OK 楽しみにしています』と坂巻は返信する。

 カフェ・アーモンドは洒落た店でガサツな男一人で行くような雰囲気ではなかった。インターネットでの情報によるとツナパスタとモッツァレラピザが美味しいと評判であった。知る人ぞ知る名店ようだ。
 坂巻とあかりは、ほぼ同時刻に店舗前に顔を合わせた。
 あかりはワンピースにジャケット、ショートブーツという身なり。長い髪の毛を結(ゆ)っていなかったので何時もと違った印象を与えた。
 思わず「今日はとても素敵だね」と坂巻はありのままの言葉を発した。
「あら、そう? 今日『も』素敵だねの方がいいかな」
「そ、そう今日『も』素敵です」坂巻は少し緊張していた。
「さあ、入りましょう」
 あかりは坂巻の腕を組んでカフェ・アーモンドへと引っ張った。あかりの甘い香水で一瞬、坂巻は心臓の鼓動が早くなるのを感じた。これが恋というものか。
 「ここはね。ふわふわオムライスが美味しいのよ。コックはイタリア仕込みなんだって。だからイタリア人が時々来店するのよ」
 あかりは上機嫌にメニューを眺めながら説明した。
「ふーん。じゃあ。イタリア語が話せるんだ?」
「そうね。そうかもしれない」
「常連なの?」
「いいえ、滅多に来ないわ。特別な日だけよ」
 坂巻は頭の中で『特別な日』という言葉が頭の中を繰り返していた。
 それが何を意味するのか、気になったからだ。
 それから何の話をしたのか覚えていない。

 ふわふわオムライスを食べてみるけれども、味などしなかった。そのうちに胃が痛くなり、呼吸困難なように息苦しい。
「ねぇ。大丈夫? 顔色が良くないよ」
「大丈夫、ちょっとボーっとしちゃって……」
「熱でもあるんじゃない?」
 たぶん、それは恋の病だ。流石に恥ずかしくてその台詞は言えない。
「そんなことないよ。何時もと同じだよ」
「だと、いいけど……。あ、そうだ。今日は私がここの勘定を払ってあげるね」
「いいよ。いいよ。僕が払う。それが男の甲斐性だよ」
「いいのよ。無理しなくても。じゃあ。割り勘にしましょう」
「了解しました」
「ここはバイト先じゃないだよ。可笑しいんだから。坂巻くん」
 それから会計を済ませてカフェ・アーモンドを出た。
 外の世界は夜の景色に変わっていた。
「ねえ。まだ坂巻くんは、今日、時間に余裕があるんでしょう?」
「あるよ」
「ホテル行かない?」
「え?」
「だって具合が悪そうじゃない? それにもう少しお話がしたいの」
「うん、行こう」
 坂巻はメガネを中指で押し上げて答えた。
「ところで、あかりさんはホテルによく行くの?」
「ヤボな話はしないの」

 それから二人は星川通りを歩き、丸菱銀行前を通ったところで一人の占い師が営業の為に陣取っていた。弥生であった。
 不味い。不味い。不味い。実に不味い……。
 弥生は二人を認識したようだ。二人に近づいて来る。
 よく見れば、弥生は包丁を持っていた。
「嘘だろう?」坂巻は呟いた。
「私の坂巻くんをあなたに奪われるわけにはいかないわ。死んで!」
 弥生の持っている包丁が街路灯の反射で光った。
 その次の瞬間、弥生は包丁をあかりの腹部に刺した。

「キャーーーーーァ」
 星川通りにあかりの悲鳴が響き渡る。

 ぽたりぽたりと血がしたたり落ちた。
「死ね死ね死ね死ね死ね……」
 弥生は複数回、あかりに包丁で攻撃を加えた。
「おい、やめろ……」
 坂巻はあかりを庇う為に弥生の前に立ちはだかった。
「邪魔をするな。坂巻くんは騙されているのよ」
「気でも狂ったか。弥生さん」
「ふ、とんだところで邪魔が入ったわね。あなたは何もの?」
 あかりは冷静な声で言葉を口にした。
「私は天使よ。そしてあなた邪鬼だわ」
 弥生は自らの正体を告げた。
「あら、どうしてバレちゃったのかしら? あと、もうちょっとで坂巻のアホーの心臓を奪えたハズなのに邪魔しやがって」
「あかりさん、何を言っているんだい? ホント僕には訳が分かんないよ」
「坂巻くん、離れなさい。危険な女よ、いいえ、邪鬼だわ」
 次第にあかりの顔は本当に般若の顔へと変わっていったのだ。さらにあかりの指の爪がまるで尖った凶器に変化した。その先体は氷を砕くスピックのようだ。怪しく輝いている。
「あかりさん、本当にどうしてしまったの?」
「坂巻くん、騙されていたのよ。いい加減、目を覚ましなさい」
「皆、全部、おまえが悪い」
 あかりは尖った爪で弥生の顔を狙った。弥生はその瞬間、信じられない速度で後退して包丁を持ち態勢を整えた。こうして弥生とあかりのバトルは開始したのだ。あかりは左右の指の爪でひっかくように執拗に弥生の顔や胸を狙った。一方、弥生は包丁であかりの攻撃をカウンターするような方法で手や腕を狙っていた。だが、両者とも致命的な攻撃には至らず、長期戦の様相を呈していた。
 ところが、意外な結末を迎えることになる。あかりの度重なるフェイクを織り込んでの攻撃は弥生の速度を以てしても対抗することは困難だった。弥生は地面にあった石ころにつまずき転倒してしまう。その所為で持っていた包丁を手放してしまったのだ。
「しまった」
 思わず弥生は口にした。
「我に勝機あり」
 あかりは横になっている弥生の腹部に跨った。
 そして満面の笑みを浮かべた。
 鋭い爪が弥生の顔をまさに襲わんとする時である。
 
「ぷぅーーーーーーーーーーーーぅ」
 弥生の屁である。

 あかりは急に意識を失ってしまった。
 そして倒れた。
「これは、如何いうことなんだい?」
「天使の屁は邪鬼にとっては猛毒ガスなのよ」
「へ~、知りませんでした」
「ところで、坂巻くん、あなたは誤解しているわ」
「まさか天使だなんて思っていなかったんだよ」
「私が一時的に学校を休んだのは、神様に会いに行ってたからよ。もちろん、生身の身体では無理、人間で言えば幽霊みたいなものね。その期間に生身の身体が死なないように、エネルギーを溜めておかないといけないのよ。掃除や洗濯をしなかったのは、神様と接触しているシーズンは身体が上手く動かないの。だから掃除も洗濯も出来なかったのよ。   
 坂巻くんには格好悪いところを見られてしまって恥ずかしかったんだ。まさか自宅に来るとは考えもしなかったから」
 ふと坂巻が弥生を見ると頭の上には天使の輪があり、背中には透明のオーラのような金色の翼が見えた。
「本当だったんですね。ごめん。僕が間違っていた。でも、どうして僕らが星川通りに来ることを知っていたの?」
「プロですから」
「じゃあ、僕を助ける為だったんだね。ありがとう」
「いいのよ。でもこれでお別れね」
「なんで?」
「そういう決まりですから」
「決まりではしょうがないですよね」


 おしまい。

変態 ©偏差値45

執筆の狙い

思想的なものはありません。前回、登場人物が多かったので人数を減らしました。今まで一人称だったから、今回はエセ三人称ということで挑戦。けど、これだったら一人称の方が良かったかもと思ったりして。

偏差値45

219.182.80.182

感想と意見

ペンニードル

偏差値45様はじめまして。

人称に関して実験的な作品だったのですね。
まさにそこに違和感を感じました。


 >>ふと気づけば坂巻のスマートフォンにメールが送信されていた。差出人は弥生であった。本当にしつこいと思った。別れた後にメールを送り続いていたからだ。もちろん、弥生からのメールは消去した。


”メールが送信されていた”
受信されているとかのほうが混乱しないかもです。


三人称とはいえ、主人公に寄った一元視点なら違和感がありますし、これだけ短いスパンの物語なら神視点として事象をまとめてモノローグを語るメリットも感じません。

一人称の方が良かったかな? というのが素直に感想です。

2017-11-05 22:53

59.128.82.6

偏差値45

ペンニードル様 ご感想ありがとう御座います。

>”メールが送信されていた”
>受信されているとかのほうが混乱しないかもです。

なるほど、日本語は難しいですね。受け身に限ったことではないですが、
助詞も意外にやっかいだな、と思う時がありますね。
「腰かける」「腰をかける」、「指差す」「指を差す」
また、「やってる」「やっている」、「言ってる」「言っている」

>一人称の方が良かったかな? というのが素直に感想です。
同感です。習作なので短編にしているのですが、そうすると主人公はずっと登場しているわけで一人称が向いているんでしょうね。

ご指摘、ありがとう御座いました。

2017-11-06 00:24

219.182.80.182

加茂ミイル

何か、こういうの、私は、好きです。

2017-11-06 07:05

114.185.18.188

偏差値45

加茂ミイル様 ご感想をありがとう御座います。

>何か、こういうの、私は、好きです。

褒めていただき励みになります。
ありがとう御座いました。

2017-11-06 10:53

219.182.80.182

thor

こんにちは。するすると読了しました。

>その後でカラオケ店に行って二人で熱唱をした。時間にして三時間だ。あかりの歌はまるでプロの歌手と遜色がなかった。歌に感情が込められていた。
ここは【感情】ではなく【情感】の方がしっくりくると僕は思います。

さておき、全体的に人称がブレている感じがしました。その辺りが気になりました。
三人称より、主人公視点で書かれた方が良かったかも知れません。
一人称視点になったり三人称のようになっていたりでしたので、文章そのものは難なく読めますが気になりました。

例えば引用した文章を僕が三人称で書くとすると、
【その後、二人はカラオケ店に入りお互いの声を披露する。時間にして三時間。あかりの歌はまるでプロの歌手のようだと坂巻は思った。歌に情感が込められていたのだ】
文才ないのであれですが。軽くスルーして下さい。

>坂巻はあかりを庇う為に弥生の前に立ちはだかった。
手遅れだし。遅いし。笑ったし。でもこれで良かったし。

>その先体は氷を砕くスピックのようだ。怪しく輝いている。
先体>爪先かな? スピック>【アイスピック】

なんというか、結構シュールな内容で笑わせて貰いました。


今後も執筆、頑張って下さい。

2017-11-06 14:00

183.76.67.30

偏差値45

thor様 ご感想をありがとう御座います。

>ここは【感情】ではなく【情感】の方がしっくりくると僕は思います。
確かに【情感】の方が言葉として洗練されていますね。おっしゃる通りです。

>三人称より、主人公視点で書かれた方が良かったかも知れません。
同感です。

>例えば引用した文章を僕が三人称で書くとすると、
例文まで示していただき有難う御座います。参考にします。

>>坂巻はあかりを庇う為に弥生の前に立ちはだかった。
>手遅れだし。遅いし。笑ったし。でもこれで良かったし。

あ、なるほど、なるほど、、、、。
確かに手遅れですね。笑いのポイントとして考えていませんでした。

>先体>爪先かな? スピック>【アイスピック】
おっしゃる通りです。
先体は本当は先端と書こうと思ったんですね。
アイの部分が記憶の中で欠如していました。うろ覚えだったようで失礼しました。
ご指摘ありがとう御座います。

>なんというか、結構シュールな内容で笑わせて貰いました。
笑っていただき嬉しいです。感謝です。

2017-11-06 19:47

219.182.80.182

名無し

偏差値45さん
おもしろかったです!!
でも、ちょっとむずかしい所わかんない所もありました。
そこがざんねんですね
なのでそこをもっとがんばってみてください!!!!

2017-11-07 19:20

122.219.0.169

偏差値45

名無し様、ご感想ありがとうございます。

>おもしろかったです!!

はげみになります。

>でも、ちょっとむずかしい所わかんない所もありました。
そこがざんねんですね

それは失礼しました。できるだけわかりやすく書いているつもりですが、
まだまだ文章が未熟である証明ですね。がんばります。

ご指摘、ありがとうございました。

2017-11-07 19:57

219.182.80.182

えんがわ

こんにちは。

曇り空のような、微妙な読み味でした。
決して好みじゃない訳では無いのだけど、他に似合う言葉が見つかりません。微炭酸とか。

物語に揺らぎが見えます。
挑戦的なタイトル、ありふれた冒頭、摩訶不思議な展開と思いきや、ベタな恋愛が続いたり。
けれど目が離せないのも確かで、あれよあれよと結末まで行き、その人間臭かったり人間味が薄いのが、却って人間らしくて良いなと思いました。
よくわからないまま感想を書いていて。すいません。

タイトルは、短くインパクトは強いのですが、そのぶん酷く読みを限定してしまうかもしれません。
穿った見方になってしまうというか。

2017-11-07 20:06

153.205.27.228

偏差値45

えんがわ様 ご感想ありがとう御座います。

>こんにちは。
こんにちは。


>物語に揺らぎが見えます。
>挑戦的なタイトル、ありふれた冒頭、摩訶不思議な展開と思いきや、ベタな恋愛が続いたり。
>けれど目が離せないのも確かで、あれよあれよと結末まで行き、その人間臭かったり人間味が薄いのが、却って人間らしくて良いなと思いました。

前作で平坦だと感想があったので多少なりとも抑揚をつけようと思った次第です。
なかなか難しいです。ベタな恋愛とありますが、おっしゃる通りで、そこはちょっと長過ぎたかな、反省していますね。
その為、文章がくどくなっている。キレがないです。

>タイトルは、短くインパクトは強いのですが、そのぶん酷く読みを限定してしまうかもしれません。
穿った見方になってしまうというか。

タイトルは何時も、最後につけるのですが、
誰かの感想文で「タイトルが悪い!」なんて言う人がいるもんですからね。
これもインパクトが強い方がいいのかな。と思ったりして……。
ネーミングも難しいものですね。

ご指摘、ありがとう御座いました。

2017-11-07 21:06

219.182.80.182

一歩夢

偏差値45 様
拝読させて頂きました。

・率直な感想として、面白い!
・話に疾走感があり、いつのまにか終わっていた、という心持ちでした。
・会話と語りのバランスも私好みで、読みやすかったです。
・また、弥生とあかりの対比が秀逸だと感じました。

・あと全体を通して、執着心というものが存在していないのかな?と思いました。弥生と付き合いが始まる所も、最後の別れもあっさり。
弥生に別れを切り出し、坂巻が逃げるシーン。執着というものを感じたのはそこだけでした。
まぁ彼らの出会いもひょんなことなので、大した執着は生まれないのかもしれませんが、少し物足りなさを感じました。
執着に関しては、私の嗜好が混じっているのであまり気にしないでください。

2017-11-13 12:39

119.173.237.61

偏差値45

一歩夢様 ご感想ありがとう御座います。

>・率直な感想として、面白い!
>・話に疾走感があり、いつのまにか終わっていた、という心持ちでした。
>・会話と語りのバランスも私好みで、読みやすかったです。
>・また、弥生とあかりの対比が秀逸だと感じました。

褒めていただき、励みになります。

>・あと全体を通して、執着心というものが存在していないのかな?と思いました。弥生と付き合いが始まる所も、最後の別れもあっさり。

坂巻視点で言えば、
弥生の場合は、受動的な恋愛。愛される。
あかりの場合は、能動的な恋愛。愛してる。
つまり、同じ恋愛であってもちょっと心理的に違うと考えています。

弥生視点で言えば、「本来は天使」なので仕事としての恋愛をしているだけなのです。
仕事とは邪鬼を滅ぼすことにあります。それを神秘的な力『占い』を用いて索敵していた。
というのが、裏の筋書きです。従って弥生は運命宿命を知っているので、あっさりしています。
とはいえ、坂巻の『命』に関わることなので、再登場します。

2017-11-13 23:09

219.182.80.182

ご利用のブラウザの言語モードを「日本語(ja, ja-JP)」に設定して頂くことで書き込みが可能です(テクニカルサポート)。

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