作家でごはん!鍛練場

『現代文化研究部の愉快な部員達』

花紗梨著

ラブコメの『さくら荘のペットな彼女』に憧れて書いてみました。
このサイトに書き込めば良い意見が貰えると、知恵袋にありましたので使わせてもらいます。
初めての作品なので下手くそかも知れませんが、思ったことを教えてください。

EPISODE1 『現代文化研究部の朝』

「おい、そこは接近戦に持込めよ」

「いやいや、あそこは一旦引いて体勢を立て直すでしょ」

「分かってねぇなぁ。攻撃こそ最大の防御なんだよ」

「最大の防御はただの防御力の数値だろ」

「そーゆーことを言ってんじゃねぇの。隼人《はやと》は攻撃が下手すぎる」

「そーゆー斗真《とうま》も回避とか全然しねぇじゃん」

「結果が全てなんだよ、ゲームってのはさ」

 先程から己の好きな戦闘スタイルについて話し合っていたのは、隼人と斗真の2人だ。かちゃかちゃとコントローラーを操作する2人の指は、小刻みに震えているようなスピードだった。

 隼人――天城《あまぎ》隼人《はやと》は高校1年生だ。魚が死んだような目をしているため、テンションが低いやら機嫌が悪いやら言われているが、隼人は結構お調子者だ。
 斗真とは高校からの付き合いだが、何故かいい具合に趣味が合って意気投合したのだ。

「まぁ、今回の勝負は俺の勝ちだった。これは紛れもない事実だ。隼人くん、これは分かるな?」

「確かに今回は負けたけど、総合ランキングでは俺の方が上だぞ、40位も」

「1432位と1472位なんてそんな変わんねぇだろ」

 斗真――佐藤《さとう》斗真《とうま》も隼人と同じく高校1年生である。隼人を現代文化研究部に誘った張本人だ。
 ゲームやアニメ、ライトノベルなんかを好んだりするタイプ。いわゆるオタクというやつなのだが、斗真はスクールカーストでは頂点に位置している。勉強が周囲より出来るため、赤点ギリギリのイケてる連中に教えているうちに仲良くなったそうだ。
 更に斗真は変にノリがいいのでなにかとウケる。イケメンとまでは言わないが、顔立ちは良い方なので女子にもモテそうなのだが、「今は三次元には興味ない」と公開している。

 そして斗真がそんなツッコミをいれた時だった。バタバタと落ち着きのない音が近づいているのだ。その音が足音だと気づく同時に、隼人と斗真がいる部屋の扉が勢いよく開かれた。
 その音を聞いた隼人と斗真が振り返ると、紺色のブレザーと学年カラーの赤いネクタイ、冬だと言うのに短めのスカートという制服姿に加え、スクールバッグを肩にかけた美少女がいた。そんな美少女が見た目とは裏腹に、ゴジラが攻めてきたと思わせるほど、豪快な叫び声をあげた。

「おっはよー! 2人とも日曜の朝早くからゲームとは不健康ですぞ! ははぁん、さては貴様ら今まで寝ずにゲーム三昧だったな!? ならば真姫《まき》ちゃん特性のマキビタンMを飲めい!」

 今まで扉に背を向けてゲームをしていた隼人と斗真は、真姫のいつものうるさい声が聞こえたと同時に、座っていた椅子を180度回転させた。

 真姫――伊藤《いとう》真姫《まき》は現代文化研究部の現部長だ。身長は162cmとそこそこな身長に、肩につくくらいのショートボブ。テンションが高すぎる、という点を除けば芸能界とかでもやっていけそうなくらいの美少女だ。

「朝って言うか、もう10時ですよ、先輩」

 真姫のテンションについつい微笑してしまう斗真。

「夜の賢者の私からしたら今はまだ早朝だよ!」

 そういうと真姫は、スクールバッグから2本の栄養ドリンク剤を取り出して隼人と斗真に投げ渡した。

「って普通の栄養ドリンク剤じゃないですか」

「違うよ! マキビタンMだよ! これで眠気さっぱりだよ!」

「先輩の作ったやつだと危ない薬が入ったそうですね……」

 真姫の性格があまり好きではない隼人が、マキビタンMと紙を貼ってつけただけの栄養ドリンクの原料を隅々まで調べていた。

「なーにいってんだよ芋虫野郎! 私がこんな愛らしい後輩くん達にやらしい薬品なんて入れるわけないじゃないか!」

「俺を芋虫呼ばわりしてる時点で愛してませんよね!?」

 だが、真姫がマキビタンMを「はよ飲めぃ、はよ飲めぃ」としつこいので、斗真が飲んでも何も異変がなかったことを確認してから口にした。飲んでみると普通にコンビニなどで売っている栄養ドリンクだった。

「そう言えば先輩、今日はなんで午前から部活なんですか? なにかあるんですか?」

「ふふふ……よくぞ聞いてくれたね、後輩初号機。なんとこの部活は廃部になってしまうんだよぉ……」

 高校1年生の隼人と斗真と、高校2年生の真姫が所属している『現代文化研究部』は、名前こそそれっぽいのだが実質ゲームをする部活だ。
 ゲーム部にしたかったらしいのだが、流石にそれでは通らないということで、現在大学生1年生と思われる先代がゲーム部を難しく言い換えた現代文化研究部となったと、現在の部長の真姫から入部した時に聞いたのだ。
 高校生活はだらっとした日常でいいと思っていた隼人と斗真は、総部員数2人という部活を選んだのだが、そのうちの一人である真姫が、これほどのハチャメチャキャラであったために、隼人と斗真のだらっとした日常が音を立てて崩れたのであった。

「ちょっと待ってくださいよ先輩。廃部ってどういう事ですか?」

「突然ですね」

「顧問のはとりちゃんが言ってたんだよ……『現代文化研究部は、名前だけ一丁前の部室を陣取るだけの無能集団なので、生徒会がこのまま学校側に利が無ければ廃部とするって言ってたわ』って嬉しそうに言われたんだよぉ……」

 明らかにテンションが低い真姫だが、現代文化研究部の顧問である羽鳥《はとり》先生のモノマネをする時は張り切っていた。

「まぁ青山《あおやま》先生はあまり乗り気じゃありませんでしたからね。無理やり顧問をやらされた部活が廃部となったら嬉しかったんでしょうね」

「1度も部室に顔出してないもんね」

「はとりちゃんめ……! あの女は悪魔か、ヒロインのライバルだよ! 私達のアジトを踏み荒らすなんて……! 今すぐこの部の顧問に誘った時みたいに職員室で暴れてやる!」

 流石にそれは逆効果じゃないか、と真姫を止めようとした隼人と斗真よりも先に、真姫の思惑は遮られることになった。

「いた! 誰だバカヤロー! どこに目ぇつけとんじゃぁ……涼《りょう》?」

「私もいるんだけど、伊藤《いとう》さん」

「き、貴様ァ……! なに涼に色気使ってんだ! たいして胸もない成人のひよっこがぁ!」

「やめ、辞めなさいよ! あんたも胸は自慢できるほどじゃないじゃない!」

「なんだとぉー!?」

 真姫が羽鳥の胸ぐらを掴んで取っ付き合いになっていた。斗真はノリノリで2人の対決を見ていたが、涼が名前の通り爽やかに真姫の頭にチョップした。

「バカ、一応顧問だぞ」

 涼――長下部《おさかべ》涼《りょう》は真姫と同じ高校二年生だ。身長は182cmとモデル並みのスタイルの持ち主で、中学時代は野球のクラブチームのエースとして活躍していたが、今は辞めてしまっている。
 驚くことに真姫はその時のクラブチームに涼を追っかけて在籍していたらしい。ちなみに両方レギュラーで涼が投手で真姫が二塁手だったそうだ。

「一応って何よ、上から見下ろしてきて生意気ね」

 羽鳥――青山《あおやま》羽鳥《はとり》はこの学校では古典の教師だ。そしてこの部活、現代文化研究部の顧問でもある22歳で絶賛彼氏募集中だが、胸の大きさでは他の女ライバルと比べると乏しい。

「だって青山先生、部活に来たのって新入生歓迎会の時以来じゃないですか」

「色々と忙しいのよ、それに私は名前だけの顧問でいいって伊藤さんに言われたもの」

「男もいないのに何が忙しいよ、笑えるわね」

「伊藤さんよりは魅力あると思うの。だってあなた……ははっ、これ以上は辞めておくわ。伊藤さんを悲しくて見れなくなってしまうから!」

「――あ?」

 真姫が負のオーラを出して本気でキレそうだったので、隼人は隣で興奮して見物していた斗真を横目に、台風の目に飛び込む覚悟で仲裁に入った。

「青山先生、煽るのは辞めてください。先生は一応僕達の顧問なんですから責任もってくださいよ」

「私はこんな部活の顧問なんて辞めたいのよ。ほかの先生から『青山先生、あんたも大変やな。あんな部活の顧問やっとると、彼氏できへんでぇ〜』とか無駄にボディタッチしてくるハゲ主任に肩をいやらしく叩かれる身にもなりなさい!」

「ならはっきり言えばいいじゃないですか」

「なんて? なんて言えばいいの? ハゲに触れられると彼氏出来ないんで辞めてくださいって? クビになるわぁ!」

「そこまで言っとらんだろが!」

 興奮して話していると、負のオーラを出していた真姫を宥めていた涼が口を開いた。

「そんなことより話し合うことがあるんじゃなかったんですか? 青山センセ」

「そうね、そうだったわ」

 すると羽鳥は、この教室の中心に置かれた大きめな机に1枚のチラシを広げた。そこには『ソード・ワールド全国大会開催ッ!』と大きく書かれていた。

「なんすかこれ」

「ゲーム大会って……俺ら出場するんですか?」

 椅子の背もたれに肘をつけて座っていた斗真と隼人がいち早く質問した。

「ああ、俺たちは全部員で……まぁ4人だけだけど出場することになりました」

「でも急になんでですか? こんなのどうやってエントリーするんですか?」

「それなら大丈夫よ。あのハゲ主任が『もし彼らが了承したら、私がパソコンでエントリーしておきますからね。羽鳥先生』って言ってたわ」

 隼人の質問に答えた羽鳥だが、主任がそこまで好意的なのには驚きだ。

「流石、おじ様属性にめっぽう強い青山先生ですね」

「まぁ、おじ様属性なら最強と認めてあげるよ!」

「青山センセ、思い切って主任を彼氏にしてみたらどうですか?」

 斗真と真姫と涼が、嫌味ったらしく羽鳥を煽っていたら、羽鳥がチラシをビリビリに破こうとしたので隼人が全力で阻止した。

「まぁ、これが唯一のチャンスですよね」

「でもソード・ワールドってなに?」

「確かに分からないな、オンラインゲームとかか?」

「どっちにしても、戦力になるのは後輩初号機と2号機だけね。ゲームばっかしてるから」

「人造人間みたいにカテゴライズするの辞めてくれませんかね!?」

「だって名前で呼ぶのめんどくない? チョーめんどくない?」

「涼さんは名前で呼んでるでしょうが!」

「涼は別だよ! 幼稚園から一緒に遊んでたし同じシニアだったし、それにリョーって呼びやすいでしょ?」

「絶対涼さんを名前で呼ぶ理由は最後のやつだろ!」

「なら真姫はイチゴーと二ゴーって呼べば? リョーもイチゴーも二ゴーも変わらんだろ」

「決定! 今日から君たちはイチゴーと二ゴーだ! 分かったか野郎ども!」

「あいあいさー」

「なんで斗真は乗り気なんだよ!」

「だって後輩初号機より愛着あっていいだろ? ギャルゲーもこーゆー小さな積み重ねで相手を攻略すんだよ」

「俺は先輩を攻略したいと思ってないの!」

「おい二ゴー、お前を作った博士に向かってなんてことを言うんだ。謝れ」

「私はそんな子に育てた覚えはないよ!」

 真姫は床に泣き崩れる演技をした。

「俺もそんな親に育てられた覚えはないよ!」

「はいはい、演劇はその辺にしときなさい。てゆうかあんた達演劇部入った方が青春送れるわよ」

「バカ言わないでください!」

 現代文化研究部を辞めて演劇部ルートのフラグを、隼人が華麗に回避すると、涼がある疑問を抱く。

「ってかこのチラシになんも詳しい情報載ってないじゃん」

「それもそうですね。大会が開催されるぞーってことくらいですね」

「でもでも、ここに詳しくはここをチェック! って書いてあるよ!」

「そこのパソコンで調べてみたらいいじゃない」

 そういって羽鳥は、先程まで隼人と斗真が使っていたパソコンを指さした。




EPISODE2 『ルール説明』

 それぞれ隼人と斗真専用(本来は部活用だが2人が占拠している)のモニターには、WINの文字とLOSEの文字が映し出されている。
 この勝負に勝った斗真の文字は情熱の赤色で彩られており、隼人の文字は負け犬に相応しいであろう負のオーラを漂わせた青色だ。

 斗真は自分のモニターの前に座ると、その画面を一旦消してインターネットを開く。そしてチラシに書いてあるサイトの名前を検索すると一番上にサイトはあった。
 サイトに入ると、『きたれゲーマー! 年に一度のチャンピオンシップ!』などと大々的に作り込まれていた。

 斗真はそのままサイトをスクロールして、今大会のルールやらの色々な情報を読み上げてゆく。

「今大会はソード・ワールドというオンラインゲームで争います。ソード・ワールドのランキング上位800チームを、全国8箇所の会場へ均等になるように招待。そこで上位20チームまで絞り、生き残った10チームは、本会場の東京都に招待します。そこで優勝できたチームには賞金100万円。なお、サイトで対戦中継をお送りします……ですって」

「凄いね! なんだか燃えてきたね!」

「そうですね、先輩! なんだかんだ熱い展開ですよ! 100万円GETのチャンスですよ!」

「100万円あったらあまい棒いくら買える!?」

「10万本ですよ!」

「うひゃー!」

「甘い棒のお風呂が作れますよ!」

「あひゃー!」

「プールも作れるかも知れません!」

「天国か!」

 隼人と真姫が盛り上がっている中、涼が横から水を差した。

「まてまて、お前ら。もしも上位800チームに入れたとしても、どうやって会場に行くんだ? そもそもその5箇所の会場はどこなんだ?」

 すると斗真がカチカチとサイトを飛んで会場を特定した。

「愛知と大阪と北海道と香川。広島と福岡と岩手と千葉っぽいですね」

「愛知県も会場の1つなのか。なら交通費もあんましかからなそうだな」

「愛知のどこか知らないけど、愛知県民で良かったー!」

「ですね、先輩!」

 隼人と真姫が盛り上がっている中、今度は羽鳥が横から水を差した。

「なんのゲームかも分からないのに、もう優勝した妄想でもしているの? お気楽にも程があるわよ」

「なに、はとりちゃん。さては嫉妬ね!? 私達4人が出場して青春するのがムカつくのね!?」

「何言ってるのよ、伊藤さん。私が言いたいのは、ソード・ワールド……だっけ? そのゲームの人口も分からないのに上位800人の中に入れるのかって聞いてるのよ」

 すると斗真がまたしてもソード・ワールドの人口を割り出した。

「ソード・ワールドはインターネット上のオンラインゲームで、ゲーム内の大会では参加人数は6万人くらいだそうですよ」

「ってことは6万分の800だから約分して……」

 真姫が容量の少ない頭脳で暗算を始めたのをみた涼が、ため息をついて真姫に言った。

「だいたい100チームに1チームだ」

「おお! とっても分かりやすい数字!」

「100チームに1チームなら希望が湧いてきましたね!」

「ちなみにソード・ワールドはこんな感じですね」

 そういって斗真は、みんなが見えるようにモニターの前から横へずれる。モニターには無料動画投稿サイトが映し出されており、ソード・ワールドのPVが映し出されていた。

「なんとこのゲームは世にも珍しい一人称視点のサバイバル剣ゲームなんです」

「イチゴー、それって珍しいの?」

「はい。俺と隼人がさっきまでやってたのも剣ゲームですが、三人称視点なんです」

「へー……一人称視点とか三人称視点ってどういう意味?」

「簡単に言えば英語の人称代名詞です」

「あいまいみーまいん?」

「お前が言うと良からぬ呪文みたいだな」

「あいまぁいみぃ、まいんっ!」

「ぐはーっ!」

 斗真がノリノリで真姫の呪文を受けて倒れる。真姫も真姫でノリノリだ。かめはめ波のようなポーズをとっている。

「とにかく、一人称は私。三人称は彼らって感じですよ」

「んー、まだちょっと分かんないよー。もう少しだけわかりやすくできる?」

「先輩が先輩自身を操作して隼人を見ている世界が一人称。先輩が隼人を操作して隼人と涼さんを見ている世界が三人称……でどうですかね?」

「おおっ! 分かりやすいね! ってことは私は二ゴーを操作できるの!?」

「なにもやりませんよ?」

「ならば涼にシフトチェンジだ! いけ、涼! 究極魔法あいまいみーまいんっ!」

「どりゃー」

 涼が仕方なさそうに究極魔法を唱えた。隼人もため息を付きつつその場に倒れ込んだ。

「まぁさっきのじゃ面白さは分かんないですよね。動画配信者が投稿してるスーパープレイでも見てみます?」

「いいね! ちなみにあいまいみーまいん要素はでる?」

「ははっ、流石にでませんよ。じゃーどうぞ」

 メインキャラと思われるキャラが、様々な武器を持って中世風のフィールドで戦っている。
 横から弓で狙撃したり、大剣で一刀両断にしたり、双剣で全身を切り刻んだりと、操作性がありそうだ。
 更に、三人称では味わえない一人称ならではのスピード感が、隼人だけでなく現代文化研究部のメンバー全員を魅了した。

「なんか意外と面白そうだな、それ」

 あまりこの手のゲームを好まない涼が、珍しくゲームに魅了されている。幼い頃、初めてゲームを手にした時のあの感覚を味わっていたのだ。

「だよね、でっかい剣とかかっこいいし……」

 いつもハイテンションで頭が痛くなる真姫の声も、今はボソッとつぶやく程度だった。

「やべぇな、凄ぇ面白そうですね! やりましょう、今すぐこれやりましょう!」

 隼人も興奮して今すぐやって見たかった。

「え、今すぐ!? でもどうやって?」

「僕、実はこのゲームを昔プレイしたことがあるんです。これはオンラインゲームなので、決められた場所に行けばみんなと会えるはずですよ」

「え、本当!? 流石イチゴーだよ! イチゴーは何でも知ってるんだね! なら早速帰宅してソード・ワールドだー!」

 真姫は隼人の前に手を差し出した。

「いいですね! 先輩!」

 隼人も真姫の手の上に手を乗せた。

「今回はなんから楽しそうだからのってやるわ」

「いいですね、この感じ。青春してるって感じですよ」

 斗真も涼も、真姫の手の上に手を乗せた。しかし、羽鳥は遠べから見ているだけだった。

「はとりちゃんはやんないの? コレ。青春時代にタイムリープ出来るよ!」

「いいわよ別に。私は学生時代に青春してたし? そもそも私はもう大人だし……ってちょっと!」

「いいじゃん、いいじゃん! やろーよ!」

 真姫が無理やり羽鳥の手首を掴んで引っ張って、円陣の輪の中に入れた。

「羽鳥センセ、この部活の顧問になった時点で真姫に振り回される運命なんですから」

「じゃー気を取り直していくよ!」

 羽鳥は嫌々そうだったが、みんなの熱に押されてやる羽目となった。

「現代文化研究部……ファイアー!」

「「「ファイアー!」」」

「ファ、ファイアー……」

「なんからどこかの防衛隊の決め台詞みたいですね」

「気にしない気にしない! ってことでイチゴーと二ゴー! 私と涼はすぐに帰るからね! 戸締りシクヨロ!」

「シクヨロ」

 真姫が机に置かれた鍵を掴んで隼人と斗真の間に投げた後、2人はスクールバッグを背負って部室を後にした。
 真姫が投げた鍵には茶華道部という文字をマジックペンで見せ消しにして、強引に現代文化研究部と書かれている。
 
 現代文化研究部の部室は元々は昔の茶華道部の部室だったらしい。そのため部室には畳の部屋が2部屋存在する。ならば道具が色々とあって邪魔ではないかと思うだろう。
 しかし、新しい部室に移動することになった茶華道部は、釜だったり茶筅なんかを全部持って行ったそうだ。

 元々茶碗などをしまうガラスケースには、斗真のお気に入りのフィギュアが並べられいる。
 他にも、軸が掛けられていた和室Aには、真姫特製の『根性』と書かれたオリジナル掛け軸が掛けられていたり、茶華道関連の本が置かれていた場所には、涼の好みの漫画がズラリと並んでいる。
 隼人もちゃっかりと、和室Bを好きなアニメの壁紙やタペストリーなどで埋め尽くした部屋を作っていた。

 そんなこともあって部室に、部員達が居座る特定の場所が確立されていた。

「ねぇ、あの2人は付き合ってるの?」

「突き合ってはいるんじゃないですかね?」

「へぇ、そう……はぁ!?」

「斗真の冗談に決まってるじゃないですか! 何信じ込んでるんですか!」

「いや、まだ分からんぞ二ゴー。2人だって幼稚園からの幼馴染って言うじゃないか。あんなことやこんな事の一回や二回。あったって不思議じゃないだろ?」

「確かにそうだけど、そーゆーことやっておいて付き合ってないのはおかしくね?」

「何言ってんのよ、ガキんちょ。ベッドから始まる恋だってあるのよ」

「なに経験者ぶってんだ! あんただって大きな目で見たらまだまだガキんちょだ!」

「はいはい、分かったわよ。とりあえず、今から帰ってゲームするんでしょ? 明日詳しい応募方法を教えてあげるわ。それと早く教室を出なさい。鍵閉めるわよ」

「え、マジっすか? 鍵当番してくれるんですか?」

「ついでよ。つ、い、で。今日は普通に仕事あるんだから」

「羽鳥ちゃん。もしかしてツンデレ属性ある?」

「ないわよ! っていうか佐藤くんも伊藤さんの真似しない!」

「仕方ないですよ。博士から羽鳥ちゃんは羽鳥ちゃんって呼ぶようにプログラムされてますから」

「まだ人造人間ネタを続けてるの!?」

「ってことで二ゴー、行くぞ。羽鳥ちゃん、鍵当番ありがとねー。パソコンとぶっち切らないでねー」

 斗真がそう捨て台詞を吐き、隼人と斗真は睨みつける羽鳥を横目に玄関へ向かった。




EPISODE3 『ニューゲーム』

 現代文化研究部の部室は、文化部の部室や特別教室だったり、多目的室がある東棟の4階の一番隅に位置している。隼人と斗真は同じ1年4組で、部室と丁度対象地に位置している。
 1年生は一番階段を登らないとならない4階に位置しているため、本来は主に教室がある西棟と東棟を繋ぐ屋根付きの渡り廊下を渡れば部室に行く最短ルートになるのだが、真姫と涼は部室に来るのが遅いため、わざわざ東棟の2階に位置する職員室まで鍵を取りに行か無ければならないのだ。しかし、職員室に着くと涼が部室の鍵を取りに行った後だったりする。

 隼人と斗真は、まだ建てられてから20年のピカピカの校舎の廊下を歩き、東棟の1階まで歩いて玄関に着いた。斗真の日課である下駄箱にラブレターが入っているかいないかを確認して靴を履いた。今日も入ってなかったらしい。
 隼人は毎日、斗真と下校しているから分かるが、入学してから約8ヵ月が経った11月11日の今日まで一通も入っていない。そうなってくると斗真の容姿はあまり好まれていないようにも思えるのだが、隼人は「明日は入ってるんじゃね?」などと濁してばかりで、斗真の期待を上げては下げていた。

 隼人と斗真の家は、学校から歩いて20分の所にある。その間、2人はたわいもない話をしていた。

「もしさ、廃部ってなったら斗真はどこに行くの?」

「まぁ女子の多い茶華道部とかかな。お茶飲めるしお饅頭とかあるし」

「2年生になってもか?」

「それは分からん。もし、いじめられたりしたら帰宅部にするよ」

「先輩達はどうするのかな」

「さぁ、帰宅部じゃね? どっかの部活に属さないといけないのは1年生だけだし」

「涼さんはまだしも、先輩が帰宅部って想像出来ないよね」

「まぁ、博士が他の部活に入部するってんなら、俺は博士について行くけどな」

「流石イチゴー……もうそこまでいくとプログラムとかより拾われた捨て犬だね」

「入学式の俺らって正しくその状況だった事ね?」

「まぁ、そんなもんだったかな。最初は嫌だったけど、なんだかんだ毎日楽しかったよな」

「入部したての頃は毎日人生ゲームだったし」

「そうそう! 昼ドラ要素が強いやつとか!」

「隼人は毎回子沢山だったよな。博士に野獣とかって呼ばれてた時期あったし」

「たまたまだろ!? 子沢山だったのは!」

「そん時はマジで楽しかったわ。涼さんが茶色のタオルと黒のメガネ持ってきたと思ったら、隼人がノリノリで付け出してさ」

「無理やりだ! 涼さんが付けないと殴るとかって言ってきたから!」

 そんなこんなで、隼人と斗真が暮らすマンションに着いた。隼人は302号室、斗真は303号室と一見幼馴染のような近さだが、隼人は今年の春に引っ越してきたばかりだったので、実際は高校で知り合った仲だ。
 隼人がスクールバッグからごそごそと鍵を取り出して、自宅の鍵を開けようとした時に、横で斗真が真剣な顔で隼人に話しかけた。隼人の顔は見ずにドアを見つめていたが、それがより一層斗真の真剣さを際立たせていた。

「俺、やっぱ転部とか考えられねぇわ」

「斗真……」

「上手く言えないけど、楽しかったし」

 斗真がスクールバッグから鍵を探し始める。

「隼人もそうだろ? 美術部とか写真部とかに行くか?」

「いや、出来ることなら現代文化研究部に居たいよ」

 鍵を見つけた斗真が、ドヤ顔で隼人を見つめて言った。

「なら、結果残さなくちゃな。過程はどうであれ結果が出なけりゃ、それはただの負け惜しみだ。大志を抱け、少年よ」

 そう言って斗真は、自分の家に入っていった。

「何かっこつけてんだよ……だからモテねぇんだよ……」

 そう言って隼人も、自分の家に入っていった。

現代文化研究部の愉快な部員達 ©花紗梨

執筆の狙い

ラブコメの『さくら荘のペットな彼女』に憧れて書いてみました。
このサイトに書き込めば良い意見が貰えると、知恵袋にありましたので使わせてもらいます。
初めての作品なので下手くそかも知れませんが、思ったことを教えてください。

花紗梨

119.82.162.183

感想と意見

偏差値45

たぶん、作者のイメージの中で台詞に声があるのかな。
想像力は素晴らしいのだが、伝わっていない。
ところどころ台詞において主語が不明なので不完全です。
特に複数人同時にいる場合は気をつけた方が良いでしょう。

ノリが良いのは分かるのですが、
ストーリー上の展開からしてつまらないです。

キャラの容姿を説明するのは良いですが、性格は不要です。
それは物語が展開する上で行動や言動で主張したい方がいいかな、と思ます。

次回の投稿を期待しています。

2017-10-08 18:32

219.182.80.182

花紗梨

偏差値45さんへ

はい、もう声優さんの声が流れてます。
伝わらなかったですか……具体的にどこがどう伝わらなかったか教えて貰えませんか?

セリフにいちいち名前を書くと不自然に感じてしまったのですが、やっぱり名前は毎回入れた方が良いですかね?

つまらないですか……私は面白いと思ったのですが、ライトノベル的にはつまらないですかね?

性格の部分は消しておきます。

2017-10-08 19:03

119.82.162.183

そうげん

さくら荘、僕ガイル、SAO、ネトゲ嫁、すこしまえの.hack//、あたりは
把握しています。というか一部、ちゃんと本も買っております。

SAO←.hack//←(国内のあれやこれやのゲームRPG的なものはスルー)←ロードス島戦記←ソードワールド←AD&D、T&T←指輪物語←ニーベルングの指輪 ← ・・・・← ファウストなり、失楽園なり、詠めてないけど、神曲なり ← 各国神話、伝承、、宗教の宗旨等


みたいな一連のざっくりしたつながりでとらえてますが、
このソードワールドTRPG、リプレイ版、そして、PCゲーム化、SFCなどのテレビゲーム化、
PC98でソードワールドをあそんだときはまだ中学生で、
グループSNEのこと、そして、その後、日本で「エルフ」や「ドワーフ」を一部のファンにはやらせた
「ロードス島戦記」を執筆した水野良さんも、安田さんをトップにしたグループSNEにいる人でした。

だから、ソードワールドという名称は、わたしのようにあるていど古臭い(げんにふるい)人間にとっては、
指輪物語的ファンタジー小説の、国内版の源流ともいえる「ロードス島戦記」を生み出すにいたった、
それよりもひとつまえの一連のテーブルトークRPGの印象が強いように思います。


途中まで読んでみました。
SNEの名前が出るのか、どうなんだと思っていたところ、
どうやらAWっぽくもあり、てっていてきにいまあるものから
生み出された系統の作品に見えて、そうか、と納得しました。


さくら荘は、すでにデビューしている知り合いから、プッシュされて見ておりました。
PSP版のゲームも取り寄せましたが、5分ほど本編を流してみて、
あとは、ちょっとプレイの時間もとれずじまい。


内容については、もし時間があって読むことができたなら、
コメントさせてくださいね。


オンラインゲームやRPGを扱う作品は、好きな部類です。

2017-10-08 19:03

112.69.20.79

花紗梨

そうげんさんへ

すいません。私の理解力がないのか、用語が分からないのがあるかもしれませんが、理解出来ません。.hack//とは何ですか?

水野さんとか安田さんとか誰ですか?

SNEとは何ですか?

AWとは何ですか?

とにかくソード・ワールドというゲーム名前は辞めた方がいいですか?

2017-10-08 19:11

119.82.162.183

偏差値45

>はい、もう声優さんの声が流れてます。
>伝わらなかったですか……具体的にどこがどう伝わらなかったか教えて貰えませんか?

>セリフにいちいち名前を書くと不自然に感じてしまったのですが、やっぱり名前は毎回入れた方が良いですかね?

>つまらないですか……私は面白いと思ったのですが、ライトノベル的にはつまらないですかね?

私は感想を述べるだけです。
もしかしたら、すごく親切な人がいれば教えてくれるかもしれない。

2017-10-08 19:45

219.182.80.182

花紗梨

偏差値45さんへ

そんな親切な方を待ちます。

2017-10-08 19:47

119.82.162.183

そうげん

.//hack ドットハック、という作品群です。
もともとPS2のゲーム機で4作連続、3カ月おきに発売するという企画を立ち上げ実行し、同時に、小説(ノベライズ)も行い、アニメ化も複数された作品です。インターネット上にあるときアップロードされた「黄昏の碑文」という謎めいた、いわゆる啓示的な詩形の文章がキーとなった、一連のオンラインゲームものの物語のハシリといえます。

wikipediaでは、
https://ja.wikipedia.org/wiki/.hack

こんど、PS4のハードでリメイク版が発売されることになっていて、
小説版は、古いですけど、角川スニーカー文庫からいろんなシリーズが出ています。

.hack//―AI buster (角川スニーカー文庫)
が最初だったと思います。


オンラインRPGの世界観のなかで、各ユーザーがログインして、世界を探索しながら、碑文をのこしてこの世を去った原案者ののこした謎を解いていくということが裏設定でありました。(うらでもないか)

それから数年後、ウルティマオンラインや、ラグナロクオンラインなどのプレイをへてつくられたのが、いまのVRMMORPGものの、開祖(のような)、ソードアートオンライン、でして。作者がのちに電撃文庫で大賞を受賞したのが、「アクセル・ワールド」(通称AW)です。SAOとAW、またほかにもいくつかの作品は、いまも著者の川原さんは続きを電撃文庫で刊行されていますね。


グループSNEというのは、国内に海外のテーブルトークRPGを紹介することからはじめた会社で、
安田均さんが翻訳して国内に刊行した海外ファンタジー小説もいくつもあり、
たとえば、ドラゴンクエストは、製作者が国産のコンピュータRPGを作りたいとの思いで


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88#.E6.A6.82.E8.A6.81

エニックス主催の第1回ゲーム・ホビープログラムコンテストで出会った堀井雄二と中村光一が、千田幸信と共に訪れたアメリカのアップル社展示会「アップルフェスト」で当時アメリカでブームだったRPGに感化されて発案・企画した。疑似マルチウィンドウ型のメニュー、パソコン用RPG『ウルティマ』に代表される二次元マップのカーソル移動を基盤としたキャラクターの移動、同じくパソコン用RPG『ウィザードリィ』に代表される対話式の戦闘モードなどといったスタイルを、当時の技術レベルでの512kbit(64KB)という、2000年代ごろにおけるフィーチャーフォンの待受画像1枚分相当のROM容量の中で実現させた作品である(詳細は「#開発」を参照のこと)[2][注 2]。このようにファミコンという性能的にも容量的にも制約のある環境で、パソコンユーザーとの利用者の違いを理解して作られた本作はRPGの大衆化に成功した作品であるといえる[3]。

2017-10-08 19:49

112.69.20.79

そうげん

ウルティマやウィザードリイといったゲーム(海外のRPGです)、またマイトアンドマジックシリーズもい面白いものです。

ドラゴンクエスト、や、ファイナルファンタジーといった国産のコンピュータRPGは、参考にされたのはおもにアメリカではやっていたRPGジャンルであり、コンピュータゲームで広めたのは、堀井雄二さんや、スクウェアソフトの「ファイナルファンタジー」制作陣。

でも、ファミコンでそれが出る前に、国産のパソコンでも、「ウィザードリイ」というダンジョン探索型のゲームは出ていたと思います。


いまゲームの世界を小説で書いていくようなやりかたは、
たとえば、マーガレットワイス&トレイシーヒックマンのコンビによる、
「ドラゴンランス戦記」シリーズのアメリカ国内でのヒットがあったように記憶します。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9


富士見書房から翻訳版が出ていまして、これを翻訳していたのが、安田均さん、

http://amzn.to/2kxGDSD


グループSNEのトップです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97SNE

国産のテーブルトークRPGをつくって、それをプレイヤー同士の会話の形式で、
GM(ゲームマスター)をチューターにして、会話によって、ボードゲームのような盤面で
さいころをふりながら冒険をすすめる、おひとりさまにはきびしい、
会話スキルがためされるゲームですけど、

これを国内で普及させた功労者の中に、「ソードワールドシリーズ」をつくった
「グループSNE」があげられます。

そして、TRPGの雰囲気を小説として読んでもらいたいとのコンセプトで、
「ロードス島戦記」という小説作品がつくられました。
いってみれば、いま流行りの異世界ファンタジーの国内における大元みたいなものです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B9%E5%B3%B6%E6%88%A6%E8%A8%98

ハヤカワ文庫の海外の翻訳ファンタジーをまとまった期間読んでいたので、
国内でのこのジャンルの動向と、アメリカやイギリス、英語圏でのこのジャンルの動きのようなものを
なんとか少ない情報の中でおいかけようとしながら、いろいろ読んでおります。


そういう先人の成果からいろんなものを引き継ぎながら、
いま、ゲーム業界、ライトノベル業界、アニメ業界、ときに低予算に苦しみながらも
あれこれ制作陣が苦心しながらも、工夫を凝らしている様子をいろんなインタビュー記事なども
目を通しながら、小説などと併せて、読んでいます。


でも、花紗梨さまのこの作品はむしろゲームのこと以上に、
ラブコメとして、ひとりひとりの人物の関係性についてのほうに
意見を求められているように見受けましたので、
システム面、とか、かたくるしい「ソードワールド」ということばの
周辺のことを続けることはこれでおいておきまして、

三人の関係について、しっかり読んだうえで、改めて感想をつけることにします。
すみません、私事ですけど、これから働きに行かねばならず。


もし不明瞭なことがあれば、wikipediaなどで検索しながら、でもいいですし、
手間すぎるならスルーでもいいですけど、
気になることなどありましたら、わかる範囲で自分なりの見解を
書くだけの手間はおしみません。


ソードワールドについては、
たとえば、ひとりふるーいレトロゲームが詳しい設定をいれておいて、
ひとこと、「あれ? なんかむかしそんな名前のゲームなかったけ?」

とのセリフだけ盛り込んでおけば、
ああ。この作者さんは、すでに先行にその作品のあること
知ってるんだね、と了解したうえで、よどみなく、
その名前で受け入れていけると思います。

なので、細かすぎる指摘でしたけど、
それはそれで、ソードワールドでもいい気がします。
でも、固有名詞のかぶりは、できれば、一度ネット検索でみてみるほうが
良いばあいもかなりあると思います。

ではでは。

2017-10-08 19:51

112.69.20.79

そうげん

いまざっとうえから順番に点検してみました。
基本、セリフの前後関係から滞りなくだれが話したセリフかはしっかりわかるように構成されてますね。
あと、先輩の話し方はそれだけでちゃんと後輩二人とはちがうから
名前を出さなくってもわかる


で、ひとつです。




 そういうと真姫は、スクールバッグから2本の栄養ドリンク剤を取り出して隼人と斗真に投げ渡した。
「って普通の栄養ドリンク剤じゃないですか」
「違うよ! マキビタンMだよ! これで眠気さっぱりだよ!」
「先輩の作ったやつだと危ない薬が入ったそうですね……」
 真姫の性格があまり好きではない隼人が、マキビタンMと紙を貼ってつけただけの栄養ドリンクの原料を隅々まで調べていた。




たとえば、この部分ですね。
作者の場合、なんども読み返して、隅々まで点検していきますけど、基本、読者は、右から左へ、上から下へと、文字を拾っていきながら、ざっと前にもどって、読み直すことは少ないように思います。
なので、ここで、真姫は二人にむかって、ドリンクを投げますね。
で、次のセリフが
「って普通の栄養ドリンク剤じゃないですか」であり、
次にわたした側の真姫のセリフになっている。

だから、~じゃないですか、といったのは、
隼人か、斗真の、どちらか一方。
なので、特に指定がない場合、読みながらぼんやり、名前で先に書いてあるのが隼人だから、
これは隼人としておこう、として読み進めていくと、
そして、しばらくして「真姫の性格があまり好きではない隼人が」の記述によって、
ああ、やっぱり隼人くんだったか、とわかるということですね。

たぶん、いたれりつくせりのガイドのように作者にサービス精神を求めるなら、
「って普通の栄養ドリンク剤じゃないですか」というセリフに、
隼人が物を確認する、とか、そういう一文を前か後ろに埋め込めばそれでいいのかもしれませんが、
それはどのように文章を配置するか、書き手の考え次第ですね。


っと、すみません。
帰宅後に、しっかり読んで、感想つけます。
では

2017-10-08 20:01

112.69.20.79

花紗梨

そうげんさんへ

わざわざありがとうございます!
アクセルワールドの名前自体は知っていましたが、AWだけ言われたら理解できませんでした。

ソード・ワールドっていうモノ自体が、元々存在していたのですね。なら変更します。ソードを付けて『The world of the Sword』とかにします。

またの感想を待ってます。

2017-10-08 20:20

119.82.162.183

そうげん

花紗梨さまへ

作品、読みました。
「初めての作品」と書いていらっしゃるという事は、インターネットに作品を投稿されるのもはじめてなのでしょうか。

部員同士の言葉の掛け合い、投げ合い、あるいはちょっとかっこつけて気取ってみたり、はん、って鼻であしらうような、上向きに鼻をそびやかすようなポーズだったり、会話そのものは、「ただその人物が、こういったことを言っている」という情報しかないんだけど、実は、話している人たちの間柄が見えるように、発言内容そのものに、キャラクターそのもの、その人らしさがうまく出ていて、そういった素直で、気取りのなさで展開しているよねと思えるくらいに、花紗梨の文章にはいまのところ下手に屈折しすぎていたり、偏った特徴があるわけでもなく、ここからどんな風にでも、書き物を発展させていくことができるように思いました。


わたしの好きな作品のうち、キャラクター同士の掛け合いで面白いのは、ハヤカワ文庫FTで出ていた「ランドオーヴァー1 魔法の王国売ります!」のなかの、クエスターとアバーナシイの、コントか、まんざいかと思えるようなやりとりで、喜劇のように展開される言葉の応酬の場面があるんですが、これ、互いに憎まれ口をたたき合いながら、目を合わせれば憎まれ口、きっと向き合えばお互いにフンと顔を背け合うような仲なんだけど、でも、あんたら、気が合いすぎて、いいコンビやんか(クエスターはじいさん、アバーナシイもクエスターの失敗で犬人間になっている)と思えるのです。


へたにありありと癖をもっているのでない、それでいてキャラクターのセリフを、じっさいに耳で聞き取りように文章で書けるということは、それだけ人の話す声や、内容をふだんからしっかり受け取ろうとと詰める作者さまの思いが透けるように思います。また、「さくら荘」もそうですが、ゲームを介してリアルの人間の関係性とうまくリンクさせていくところで、「ネトゲ嫁」のような雰囲気もありました。あれは部活の顧問の先生が、部員たちが日夜プレイしているオンラインゲームのなかで、実は有名すぎる実力派プレーヤーだったという点もおもしろく、だからこそ、あれ、この作品の顧問の先生もそういうのかな、と思うとそういう展開だった場合も、実はもっとちがう場合もあるのかとちょっと気になりました。


「さくら荘」は、青山がよかったですよ。周りを気遣いながら、結局は失恋もするけれど、立ち止まっていても、と思って、行動することを自分に促そうとする姿勢。


今回の作品。ラストにかけて、なんとなくゲームができるから、という感じで入ったように見えて、やっぱりそこに一緒にボードゲームをしたり、ばかなことを言い合いながら、いいたいことをいったり、相手のある時間を共有する中で、部活という、スペース、部室という空間と、放課後のおなじ時間を共有して明日もここにきて過ごしたいと思える、そういう積み重ねが、こいつらとの時間をもっと共有したいって思いになるのかな。

どこでもいい、ってわけじゃなく、ここがいい。

そういう風に思える場所があるというのは大切ですね。

ではでは、ありがとうございました。

2017-10-10 00:40

112.69.20.79

十月はたそがれの国

いちいち行アキが・・ここのサイト的には見づらい。
「『なろう』はそれでやってマスカラ〜!」的返信は要らん。(もうさんざん貰ったんで…)


話の内容はつまらねぇー。(ごめんよ!)
そもそもワタシ、“ゲームの類いは個人的に一切やんない”んで、(そこ発生のアニメは、モノによっては見てるけど…)
そういう「疎い人」がナナメ見る分には、【廃部の危機を回避するハナシ】として見る訳だけど・・


ゲームの全国大会に出るだぁ?! アニメ『ロボティクスノート』ぐらいにでっかい大会(ロボコン)があるんなら、一理あるのかもだけど、
オンラインゲームのイベント? ぐらいでは、学校も生徒会も納得はしねぇわ。。


弱小部活が廃部の危機を回避する基本的な策は、手っ取り早く「部員を増強する」事で・・
だから、漫画だと、はじめの方で「地味眼鏡先輩が、懸命に新入部員勧誘している」でしょう??

場合によっては「他の弱小部活と統合、ないし互いに部活掛け持ちする」(見た目上の部員数水増し工作)ですね。

って、文化部部長だったワタシは思いました。

2017-10-10 20:21

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