作家でごはん!鍛練場

『悲しみの心中』

レー著

描写について力を入れようと思い描いたものです

背景の描写と心理描写の技術をどうにか上げられないかと思い、書きました

小説書き始めて五年という歳月を経て、六年目にして書き方を変えた作品です

友人の死を迎えた時、きっと自分ならこうなるんじゃないかと想像しながら書きました

過去に自分が二次創作として書いた作品となってます、登場人物の名前は変えておりますがご了承を

―――――人であろうと、妖怪であろうとその暑さに目を眩ませてしまう程に暑い夏の日
心地良い風が吹く山の頂上にある神社の縁側に、紅と白が特徴的な巫女装束を着た少女が一人、とても蒼くどこまでも蒼い空を仰ぎ見ていた
雲一つない、というのはこういう空のことを言うのだろう

太陽がほぼ真上に来ているのを見る限り、時刻は十二時か十二時過ぎ程度

「………」

少女の表情は、物憂げとも悲しみとも取れない表情
何かを考えている訳でも、何かをしようとしている訳でもなく、忙しそうにしている訳でもない
空を眺め、湯呑にあるお茶を飲んでいるだけである
だがそれは第三者から見た印象なだけ
―――――縁側に座り込む少女は数日前に聞いた、友人の死を心の底から悲しんでいた

ただそれを他の人妖に見られたくないという彼女らしいプライドが邪魔をし、外では涙も、悲しみに明け暮れた姿も見せたくなかったのだ
だから、こうやって縁側に座り、お茶を啜りながら彼女は過去を振り返っている


彼女と初めて会った時
この縁側に居ると空を自由に飛ぶ彼女の姿
彼女らしさが溢れている様々なパワー魔法
そして一緒に解決してきた異変の数々


思い出そうとすればそれは数えきれないほどのものとなる
確かに迷惑なこともあった、彼女のおかげでどこかの吸血鬼姉妹の妹は地下から出て来てしまうし、それどころかそんなことをしてくれたせいで私達二人を友達と勘違いしたその姉妹はこの神社に居続けるし

彼女のやることは、私の意志に反するように動いていたのを良く感じていた

最も困ったのはここで良く宴会を開いてくれることだったか…………宴会が良く開かれるこの神社にお金を恵んでくれる者がいる訳もなく
全て自費で、片付けすら私がしていた。本当に、本当に傍迷惑な話だ

「魔理沙…………」

―――意図して口にしたわけではない
たまたま、心の中で口にしていた彼女の名を、口に出してしまっていただけなのだ

だがそれは虚しく誰もいないこの神社の空へと消えていくだけ………彼女の死を聞いた時は自室で一人、名前を口にしながら泣いていたがそれも虚しく空へときえてしまっていた
………彼女はもう、いない
何故死んだのかも理由は知らない

もしかしたら私に伝えに来てくれた友人がそれを教えてくれていたかもしれないが、もう既にその時の私の耳には届いていなかったのだろう

ただ虚しくなるだけだから口にするのはやめようと、決めた筈だったのに………

「………あれ?」

すると私の太腿に水が数滴たれる

こんなに天気がいいというのに、いきなり雨でも降って来て雨漏れでもしたのかと上を見るがそこに私が予想するものは何もなかった
ただの木の天井が私の事を見下ろしているだけだ

―――あぁ、そっか
私は頬に手を触れ、何故水が私の太腿なんかにたれてきたのか、その理由が分かってしまった

………私の目からは既に溢れるほど、大粒の涙が流れていた
今まで溜めに溜めてきた感情を爆発させるように止め処なく溢れてきている
段々と嗚咽が混じり、今まで我慢が出来ていたというのに、涙と同時に感情も溢れ、我慢が出来なくなっていく
彼女がもうこの世にいない寂しさを紛らわせようと、私は体を丸める様に膝を抱えそのまま横になった



……………そこからはもう、誰がこの神社を訪れようと、その涙を隠すことなく泣いていた

今まで我慢してきたものを全て吐き出すように――――――

悲しみの心中 ©レー

執筆の狙い

描写について力を入れようと思い描いたものです

背景の描写と心理描写の技術をどうにか上げられないかと思い、書きました

小説書き始めて五年という歳月を経て、六年目にして書き方を変えた作品です

友人の死を迎えた時、きっと自分ならこうなるんじゃないかと想像しながら書きました

過去に自分が二次創作として書いた作品となってます、登場人物の名前は変えておりますがご了承を

レー

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感想と意見

黒とかげ

拝読させていただきました。

自分を棚に上げて厳しいことを書かせていただきます。

文章について
 ・「時刻は十二時か十二時過ぎ程度」、どっちだよと思わせるような表現が多用されており
   どうにも読みずらいです。元ネタにそれほど詳しくないので、そこから表現を持ってきたのかも
   知れませんが、1~2箇所に抑えるべきだと感じました。
   心理描写は悲しみがうまく書けていると思いました。背景に関しては描写が最小限なので
   もっと書き込まないと残念ですが評価しようがありません。
   もっとも書き込めば書き込むほど小説が良くなるとは限らないところが難しい所です。

物語について
 ・やはり二次創作なので、元ネタを知らないと99%面白さがカットされますよね。
  二次創作界隈についても詳しくないのですが、私は元ネタを知らない人が読んでもある程度面白いと
  思わせるような描写や物語を目指すのが上達の方法として良いのではないかと。
  これはあくまで個人的な思いですが。


以上です。お互い文章書きとしてがんばりましょう。

2017-03-16 22:55

124.86.172.187

明日香

読ませていただきました。
私も書き始めて五年目位です。ずっと二次をやっておりました。同じですね。宜しくお願いします。

書き方を変えた、との事で以前がどんな形式だったのか分かりませんが、『――』や『……』が多めだったり、文末に『。』が無いのも含まれますか?
余韻や雰囲気を表したいのであれば、描写だけで表現した方が読みやすいです。

>>彼女と初めて会った時~
のように書き方を変えた部分に短文を含む小説にしてみた、という事でしょうか…?
なんだろう…、筋書きのように感じます。

勉強不足で申し訳ないのですが、こんな感じの小説があるのでしょうか。
なんとなくイメージは伝わります。彼女の死が悲しすぎて、勝手に涙が溢れていた、ということですよね。

私の読解力が無いだけなのかもしれませんが、最初は『少女』を使っていて最後は『私』になっていたり、吸血鬼姉妹のくだりもちょっと分かりにくいです。

主人公が妖なのか、人間なのか、真夏の暑い日に湯呑のお茶を啜っていたりで、もう少し訴えたいことを整理すれば読みやすくなると思います。
思い出も吸血鬼姉妹と混ざってしまって、一次として読んでもらいたいのか、二次ならキャラ描写割愛で理解されるのか、漫画のネームなのか疑問です。

とりあえず、ゆっくりしていってね!のキャラが浮かびました(笑)
一次創作者が読んで分かるものを、読者層を意識すればまた違った形になると思います。

読ませていただき、ありがとうございました。

2017-03-16 23:19

221.80.190.156

レー

黒とかげ様
返信という行為が、ここに自分自身が感想として書き置きするのかどうかがわかりませんのでこれでお許しください

お読みくださってありがとうございます
本当ならばきちんと見直しなどをして書き直すか、一から書くべきだったのですが今書いてる作品で手一杯なので数ヶ月前に書いたこれを投稿してしまいました
多少、変更した箇所はありますが、黒とかげ様のお言葉で更に修正が出来そうです
とりあえず、背景の描写をご指摘して頂いた通りもう少し多く、もうちょっと細かく書かせていただきます

どっちだよ、という箇所も自分で読み直し、修正したいと思います

この様な作品をお読みくださって本当にありがとうございます

2017-03-19 00:29

220.109.166.121

レー

明日香様
まだ良く分からないので、ここに返信として書き置きをさせて頂きます

この作品をお読みくださってありがとうございます

仰る通りです。多めだったりするのが目立ちますし、そこを文章化出来れば更に文量を増やせます
《少女》と《私》に関しても、他に投稿されていた物をそのまんまここに投稿するため急遽書き換えた部分なので色々混乱する箇所だったと思います。本当に申し訳ありません
他の方々がどうなのかはちょっとわからないのですが、自分は完全に独学としてやっているので恐らくそこのせいで変な癖やおかしな箇所があるのだと思います
再度読んでみて、ご指摘された通りの個所がもちろんあると思うので修正させていただきます

一人称の変更により、起こり得る前後の文章の違いに気付けなかった自分が愚かでした

ご指摘ありがとうございます
これからも、元気に頑張って書かせて頂こうと思います

2017-03-19 00:41

220.109.166.121

ご利用のブラウザの言語モードを「日本語(ja, ja-JP)」に設定して頂くことで書き込みが可能です(テクニカルサポート)。

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3,000字以内