・文學界新人賞

歴史を持った純文学系の新人賞。それらしく、というべきか迷うが、募集枚数も100枚程度と、ちょっと長めの短編といった程度のものに抑えられている。
ここでは純粋に『新しい作品』を募集しており、同人誌などへの既発表作品、および別の新人賞への応募(して落選した)作品での応募は認められていない。インターネットでの公開作も規定外であろう。ここは新しい作品をひっさげて挑戦状を叩き付けるくらいの気持ちで当たって欲しいものだ。
100枚という枚数は、実は非常に作品として完成させることが難しい枚数だ。短編の方法論では冗長になりかねず、長編の方法論では収まりきらない。そんなあわいをかいくぐって、見事な作品を書き上げてもらいたい。
ちなみにこの賞は六月と十二月の年二回募集があるので、チャンスは多く訪れる。その分、枚数のせいもあってか、応募総数は1000を越え、すさまじい倍率になっている。しかし、そのうち何パーセントが本来の意味で『小説』と呼べるものなのかは……はてさて。

PRIZE DATA

規定枚数100枚程度

関連レーベル『文學界』

主催文藝春秋


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