・執筆ソフトの編集画面体裁

フウチ

 「四百字詰め」の原稿を書こうと思い、古いバージョンのWordのページ設定で文字数、行数を共に20に設定するのですが、全てひらがなで打ち込んでいくと、一行に23文字も入力することが出来てしまいます。
 これが「四百字詰め」ということになるのでしょうか?


アキタ

 たしか“昔のWord”は日本生まれじゃないため、1行当たりの文字数を設定することができなかったような……。
 それが97かどうかはわかりませんが、まあ、古いことは確かでしょう。
 要は、ページ設定のところで「文字数と行数を指定する」の設定項目があるかどうかですね。


七味黒猫

私もそれで苦しんだクチです(^^;
一太郎か何か買うか、あるいは「ごはん!」で紹介されているテキストエディタの高機能なやつ手に入れる以外は、特効薬はありません。

句読点や読点があると字間を自動的に詰めたり、場合によっては字間を空けてみたりと、ワードの古いやつは勝手に「見栄えを良くするために」整形していきます。手のつけようがありません。
禁則処理についても詳細な設定項目を、当時私は見つけることができませんでした。

ひとつだけ、少しだけ改善できそうな方法があります。
いくらなんでも23文字まで増えちゃうのは、おそらくプロポーショナルフォントを使っているためだと思います。
「MSP明朝」とかって、フォント名に「P」がついてるのがそれで、文字によって字間が変化しやすくなっています。
それで、等倍フォントを使ってみてください。「MS明朝」とかって、「P」がついてないやつです。少しはよくなるはずです。限界あるけど。

それと(^^;
“昔のWord”って縦書きに対応してなかったような。完全に欧文の頭で設計されたワープロですから、原稿用紙なんていう日本語のためだけにしか使われない環境での快適さは考慮されてないと思います。


フウチ

 お二人のご返答に感謝します。

 七味黒猫さんのご指摘のように「P」のない字体を使ってみると、注文通り「四百字詰め」の原稿が書けました。
 前々から「P」とは何ぞや、と思ってはいたのですが。
 それでは、お世話になりました。

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