・メカアクション!

一志

人間のアクションシーンは、創作意見室を参考にしているので、書き始めた頃よりはましになってます。
しかし、機械となると(例、戦闘機、巨大ロボット)本当に擬音ばっかりになりそうなので、いい方法を教えてください。


アキタ

 ホントは書き方の問題なんかじゃないのですよ。
 書き手の頭の中にその映像は思い浮かんでいるはずです(この場合は特に)。
 それを文章化すればいいだけの話です。
 そして、その文章を通して、読み手の頭の中に映像が再構築されます。これが上手くできない場合に、その文章は「ひとりよがり」「下手くそ」と言われるわけです。
 「擬音ばっかり」になってしまうのは、悪いけど、ボキャブラリーや文章技術が乏しいからなのでしょう。結局のところ、そこを鍛えるほか無いと思います。
 
 じゃあ、どう鍛えるかというと「たくさん読む」。これに尽きると思います。


七味黒猫

マニアックなメカアクションを書く時、普通の人にはわかりにくい専門用語や造語はさけたほうが良いという話を聞くことがあります。専門用語や造語の並んだマニアックなメカアクションシーンを書いて発表すると、かなり高い確率で「言葉の意味がわからない」という指摘を受けることがあります。

ここんとこ、実は大いに疑問です。

メカアクションのある小説を読む人は、メカアクションが好きな人なんじゃないでしょうか。専門用語歓迎! 造語にフィーバー! そんな一部の人が大喜びするような描写というのは、最大級の読者サービスであり、また自分の感性に正直な描写なのではないでしょうか。

戦闘機描写でインメルマンで離脱とかHUDにSAAM表示とか対地アラームがやかましいといった単語が並んだ時、知らない人には意味不明でも、知ってる人が興奮するでしょう。
自動車アクションならば、カウンターを当てながらアクセルを一瞬離して車体を振り返し再び加速しながらS字を抜ける、といった謎の描写が好きな人には夢中になれるのだと思います。

巨大ロボットもサイズによるのでしょうけど、身長1.4キロとかそういったバカでかいのでなければ、時代劇や時代小説の描写でビームサーベルによるつばぜり合いは演出できるでしょうし、銃撃戦ならひとむかし前の刑事ドラマやハリウッド映画、ミサイルなら戦闘機や戦車の資料でカバーできるのではないでしょうか。あと、有人無人といったのも影響が出ます。鉄人28号やポセイドンなんかは、大魔神かゴジラの描写かな?

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