- 非業界人
2006/10/12 11:21
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一人称 >初心者は一人称は止めなさい、と良く言われますが、
それは「ことわざ」と同じですよ。つまり、ある意味真理であり、別の見方をすれば、全然当てはまらない場合もある、ということです。あまり気になさらず、自分の書きたい人称で書けば良いと思います。 私個人の経験では、処女作(長編)はなんとなく三人称、翌年書いた2作目(短編)は、なんとなく一人称にしました。その時点では、人称をどうするかなど、ほとんど意識していませんでした。結果が良かったのは一人称の方で、二次を通過しました。 確かに、一人称の方が少し書きにくいかもしれませんが、重要なのはテクニックよりも書く人の感性であって、人称の違いによるむずかしさは大差ないと思います。
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- お空
2006/10/12 18:40
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一人称 非業界人さんの言う通り、好き好きだとは思いますが、 私の読んだ本の中で、「一人称は結局、どこにも向かわないまま 話が終わってしまう恐れがある」と指摘しています。
それと、一人称は純文学向き、三人称はエンタメ向きかと思います。エンタメ系好きな私はあまり一人称の本には出合っていませんが…
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- しんらまんぞう
2006/10/12 22:00
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一人称 それまで小説を書いたことがない人が書きやすいのは一人称なんです。いまなら日記やブログを書いている人も多いでしょうから、なんとなーくで書けてしまうんじゃないでしょうか。でも、書けば書くほどに一人称の難しさに気づかされるのです。
まず一人称では、語り手の見たものや感じたことしか描けません。世界が小さくなりがち、です。制限が多くなる、といってもいいのかもしれません。たとえば銀行強盗の話だとして、語り手が犯人側なら、襲われる側の心理は描写できない(語り手が想像する、という手はありますが)し、たとえば行員なら犯人のことは「なんだかわからないが急にやってきた」危険な人物だ、としか描けないでしょう。 では、というので一人称の語り手がころころと入れ替わる構成にすると、また色々と難しい問題がでてきます。エンタメにも一人称の小説はたくさんあるのですが(一番わかりやすいのはハードボイルド系の小説ではないでしょうか)、事件を描くためには現場に踏み込んでいく、そのような特殊な人物にならざるをえません。あるいは刑事とか。一市民でそれを可能にするには、また特殊な状況や設定を考え出す必要があるでしょう。 ホントはもっと色々と難しいこともあるのですが(少なくとも私が認識しているだけでも色々と難しいところがあり、それでもまだ全然足りないような気がしているところです)、初心者のみならずたとえばプロでも苦労している部分はあるはず、なんです。 (たとえばある探偵物、一部だけ三人称が挿入されていて、それが微妙に問題になったこと、などがあります)
長いと怒られた(汗。つづきます。
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- しんらまんぞう
2006/10/12 22:02
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一人称
で、三人称なのですが、なぜ海さんは三人称を「客観三人称」なんて限定してしまうのでしょうか? 客観的ではない三人称だってあるし、というより、自在に視点を操作しないかぎり、三人称の旨味はなくなってしまうと思うのですが。三人称で心理描写ができない、との言葉は、キングなどを読んでも、あるいは恩田陸でも宮部みゆきでも良いですが、読んだことがあれば出てこないのではないか、と思うのですが。 むしろ「客観三人称」(じつはよくこの言葉が何を意味しているのかよくわからないのですが)というのは、神視点みたいなものだと思って考えてみるに、古い形式の小説によく見られる形式ではないかと。うまく使えれば最近は逆に新鮮かもしれません。が、何も考えずにやってしまうと、たんなる古臭い、仰々しいものになってしまいそうです。……それとも客観、というのは一切の心理を排した、ということなのかしらん。一人称ではあるのですが、アゴタクリストフの『悪童日記』は読んでも面白いし、参考になるのではないかと思います。あるいは三人称で情緒ある作品を読もうと思うなら、連城三城彦などがオススメです。って、単に私の好きな作家挙げてるだけですけど(笑。
でも、ともかく。 人称は作品が要求するもの、だと私は思いますよ。
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- 海
2006/10/12 23:34
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一人称 素人が人に読んでもらうならば、誰の心理にも入らないパターンが無難です。若しくは三人称で特定の人の心理に「時々だけ」入り込むのがいいという話でしたが。三人称でも甚だしい視点の移動を素人がやると読手はつらいとの事でした。 素人の書く一人称小説に頭に来た下読み作家さんの話でした。基本設定がしっかりして話がまとまっているだけで新人賞がとれるかどうかは疑問ですが。下手なものよりは受賞の可能性があって増しなのか……。
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- 海
2006/10/13 09:48
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一人称 初心者が一人称をやると、どうしても世に訴えたいつまらない自分の愚痴や素顔がでてしまうのかもしれません。 どうしても一人称をやるなら、結末に向かって芸術的に内面を仕上げられるように、客観的に自分をコントロール出来きるようになる事が肝要ですね。
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- え!
2006/10/13 18:49
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一人称 「初心者は三人称をやめなさい」じゃないんですか? 一人称って楽でしょ、作文と同じ要領ですし。気をつければいい点は「主人公にみえないもの」を書かないようにするだけですから。 三人称のほうがつらいんじゃないですか? 一人称と同じく、ひとつの章ではひとりの視点に統一しなければなりませんし、もし変えたい場合は、すごい技術があるのでしょう。私は出来ないのでわかりません。 それに、主人公の内面を書く場合、「○○は〜と思った」とする基本的なやり方だと硬い文になるので、一人称で書いて、そのとき絶対に「私」「僕」を省いたり。かなり気をつかいます。 三人称で楽なのは、場面がころころ変わるモノを書きたい場合じゃないですか? 主人公がいない場面、主人公に見えない場面を書きたくなってしまったら困るので、三人称にすると簡単です。うっかり一人称にすると、どうやって人にそのときの状況を語らせようか、とか、悩まないといけないので。 登場人物が純文学系よりも多く、プロットが複雑であることの多い、エンタメ系は三人称を使って書いたほうが上達しそう。
ところで近代文学ですが、三人称のほうが多いように感じます。主人公がどこまでも思案する「罪と罰」だってめちゃくちゃ三人称ですし。 ただ太宰治の一人称が印象強いからそう思われているのじゃないでしょうか。太宰治は三人称に近い書き方をする場合、主語なし文を多用するんですよね。または二人称、というか、読者への呼びかけふうにして、主格が「語りべ」になる。面白いですよね。だからどれも三人称ではない印象。 初心者なら一人称。慣れてきて複雑なものを書きたいなら三人称、だと私は思うんですけどね。
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- 海
2006/10/13 20:15
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一人称 一人称の難しい点で他に思いつく事は主人公の特徴をどうやって説明するかですね。出来るだけ早めに読者に伝えたい。自分で自分を褒める事は出来ないので、他者に語らせなければならない時は大変。 ところで、私は一人称小説を読んでいて、途中頃まで、主人公の性を、男と女と勘違いしてた事が何度かあります。地方文芸誌入選作や最近の文学界新人賞第一作の作品でです。
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- 海
2006/10/14 07:45
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一人称 太宰治の作品に拒否反応を示す人もちらほらおります。氏は芥川賞もなぜかもらえなかったわけですが。あのような一人称小説で万人から評価を得るのは奇跡に近いのではないかと思います。三島由紀夫も村上龍もいっていたけど。選考委員にとって人間の生きにくさを表現されたり、愚痴をこばされたりはうんざりだと思う。一人称はそうなりがちです。そこが良いという方もいるかも知れませんが。難しい所ですね。
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- 覇奈
2006/10/15 05:31
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一人称 >初心者は一人称は止めなさい、と良く言われますが、なぜでしょうか。
初心者が一人称で書いてみて「小説書くのって意外と簡単だな」と勘違いすることはままあるみたいです。そういった勘違いサンたちを減らす目的で「初心者は一人称で書くな」と言う人はいるかもしれませんね。 でも勘違いさえしなければいいんです。一人称でも三人称でも自分の書きやすい方法でどんどん書いていくほうがいいと思います。特に初心者のうちは完結させることすら難しかったりするので、書き慣れることがまずは大事かなと。人称やら視点やらにこだわるのはそれからでも遅くないと思うんですけどね。
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- S
2006/10/15 17:56
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一人称 はじめまして。Sと申します。
さっそく本題ですが、個人的には三人称の方が書きやすいからだと思いますよ。なぜか? 一人称では作者は語り手のことを熟知する必要があります。どのような内的な反応があるかを記述する必要があるためです。 一方三人称ではその必要はありません。内面の作用よりも、どのような反応を返すかこそが重要になるからです。 よって、三人称の方が書くのは容易ではないでしょうか?(少なくとも初心者のレベルにおいて)
もちろん三人称の難しさというのもあります。 例えばキャラクターの内面を記述しようとする。この時作者はキャラクターについて、少なくともそのシーンに置いては、熟知していなければなりません。定型的に「〜は思った」と記述すると、さらに文章としての美しさが損なわれます。 ではこれらに対して有効な手段がないか? 単純に本を読めばいいという回答があり得ます。つまり記述法の問題でしかないので、テンプレートはそこら中に転がっているのです。
一方一人称ではどうか? 一人称とはストーリーが語り手の意識上で進行していくものです。つまり、世界の見方は語り手に左右され、前述のテンプレートが存在しえなくなります。世界の表現方法は一種類しかあり得ないのです。
以上のことから、初心者が書くには三人称が適している、と言えるのではないでしょうか? オブジェクト指向的三人称初心者向論でした。
おまけ:二人称というのも存在しますが最近こちらの限定的な使い方の効果について考えています。作中人物に「あなた」に準じる人称を使わせるというだけなのですが、「あなた」という呼びかけによって読者を巧く作中に導けないかというのが狙いです。
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- え!
2006/10/16 14:29
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一人称 主格=語り部 を二人称っぽいと書いて間違えました。三人称でした。 二人称の文体は、星新一の選集でしかみたことがない……。
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- 七味黒猫
2006/10/20 19:12
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一人称
「一人称で書いているのですが、どうしても主人公以外の登場人物の視点から描きたい場面があります。部分的に三人称的に書いても良いのでしょうか」
こういった質問に対して自信を持ってNOと答えられるなら、一人称で書いてかまわないんじゃないでしょうか。
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- 名前
2008/03/14 09:01
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一人称 あのねww
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実際、近代文学の70%近くは一人称です。
新人賞作品でも一人称が多いです。