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お薦めの「小説の書き方」本
2006/10/28 01:10
萩原

マニュアル・How to本を鵜呑みにして従うだけでは、愚かと言われても仕方がない。
しかし知識として消化し、必要に応じて使いこなせれば糧にもなるのでは?

そんな気持ちでお聞きします。皆様の、お薦め「小説の書き方」本を教えて下さい。
タイトルの他、作者と出版社まで解ると有り難いです。中級者向けか上級者向けか、というような事や、お薦めする理由も是非!

How toらしくない(?)本でも結構です。小説の書き方に関して参考になる部分があれば、どのような本でも可とします(ただし資料は除く)
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りとばり
 2006/10/28 11:12

お薦めの「小説の書き方」本
あくまでも参考までに

『新・それでも作家になりたい人のためのブックガイド』絓秀美・渡部直己 太田出版 おそらく上級者向け

この本自体、既成の有名作家の表現方法を取り上げて考察する興味深い内容ですが、この本の中にコラムとして「小説入門書ミシュラン」という出版されているさまざまな小説指南書の格付けが載ってます。
これを参考に役立つ小説指南本を探してみてもいいかもしれません。

さかなや
 2006/10/28 11:19

お薦めの「小説の書き方」本
 あくまで私の個人的オススメですが。

○『一億三千万人のための小説教室』 高橋源一郎著
 技術論というよりは、小説の哲学というか心構えについての本です。
 「小説に書けるのは、ほんとうに知っていること、だけ」といったような20の「鍵」を元にわかりやすく書かれていて、普通に読み物としてもオススメです。

○『ベストセラー小説の書き方』 ディーン=R=クーンツ著
 プロットやキャラ作りなどの小説の技術についての本です。
 特に、プロットについてここまでしっかりと論じている本は他にないと思います。

○『冲方式 ストーリー創作塾』 冲方丁著
 著者の作品「マルドゥック・スクランブル」などのプロットを公開してストーリー作りの技術を解説している本です。
 キャラに否定の言葉を言わせるとリアリティが出る、みたいな知っていると便利な小技が色々載っています。

○『人は見た目が9割』 竹内一郎著
 マンガ「哲也 雀聖と呼ばれた男」の原作者が書いた人の非言語コミュニケーションについての本です。
 正確には小説の作法本じゃないのですが、演出やキャラ立ての参考になるのであげておきます。
 無能な上司は自分の席から動きたがらない、好きな男と話す女は手遊びをする、視線を逸らす仕草は嘘のサイン、などキャラ描写の参考になる例が色々載っています。

 それでは、乱文にて失礼しました。

浦戸シュウ
 2006/10/31 12:59

お薦めの「小説の書き方」本
「小説を書くための基礎メソッド」話が具体的なので、何をすればいいのかよくわかります。

ゆふな さき
 2006/11/03 16:21

お薦めの「小説の書き方」本
 アマゾンの評判がめっちゃ悪いんですが。

 若桜木さん著の「プロ作家養成塾」がおすすめです。
 基礎についてしっかり書かれています。また、よくある「書き方本」が同じことを最後まで繰り返して内容が薄い、無駄な水増しを感じるのに対し、この本は内容がたっぷりしています。
 ただ「悪い文章」の見本が(なかなかいい)ので、なんだかへこみます。私の小説の、自分でいいと思っている部分にダメ出しされてるような気分になるというか。
 ただ、「悪い文章」の見本、つまり私の思う(なかなかいい)小説にちょいと直しを加えて、さらに優れていく、(確かによくなった)状態になる様子はうっとりします。

垂れ坊
 2006/11/04 08:22

お薦めの「小説の書き方」本
 いろんなところで反響があるので、一応紹介。

「プロ編集者による文章上達〈秘伝〉スクール壱 秘伝」

「プロ編集者による文章上達〈秘伝〉スクール弐 文章王」

「プロ編集者による文章上達〈秘伝〉スクール参 書く人」

 どれも村松恒平という人の著書です。
 これは、いわゆるハウツー本とは違い、メールマガジンに寄せられた質問に答えていくという本です。どの質問も「あ〜よくあるよくある」と思ってしまうものばかりでとても実用性が高いです。ちょいと値は張りますが、見返りは大きいです。ではでは!

萩原
 2006/11/04 21:55

お薦めの「小説の書き方」本
薦めて貰った本を図書館で借りられるだけ借りて読んでみました。遅ればせながら、皆様へのレスとして一言感想をば……。
(私の勝手な判断で、初心者〜上級者のうちのどなた向けかも記してみました。)


りとばり様
『新・それでも〜』
上級者向け
これのミシュラン、とても参考になりました!やはり全体を通して上級者向け(というか辛口)のようですね


さかなや様
『一億三千万〜』
中級者向け
他の小説作法モノとは一味違う内容で面白かったです

『ベストセラ―〜』
中級者向け
心構えから技術までぎっしり詰まっていて読み応えがありました。早速自費で購入しました!

『沖方式〜』
初心者向け
立ち読みしてみました。ラノベを書きたい人には最適かなと思います。

『人は見た目が〜』
《※未読》タイトルからして興味があるので(笑)、これから探します

萩原
 2006/11/04 21:58

お薦めの「小説の書き方」本
浦戸シュウ様
『小説を書くための〜』
初心者向け
これは初めて手に取る書き方本に良さそうですね


ゆふなさき様
『プロ作家〜』
初心者〜中級者向け
新人賞を狙うのに必須の書き方本だと思いました!(アマゾンで評判悪いのが不思議なくらい……) 今度文庫で購入するつもりです。


垂れ坊様
『プロ編集〜』
このシリーズは初心者・中級者・上級者という枠を超えて、文章を書きたい人全般に通じる内容ですね。特にオンライン上の物書きは読むべきだと実感。技術面より精神面から鍛えてくれそうな本です。三冊まとめて購入しました!


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教えてもらうだけなのもアレなので(笑)、私の見つけたお薦め書き方本もいくつかあげておきます。
(引き続き皆様からの情報も募集してます。絶版本でも構いませんのでどうぞ!)

『小説家になる!』『小説家になる!2』中条省平/メタローグ
上級者向け
書き方本に興味がない人にも薦めたいほど素晴らしい本。本気で小説家を目指すなら是非。2には付録で、高レベルな小説作法指南書ベスト10が載ってます

萩原
 2006/11/04 22:14

お薦めの「小説の書き方」本
『ローレンス・ブロックのベストセラー作家入門』ローレンス・ブロック/原書房
中級者向け
ユーモアたっぷりで楽しく読めます。著者本人の作家生活と絡めてあるところも参考になります

『天気の好い日は小説を書こう』『深くておいしい小説の書き方』三田誠広/集英社文庫
中級者〜上級者向け
読み物としても面白い、くだけた語りの講義ですが、内容はハイレベル(高偏差値/笑)。哲学的な話も多々出てきます。
とりわけ『美味しい〜』は「理論」(理屈とはまた違う)が展開されていて興味深いです

『ベストセラーはこうして生まれる 名編集者からのアドバイス』ベッツィ・レーナー/松柏社
書き方本ではありませんが、小説家志望者を精神面からサポートしてくれる本です。自己分析に、もってこいの一冊。

『書く人はここで躓く――作家が明かす小説作法』宮原昭夫/河出書房新社
中級者向け
既に一作以上作品を仕上げている人にお薦めです!

紗耶
 2006/11/10 14:50

お薦めの「小説の書き方」本
こんにちは!横レス失礼いたします。
私のお薦めの「小説の書き方」本は、
成美堂出版刊行の「小説を書きたい人のための本」です。
人物設定から新人賞応募まで、詳しく説明がなされており、大変分かりやすいです。巻頭に、市川拓司さん、島本理生さんなど3名の作家さんのインタビューがあります。読んで見るだけでも面白いですよ。
中には、太宰治などの有名作家の素晴らしい作品の一部や、素人が陥りやすい失敗など、具体例を挙げての説明や解説があります。

ティスタ
 2006/11/10 17:51

お薦めの「小説の書き方」本
私がお薦めするのは、シナリオの書き方本ですが
リンダシガー『ハリウッド・リライティング・バイブル』です。
小説の書き方本には、波乱万丈なストーリーを考えろと書かれていますが具体的な技術論については書かれていません。
プロットなどを作る際にはシナリオの書き方が参考になると思います。

松野 慎一
 2009/06/27 08:55

お薦めの「小説の書き方」本
小説を書いてもっと感受性を高めようと思ったから。

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